アジアを旅しよう！２号館 from ミャンマー

　今朝，タクシーで仕事に行くときのこと。なに？ミャンガイを辞めたんでは？？そうですが(^_^;)その後…それは今度に！


　シートベルトをしているドライバーを初めて見た。日本帰りのミャンマー人青年がしているのは見ているが，ふつうは誰もしない。
　この兄ちゃん，渋滞してる道ばかり通るし，時間の大幅なロスが…比較的マシな道を言っても，「その道は知らない」で行かへんし(-_-;)しかも，乗って１０分ほどは咳のしっぱなし。おいおい…


　大渋滞でほとんど動かず，乗って１時間２０分ほど。夜なら１分ほどやのに…
やっと，ダウンタウンに入った。しばらく走ると，後ろからクラクションが鳴り響く。「なんや？」いつものミャンマー特有のウルサいクラクションとはちょっと違う。続いて通行人が声をかけてくる。ドライバーが降りる。「なんやろ？？」
　パンクしてるやん！


　おいおい，ただでさえ遅くなってんのに！
　下に付けてあるスペアタイヤを外す。おっと，運転席のドアが開けっ放しやん。タイヤ止めは？してない…


　おい！どこをジャッキアップすんねん！？？「そこ違う！」と言っても，「大丈夫！」だと。アカンって。ジャッキの頭と同じ幅のとこに乗せて持ち上げている。ホイールナットを外すときに，すぐズレて落ちるやんか！もしケガでもしたら，どうすんねん。
開けっ放しの運転席ドアは，私が閉めた(^_^;)　やり取りは，基本お互い片言の英語だ。


　案の定，ナットを外すとき，締め付けが固いので全体重をかけた途端に「ド～ン！」で，ジャッキから車体が落ちる。だいたい接触のポイントが高いし車体はちゃんと持ち上がってないけど…ボディが歪んだやろな。
　それなら！と，ジャッキアップする前の接地したままで，ボルトを３つ外してしまった。残りもほとんど緩める。「アカン！」と言っても，「大丈夫！」(゜Д゜)
　で，また後ろでジャッキアップしようとする。当然ジャッキが全て上がっても，タイヤは上がりきらない。悩むドライバー…


　「だから，横側のここやっ！」と言うと，やっと横に来た。しかし，初めは全然関係ないとこをジャッキアップ。また，「違う！」，「大丈夫！」のくり返し。
やっぱり「ド～ン」落っちゃいました。「だから，ここって言ってるやん！！」で，やっと正式なジャッキアップポイントでジャッキアップ。当然スムーズに行く。
　兄ちゃん，うれしそうに私を見る。だから初めからそう言ってるし！！

　ナット締めは，確か対角線でやるはずだが，先に上２つを閉めてる。傾かないか？


　後ろのドアは，ずっと開いたままでしたが(^_^;)
　なんとか終了。「ゴメンナサイ！」で出発。約２０分のロスタイム(-_-;)降りるとき，「遅くなってゴメンナサイ，教えてくれてありがとう！」で，自分が飲むつもりだったであろう缶ジュースをくれた。
　ミャンマーを初め，東南アジアの国々では古い車が多く，故障しても結構自分たちで直してしまう。だから，みんな器用なのかと思ったが，そうでもないんやな。

　事務所まで，１時間４０分もかかってしまった…
でも，おもしろいブログネタを提供してもらったと思ったら，まあいいか(^o^)


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