就活
「WEDGE」の4月号。巻頭特集は「就活が日本をダメにする――不満続出するリクルートのビジネスモデル」大学生のインターンシップを採用しているので何か人事ではなく、雑誌の内容を見ました。「人気企業ランキング上位50社にまとめてエントリー」「今しかエントリーできない企業もあるので、気になる企業はまとめてエントリー」就職ナビサイトにはエントリーを煽る表現が並ぶ。学生が大量にエントリーしたところで、企業の採用数は変わらない。何十社と連続して落とされることで、学生は社会に出る前に自信を喪失する。企業も大量に落とす作業が必要となり、選考そのものに時間をかけることができなくなる。学生も企業も大学も疲弊する就活の実態。自分たちが大学生の時は分厚い企業情報本が届きエントリーも手書きだったため、きちんと提出できるのはせいぜい10社程度・・。今考えれば非効率なんですが、この記事を読むと、逆に効率良かったんじゃないのなんて思う面も。あくまでも就職ナビは手段のひとつと認識して活用できれば問題無いと思うのですが、50社エントリーするのが目的、内定とるのが目的、就職するのが目的、そんな風になっていくと何をやりたいのか、自分に何が出来るのかなんてコトは考えられなくなってしまうような気がします。どれが手段で、何が目的か。見極める力が問われている気がします。