楽しい未来のために

短大生になるとお小遣いはあげなくていいのだろうか？
知人は、学費は払うが、小遣いはあげておらず
携帯代や交通費は子供のバイト代から出さしてると聞いた。

短大って結構忙しいから、そんなにバイトできるのかな～。
自宅生と一人暮らしとまた違うだろうけど
小遣いをあげてる人は、どのくらいあげてるのかな？
４月からの支出のめどがわからずちょっと不安です。

そして先日、姫がこんな事を言った。
「ママ～、私立の高校に行ってごめんね。
　高校代（学費）働きだしたらちゃんと払うね。
　それから、短大代と携帯代と自動車学校代も払うね。
　少しずつしか払えんけどママが老後困らんように
　ちゃんと払うね。」と

わが家が貧乏母子家庭である為に悩ませてしまった
姫の中３の志望校決めの事を思い出しました。
姫は、公立高校に落ちてしまった時からもしかして
ずっと学費の事を考えていたのかもしれないな。

殿にも
「殿も私立でお金かかるんやけちゃんとママに返さないけんのよ。」
と言ってました。
殿が「姉ちゃんと違って俺 特待やけ、
　　　そんなにお金かからんちゃない？」というと
「制服代とか交通費とか結構いろいろかかるんよ。
　大学まで行くなら大学代も返さないかんよ。」って。

ずっと前に姫に話した事があります。
高校までは、パパが残してくれたお金でなんとかなる。
でもその後は、ニートとかうちは無理やけん。
自分で働いてちゃんと稼がんとねって。

姫も殿も勉強好きじゃないし、高校卒業したら
就職するだろうな～と漠然と思っていたまだ二人が
高校に行く前のことです。

パパが死んでからの数年間
それまでの極貧生活と同じような生活をしていました。
残してもらったお金は、パパの事業の
借金返済で殆どを使いました。

いつまで残りのお金があるのか不安で不安でたまりませんでした。
でもね、私もいつ死ぬかもわからないし老後の心配しても仕方ないし
今、この子たちに必要なお金は使おうって考え方を変えたら
少し気が楽になって母子家庭だから父親が死んでるから
可哀想な生活をしてると思われないくらいの普通の生活を
送ろうと思えるようになりました。

子供たちは、何気なく発した私の言葉の数々をちゃんと
心に留めていてその時々に子供たちになりに考えているのでしょう。

私立高校・短大・大学にお金を使ってしまうということは
私が一人になってから使うはずだった生活費等も
足りなくなるというふうに考えたのでしょうね。
もともとそんなにお金無いし(笑)

でもまぁ、今のところ定職もあるし、住む家もあるし
なんとかなるかな～と思っている。

親のお金で当たり前に高校や大学に行かせてもらい
私たちが子供のころには無かった携帯代を払ってもらい
ありがたいと思うことも無く、大人になったり
いとも簡単に学校を辞めてしまったりする子も沢山いる中で
こんな風に考えることができる姫は、ちゃんと育っているなと
安心しました。

私もまだまだ働けるので
取合えず、学生の間はお金の心配はせず
しっかり学んで欲しいと思います。