カテゴリ:ミャンマー
ミャンマーでは,停電は日常茶飯事だ。5分ぐらいの時もあれば半日ぐらいの時もある。毎日の時もあれば,何日かに1回の時もある。停電の多い地区,少ない地区いろいろだ。
さて,この前も停電した。晩ご飯に出かけようとしたときだった。「またか」としか思わず,表に出た。「おや?」私のアパートだけが停電やん…周りの家は,明々と電気が点いている!これは,おかしい。電気代の未払い?またはアパートの電気関係が壊れた?? すぐに大家のまささんに連絡し,ルプ君たちスタッフが到着。この迅速な対応が「ジャパンアパート」のいいところだ。異国では,本当にありがたいことだ! しかし,調べてもおかしな点は見つからない。「あれ?」ふと見ると,斜め前の家も停電。これは,電柱の電線がおかしいんやな。これは,ふつうの停電やなくて,ここの電線がおかしいということだ。 で,電力公社?に連絡。ミャンマーで,土曜の晩に係の者はいるのか?…案の定つながらない。このまま一晩いくのか??…何カ所かに電話で,つながった!すぐに来るという。こういう時は,ちゃんと対応してくれるんやな。 「んん?」ふと見ると,向こうの区画も停電している。さっきまで点いてたはずやけど。私のアパートが1番に切れて,次に斜め前の家(同時やったかも知れない)で,さらに向こうの区画だ。私の並びはどこも消えていないんやけど(^_^;) 待つこと20分ほど。作業員がバイクでやって来た。「バイクなんや…」と思ったが。しかし,何も道具を持ってないんやけど(-_-;)私が持っていた懐中電灯を「貸してくれ」で,電柱を照らす。 「私1人じゃ,できん!」はい??じゃあ,このままなんか!?…ではなく,電話で応援を頼んでいた。 近所の人が梯子を持って来た。みんな近所で用意するんや(^_^;) 応援が3人来た。みんなバイクだ。持って来たのは,懐中電灯と太い銅線だけだ。これで大丈夫なんか?? 梯子から電柱に登る。 写真は高感度撮影で明るく写っているが,実際は懐中電灯だけでかなり暗い。 工事の前に,この辺りの区画の送電がストップされた。電話1本で…と言うことは,係の者が終日送電所にいるんやな。 何とも頼りない梯子。さらに電柱は,結構揺れてるやん。 左のアパートの一室は,ジェネレーターがあるのか電気が点いている。 実際は,かなりの暗がりだ。おいおい,下からの作業員の懐中電灯!適当に照らしてるだけで暗いやんか…私の照明は,広域型で1箇所を明るくするわけでない。 その時,そのアパートの住人が上からライトで照らした。なかなかいいとこあるな!ミャンマー人は,仕事をすると,いろいろと困ることがあるのだが,こんなときは協力し合うのがすばらしいと思う。 銅線を2箇所にグルグル巻き付けて修理完了。それだけで,ほんまに大丈夫なんかいな??複雑な電線で,よくそこが原因とわかったか不思議だ…送電再開。一斉に灯りが点く。周りで見守っていた近所の人々から,「お~!」と言う何とも言えない歓声が上がった。 しかし!ずっと見ていた近所の爺さんが「家は,まだ停電だっ!!」…で,また送電ストップで工事再開。垂れ下がっていた1本の細い電線を上の電線に2,3回巻き付けて終了。「ええ?これだけ!?」 しかし,適当と思ったヤンゴンの電力。電話1本で小さな1区画だけの送電を止めることができる。意外と細かいと言うことを知った。人によると電力が足らないときは地区ごとに計画停電もあるとか。本当かな? かくして街に明かりが戻った。2時間以上経過していた。しかし,私の部屋の寝室の電灯はLEDだが,壊れてしまって点かなくなった(-_-;) さて翌朝,かの電柱を見る。 この2箇所を直した。電線を寄せて,太い銅線でグルグル巻きにしただけだが,これでいけるとは驚きだ。 1箇所を拡大。以前にも直した跡があるようだが,これって… 後から直した方だが,太い電線に細い電線を少し巻き付けただけだ。何本かつないであるが,何ともすごいな(^_^;) これは別の場所だが,こんな状態は当たり前にある。どうやって識別しているんやろ??(^_^;) こんな電線は,ミャンマーに限らず東南アジア一帯でもよく見る。 以前もUPしたことがある。 → 「東南アジアの電線は…(^_^;) 」(クリックでジャンプ) 翌日も停電したが,今度は全体がふつうに停電しただけのようだ。近隣の地区の友人宅の一帯も時間がずれて停電したようだ。やはり計画停電か??情報は全く出ないが…たぶん 停電には,まだまだ悩まされそうだ。私の部屋には,停電時用のジェネレーターがあるのだが,バッテリー液がなくなっていて稼働させていない。早く買わなければ。 ↓ はげみになります。 本当によいと思われた方,クリックをお願いします!! ↓2つのブログランキングに参加しています。よろしくです。 ぜひぜひお願いします! ミャンマー(海外生活・情報) ブログランキングへ 以前からの,アジア旅行のカテゴリにも参加を続けています。 にほんブログ村 ※ 画面が完全に出るまでに消すと,カウントされないことがあります。 クリックで,本サイトへ! 本サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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