カテゴリ:パパを想って・・・
部屋の片づけをしていました。
ずっと開けることの無かった段ボールを開けました。 パパの仕事関係の段ボール。 死別後7年半たってようやく開けてみようと思いました。 納品書・領収書・料金表・ボールペン・名刺などなど パパがお店手使ってい事務用品の箱でした。 思わず手が止まった本が1冊。 自己破産のやり方の本。本当に厳しくて自己破産を 考えてた時期に私が買った本。 本の表紙を裏返してつけていました。 私は自己破産するしかないと思っていました。 その日食べるものも買えず、家賃も払えず お金が入っても右から左に借金返済へと 消えて行く日々。 そんな苦しい期間は長かったな。 ふと、パパのお店が見たくなりました。 海沿いの隣町です。 お店の近くの山は桜の名所の公園があります。 パパとお店を閉めて2人でバイクで花見をしました。 あの日のように今日は暖かく、 そうだ!桜を見に行こう!ということで 姫と花見に行きました。 弁当を途中で買ってまずは、パパのお店を見て・・・ え??無い。お店が跡形もなく無くなってる。 パパのお店と隣にあった材木屋が無くなり コンビニになってました。 かなりショックでした。 3~4か月前に近くの中学でバレーの練習試合があった時には まだあったのに・・・ 姫と古い建物やったしねと自分をなんとか納得させる言葉を 言い続けましたが本当に凹みました。 どよ~~んとした気持ちのまま車を走らせ 花見の山へ・・・ 途中途中の神社や家の庭には桜が咲き誇っていました。 が。。。山の上の思い出の場所は、桜がほぼ散り 葉桜状態。 しかも若者たちがバーベキューで煙モクモクで騒いでいて 車から降りる気もなくなりました。 姫が、パパといった海に行こうかというので 海に行きました。 遠浅の海は穏やかで姫とお弁当を食べながら この海で泳いだこと、殿がクラゲに刺されたこと、 きららを散歩しにつれてきてたこと、 花火大会の花火を見たこと 忘れていた想い出を沢山思い出すことができました。 海の風にあたったせいか、精神的にまいったせいか ものすごく疲れてさっきまで昼寝してました。 思い出の品、思い出の場所、そして頭の中の思い出が 交差してパパが死んでしまったのがついこの前のような 7年半という時間はあっという間だった様な気持ちになりました。 桜は散っていたけど、あの場所を姫は知ってるといいました。 多分パパと来たと。 姫も連れて行ってもらっていたのかもね。 ちょっと切ない1日となったけど 姫と沢山パパの事を話した1日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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