紺碧の海と空

　ついさっき。｢真夏のオリオン｣という来年公開予定の映画が潜水艦モノだという情報を知り調べてみた。したらば、

　

　｢雷撃深度一九・五｣
　これが原作だというじゃありませんか。

　タ、タイトル変えすぎじゃないすか…？

　脚本にあの福井晴敏氏。…どれだけ中身いじりますか？概要読んでると結構いじってませんか？
　自分は配役より話の筋のほうが気になる。

　これはもともと戦争末期にあった本当の戦闘を元にして書かれたものです。なので日米とも艦名そのまま使ってます。ただ登場人物だけはご本人の名前をうま～くもじって仮名に(日本人のみ)。結構有名な話です。この件で潜水艦長はアメリカの軍事法廷に招かれてますし、撃沈された米艦船の艦長は有罪となり、その後自殺しています。
　…できればそのまま余り手を加えず映画化して欲しいもんです。

　映画の説明見ていると、｢駆逐艦相手に｣となってますが…原作では重巡洋艦。テニアンに原爆を輸送した船です。これは外せないでしょう。話の軸です。それに｢伊77｣と｢伊81｣がひっかかる(100番台、付け忘れですか？)……ふ～ん。殊勲艦、使いませんか。終戦まで生き残った数少ない船を。同期の親友は別にして、僚艦は…いない筈。あくまで単独行動な潜水艦。
　あんまり組み立てなおしすると、原作の意味がなくなるんじゃぁ…
　(永井少将でるのかな。倉本艦長より操艦うまいってどうよ？といいたくなるが。主役が永井さんなのか倉本さんなのかが微妙。)
　しかし。なぜに｢潜水艦｣。池上氏は他にも潜水艦モノ書いてらっしゃるがなぜに｢雷撃深度一九・五｣。｢潜水艦｣で福井氏がきてよくアノ人こなかったな…(笑)
　｢ミッドウェイの刺客｣もオススメだけどなぁ。

　映画。公開されたら見に行きたいけど。そのうち公式サイトできないかな…