カテゴリ:パパを想って・・・
昨日、辰吉の復活ドキュメントがテレビで
あっていた。 若かりし頃私をわくわくさせてくれた 私のスターの一人。 興奮状態でテレビの前をぶん取ってみている私に 姫の一言。 「このおじさん誰?」 そっか~そうだよね、辰吉知らないか・・・ 年取ったな~とか パンチ遅くなったな~とか いろいろ思うことはありましたが 男としてやっぱり素敵でした。 頑張るおじさん(失礼?)をみてパパの姿とどうしても ダブります。 周りからはもう無理だと言われてても 身体を酷使して限界を超えて挑む、そんな人。 うちのパパにお前は何者?と尋ねたらきっと 「俺はレーサー」だと答えたでしょう。 家も貧乏でお金がかかってしまう夢ばかりを持っていたので 沢山お夢をあきらめざるをえなかったけど 最後まで捨て切れなかったのが車とバイクでした。 そして30代最後のわがままと ライセンスを取り4輪のレーサーになりました。 15キロの減量、トレーニング。 お金が無いのでレース用の車も自分で作りあげ、メンテも全て自分。 世間からはとっくに終わってるやろって言われても 頑張る姿がダブります。 根性でなんとかしてみせるって・・・ 辰吉の奥さんへの質問 生まれ変わっても辰吉と結婚したいか? もちろん。何度でも。 誰にも渡しません。 この答えに泣けた。 辰吉の奥さんとして苦労も沢山あっただろう。 でも彼女は、いつも笑っている。 幸せそうだ。 彼は私じゃないとダメだから。 私もパパみたいな人と結婚して苦労ばかりさせられてと 周りによく言われた。 でも、私は自分の好きなことを一生懸命にやるパパが 好きだった。 パパは私じゃないとダメだからと思っていた。 あなたなら辰吉を(ボクシングの試合をすること)止められるか? (命の危険が伴う現状なので) 私なら止められる。と笑っていた。 私はパパが死んだ後、義母に責められた。 せりかさんならバイクに乗ることやレースに出ることを 止められたはずなのにと。 私なら止められたと思う。でも止めようとは思わなかった。 パパがパパで無くなるから。 そして止めなかったことを後悔はしていない。 パパがパパらしく生きて死んでいったのだから。 いろ~~んなことを思い出しながら 涙しながら見た、昨日のテレビでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|