紺碧の海と空

　昨日、白老までドライブに行ってきたんですが。
　他に予定を組んでいなかったため（苦笑）、どこ行こうかと地図とにらめっこ。
　幸い時間はあったので、前から気になっていた「地球岬」に行くことに。

　実は室蘭の街は苦手でして。というか街中を走るのはあまり得意ではありません。室蘭、間違うんですよ、道を…いつも通ってる道でさえ間違う有様で。そしてスピード違反で捕まったことがあるんで…；；

　地図にある道道を、道なりに進んだんだけど、どんどん狭くなり小山の斜面にある住宅街をぬうように進んでいく。行けども行けども「岬はどこだー」な状態で…しかし対向車も後続車もなし。（この理由はあとで判明）

　何分走っただろうか。やっと開けた場所。


　

　「トッカリショ」と書かれていました（看板に）
　「トッカリ」はアイヌ語で「アザラシ」。アザラシ、見えるんだろうか…（アイヌのお話が書かれてたんですがきちんと読まないバカモノ）

　しかし地球岬はまだ先…

　狭い道くねくね登ってきてちょっとうんざりだが…もう少しだ相棒（愛車）頑張れ。

　「水平線が丸く見えるよ。一回見といで」と、母が友人に言われたそうで。本日晴天、綺麗に見えそう、カメラも退院してきたし。

　そう、一台も車とすれ違いもしなかったのに、駐車場には結構車が。途中、町に降りられる道路があるようなんだけど。

　まあ、まず見に行きましょう。

　


　ああ、確かに。
　
　なんていうのか　「すごい！」という感動ではなくて、
　「ああ、ほんとだ、まるいね」という感想。

　写真では分かりにくいんですが…

　

　後ろは市街地だから360度ではないけれど、展望台から見る水平線は弧を描いてる。見えてる半島は恵山。私が住んでる道南。

　
　
　
　灯台の白が碧い海に映える。暑かったけど満足。


　下の売店で、「毒まんじゅう」なるモノが…6個入りで、その中のひとつが「はずれ」という、いわゆる「ロシアンルーレットまんじゅう」。何が入っているのやら。
　で。帰りのルート。再びグネグネ帰るのが嫌で、店のおじさんに聞いてみたらば衝撃（？）の事実が。
「あの道は誰も通ってこないよー。生活道路だもの。狭いでしょ？出会い頭の事故が多いんだよ。でも室蘭の道が悪いわけじゃないんだよ」
　マア、ソウデスネ。
「地球岬って案内板なかったしょ？」
「白老のほうからイタンキ通って来たんですけど…」
「だったら素直に地球岬の看板に沿って、母恋駅から来るのさ。そもそもイタンキ通るのが間違い。観光バスどこ通ると思う？すれ違えないでしょ」
　ああ、ソウデスネ、あんな道ムリデスネ…
「ここから右、左！それで母恋駅に出るから。ここからどこ行くの」
「函館に帰ります」
「だったら白鳥大橋通るんだね」
　ごめんなさい、通りませんでした…（橋コワイ）
　
　教えてもらった道はそれはもう平坦でした。安心でした…
　でも、来た道にも小さな看板がところどころにあったんです。
　他にも通る人がいるって証拠ですよね。
　正直、すごいところに人住んでるなーと言いたくなる場所だった。
　下から見上げる場所があれば、写真に撮っておきたかった…


　

　振り返って、見渡す。
　白鳥大橋はまだ左側。遠くには有珠山と昭和新山が見えます。

　暑いせいか、帰りはものすごい睡魔に襲われ大変でした…