うめ・まつ・むぎ＆はな・あん日記

先週、取引先に商品を現場に直接入れてもらった時のこと。

場所は大阪府豊中市である。

道が狭く入り組んでいる為、搬入トラックの大きさは２ｔ車までの指示を出した。

私も初めて行った時はかなり迷いました。

前もって取引先に地図をFAXした時に
分かりやすいルートの説明をと思い電話を入れたのだが大丈夫とのこと。

まあ、いいかと搬入日を迎えたのだが
案の定、取引先の自社便の配達員からうちの社長（夫）に電話があった。



配達員：『道がさっぱり分からないんですけど・・・。』

社長：『今いる大体の場所、目印と車がどの方向を向いてるかわかりますか？』

配達員：『え～とねぇ。コスモ石油があるでしょう。左側に。』

社長：『左にコスモ石油？』



すかさずネットで現場周辺の地図を出し調べようとしていたのだが、その言葉に

私：『へっ？』

どのへん辺りにいるのか全く分からないので左にコスモ石油って言われてもなぁ・・・。



社長：『それってどのあたりですか？町名とかわかります？』

配達員：『分かんないね～。』



かなり強気なおっちゃん。

とうとう、トラックを乗り捨てて歩き出したよう・・・。



配達員：『ここに○○病院ってあるわぁ。』

社長：『あ～。はい、今いる場所分かりました。車はどの方角　向いてます？』

配達員：『わからん！』

社長：『わからん・・・。かぁ。』



迷いすぎて東西南北が分からなくなったらしい。

かみ合わない会話を繰り返し
やっと方角と大体の場所を説明、ルートの説明もした。



配達員：『また迷ったら電話するわ～。 』と言っていったん電話を切った。


２０分くらいたってから気になったので私から電話を入れてみた。


・・・・・。
またもやトラックを乗り捨てて歩いておりました。



私：『地図って持ってますか？』

配達員：『もっとるよ～。さっき近くにおった人に教えてもらったんやけど
　　　　　　　道が狭くて車が入らんのや～。』

私：『分かりやすい道を言いますから車に戻ってもらえます？』

配達員：『ここの交差点の角に大きな公園あるで～。』


私の言葉も耳に入らず
自分のいる位置がまたもや分からない様子です。


地図があるならさっきの電話で自分のいる位置が分かってると思ったんですが・・・。


しょうがない、一から説明です。

私：『とりあえず内環状線に出て下さい。わかります？』

配達員：『わからん！』

・・・・・。


ずっとこんなかみ合わない感じでした・・・。


交差点名を出して根気強く説明したところやっと今の場所が把握できたよう。


現場までの距離はありますが、
すべて左に３回曲がったら現場ですよ。とルートを再度説明する。

配達員：『最初は右やね！』

私：『いえ、左です。』

配達員：『○○○ってお店の見えるほうへ曲がるやろ?』

私：『それは右に曲がったらあるんで、反対です。』

配達員：『○○○ってお店と反対へ行くんか?』

私：『そうです～。反対です。』

配達員：『ほ～ん。そうか。そやけどややこしい道やな！』

私：『そちらの社長さんに分かりやすい道の説明しましょうか？って電話したら
　　　　　番地で行くから大丈夫ですって言われましたけど・・・。』

配達員：『わはははっ～。かなわん社長やなぁ。適当なことゆうて。なぁ？
　　　　　　　まぁ行ってみるわ。じゃぁ。』


と、電話をきりました。　正直、とても不安です。


５分後、電話が鳴りました。

無事、到着。
はぁ～。よかったぁ。


私、この一件に４０分ほど費やしました・・・。





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