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テーマ:今日の出来事(292966)
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映画「マザー・テレサ」を見てきました。
実は、先日読んだ本に マザー・テレサのことが偶然にも書いてあって 何だか気になっていた矢先のことでした。 「真の成功とは何か…世界の間違った基準から見たら マザー・テレサは完璧に失敗者だ。 ほとんど貯金を持たず、仕事上の肩書きもなし、 快適なオフィスもなかっただろう。だが、彼女は 自分が成就したことに満足して、 心安らかに息を引き取ったはずではないだろうか」 (「億万長者に弟子入りして成功する方法」ね) 映画は…マザーの、深い深い慈愛がみちみちている感じで、 「自分が何のために生かされているか」を理解しているものの強さが 伝わってきました。 自分がなにをするためにこの世に生を受けたのか… それを遂行するために、誰になにを言われても信念を曲げず、 どんな困難にも苦しい顔ひとつせず、 まわりの人をファンにしてどんどん巻き込んでいく姿勢。 自らの使命を信じきって行動すると、あそこまで道が開けるものなのか。 まるでモーゼの十戒のように。。。 ぼろぼろ涙が出てきました。 確かに、ひとの基準(見栄とも言いましょうか)で見れば、マザー・テレサの 状態は惨憺たるもので、お金にもファッションにもパーティにも興味を持たず、 毎日毎日終わることのない地味な、過酷な体力仕事をただ黙々とこなしている… でもそれこそが彼女の「使命」、そう信じていたからこそ、あれだけの 共感を得、感動を人々に与えることができたのでしょう。シンパを 集め、お金を集めることができたのでしょう。仕事に対する真の情熱と 愛情、そしてゆるぎない確信…それがまわりを動かしたんだろうなぁと いう気がします。 そして、とにかくできることから少しずつ手をつけようとするマザー。小さな 一歩が、もう少し大きな次の一歩を手繰り寄せてくれ、結果としてそれが 大きな行動につながっていったんだと思うのです。 わたしはこの映画を、一歩引いてビジネス的な観点で見てしまい ました。もしかしたらこういう理解のし方に眉をひそめる方も いるのかもしれませんが、それでも気づきの多い映画でした。 何よりも本当に心を打たれました。おなじ人間にこういうひとがいるのかと… ひとは、どこから来て、どこへ行くのでしょう。 わたしは、何のために、なにをなすために生かされているのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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