海風に吹かれて

７月２８日（月）。

マキタさんとミッちゃんトコ　『会津里花の日』。

マキタさんトコで毎月第４月曜日の定例ライヴ『会津里花の日』。
毎回ゲストを迎えて行われていて、今回は『ＣＹＤ』さんの登場というのでおじゃました。

ＣＹＤさんは、知る人ぞ知る全国規模の『戦うオヤジの応援団』ＳＰ静岡支部のリーダーで、
オレと同じように、青春時代にフォークソングとギターを愛して過ごし、
今でもその熱い気持ちを持ち続けている永遠のギター少年である。

ＣＹＤさんのライヴは初めて聞くが（ライヴ自体が初めてらしい）、
なんと！オレも大好きな、中川イサトのナンバーを並べてくれた。
しかも、インストではなく唄である。

さすがにオレも中川イサトの『唄』ってのは聞いたことがなく、
五つの赤い風船でコーラス程度にそのお声を耳にしたにすぎない。
さすがＣＹＤさん。実にコアな部分をついてくる。

本家の唄を聞いてないので比べようがないが、
ＣＹＤさんの渋く低い声と語りかけるような唄い方に見事にマッチして、
まるでＣＹＤさんの唄であるかのような感じがした。

ＣＹＤさんのオリジナルも披露され、娘さんのことを唄った唄に、
満席の客席の中には思わず涙する人さえいた。

やはりあの時代を生き、あの時代の唄を聞き、その唄と共に青春時代を送った人は、
しっかりと地に足が着いた唄を唄ってくれる。
オレも同じ時代に生きたひとりとして勇気づけられた。

里花さんはといえば、このところライヴをかなりの本数こなしてるだけあって、
間違いなく腕を上げていることが見て取れた。

里花さん独特のお客さんマキコミ型ＭＣも健在で、
ますますそのパワーは衰えを知らない様子だった。

９月２２日（月）の会津里花の日のゲストは、
わたくし、森下よしひさが務めさせていただきますので、よろしゅう。

　　　

４日連続、それぞれ違うジャンル、違うシチュエーションのライヴを聞いた。

ライヴ（ナマ）というのは本当に勉強になる。
これからもいろんなライヴに足を運び、
良いものを貪欲に吸収して自分の音楽に生かしていこうと思う。

今年は文字通り、暑い夏になりそうだ。