第一志望の高校の進路担当の先生と
部活顧問がが中学に来られて校長室で
特待についての話し合いがありました。
最後まで迷っていた２校。私もどちらを選ぶのが
殿にとっていいのか、もう何か月も考え
高校にも何度も足を運び、多くの人に相談しました。
でもやっぱり一長一短で相談した誰も（私も）
答えは出せませんでした。
殿の為にどっちの方がいいとは選んでやれないと・・・
希望する高校の条件
１ 自宅から通える（第一条件）
２ 県大会を目指せる強いチーム
３ きちんと指導して下さる顧問
４ 高めあえるライバル
５ 良き先輩
６ 落第せずに卒業できる
７ 面倒見がいい学校
A→第一志望校（大学の付属のスポーツが盛んな進学校）
B→第二志望校（調理科の定員数が日本一の高校）
１ ＜寮生活はしない。自宅から通える＞（これが殿の第一条件）
A・JR快速で２０分くらい。駅から学校は徒歩１分。
B・乗り換えが必要でバスでもJRでも１時間程度。
帰りは、バスなら最終に間に合わないし、
JRの乗り継ぎの関係で１時間半くらいかかるかも。
車だと２０分なので私が迎えに行ける時は
行くことも考えている。
駅から徒歩５分くらい。バレー部練習場の体育館は
学校の敷地外なので毎日学校終了後移動。
学校から徒歩１０分くらいの所にある。
２ ＜県大会を目指せる強いチーム＞
両校 現在は強くないが再建を強く望んでいる。
A・数年前まで強豪校だったが、顧問が練習につけなかった
５年の間にシード権を落しすっかり弱くなったが、
来年は県大会出場を目指す。
B・殿以外に５人特待生の声かけをしてる。
数年前、私学大会で全国大会に出た。
男子バレー部の再建を顧問が強く望んでおり
来年度、県大会出場の勝負をかけたいとのこと。
３ ＜きちんと指導して下さる顧問＞
今弱くてもいい顧問がいれば自分たちの
頑張り次第で強いチームにすることはできる。
A・ベテラン あと５年で定年。顔が広く人望が厚い。
面白く面倒見がいい。
顧問以外に２人コーチがいる。他高校にも顔が広く
遠征や練習試合も多くできる。
B・若いイケメン ２７・２８歳？高校生に混ざって練習してるが
言わなければ高校生に見える。いい人。
上から教える感じは無く一緒に楽しみながら教えてくれる。
指導者は顧問一人。顧問と言うよりお兄さんみたいな感じ。
４ ＜高めあえるライバル＞
A・体験の時に同じ思いを持つライバルと出会う。
また県大会出場のエースなど各中学を
背負ってきたエース級の選手が入部するのでは
ないかと思われる。
B・誰が来るのかはまだわからないので不明
５ ＜良き先輩＞
A・優しい先輩方ばかりのよう。カリスマ性のあるような
憧れる先輩になりそうな人はいないが、
チームワークもよく可愛がってもらってる。
B・ずば抜けて上手なエースの先輩がいる。←かなり面白い人。
楽しく優しい先輩たち。
技術的に殿より上手い人は、現エース一人だけ。
入学すれば殿は２枚エースの一人として即戦力。
６ ＜なんとか落第せずに卒業できる＞
A・普通に一般入試や専願入試で受験しても絶対に受からない
普通科の偏差値は、殿の偏差値より１０くらい高い。
特進クラスになると殿の偏差値の２０以上高い。
スポーツ特進クラス（野球部・サッカー部が殆ど）
になるので勉強できない子もいるらしい。
その子のレベルにあった教え方をすると言われたが
どのレベルまで面倒みてくれるのか分からないので怖い。
一生懸命部活も勉強も頑張っていれば顧問が責任もって
進学・卒業まで面倒みるとのこと。
大学の付属高校なので大学まで行けるかも？？？
大学のバレー部は結構強いらしい。
B・調理科。興味のある分野。
普通に受験しても合格できると思われる
殿が学力的に無理のない高校。
卒業と同時に調理師免許がもらえる。
学力の低い高校のため大学に行く事は無理。
高校と大学のパイプはないので指定校推薦などもなし。
卒業後の進路は、６割調理関係（病院。介護施設・学校等が多い）
４割それ以外。（多くは工場・製造業）
７ 面倒見がいい学校でそういう先生がいて
様子がよくわかり雰囲気のいい学校 （私の希望）
A・１学年数十クラスのマンモス校
学校・先生方の熱意を感じる。
生徒たちがきちんとしている。
野球・ソフト・バスケ・空手・水泳等
全国大会出場の部も多く
部活にも力を入れている。
男子が多い。スポーツ特進クラスは男クラ。
進路指導の先生、部活顧問しかわからないが
厳しいが熱意があり面倒見がいい印象。
在校生や卒業生の保護者・中学の先生方に聞くと
学校の評価はかなり高い。
B・小さい学校でかなりアットホームな雰囲気
先生と生徒が非常に仲が良い。
田舎という事と土地がらと調理科ということが
関係してるのか、ちょっとやんちゃな子もいる。
高校をやめる生徒も結構いると聞いた。
元女子高なので女子が多い。
校長をはじめ先生方が親切で感じがいい。
バレーの事だけ考えれば、A
将来の選択肢が多いのは、A
学力の事考えれば、B
そして殿は決断しました。
殿は、即決でAの第一志望の高校を選びました。
もう心の中で決めていたそうです。
どちらも特待ですがどちらも入学試験があります。
特待で受験して落ちた人は聞いたことが無いと
みんな言いますが、、、
入試の点数があまり低いと落ちる事もあると
Aの先生に言われました。
試験は６０点満点の国・数・英の３教科
合計１８０点。
Aの最低合格ラインは、半分の一教科３０点×３の
合計 ９０点。
果たしてそんな点数を殿が取れるのか？
いや取れないでしょう。
この相談は何度も何度も高校の先生としましたので
この高校の過去問題集をくれました。かなり難しい問題。
殿にとってかなりの挑戦です。
でもやっぱりこの高校に行きたいそうです。
高校に入って勉強で苦労するのもわかってます。
それでも行きたいそうです。
考えたくありませんが
もし試験でAが不合格だったとしたら
その後一般で受験しても絶対に合格できる高校では
ないので、その時は特待生ではないけど
Bの高校を一般受験しよう。そう決めました。
二人で沢山話した。
二人で沢山悩んだ。
結果はどうであれ、殿が選んだその道に行けるよう
１月２２日の試験までせいいっぱい頑張ろう。
