昨日は、『谷津山村まつり 2008秋』 というイベントで唄わせてもらいました。
場所は、谷津山のふもと沓谷にある 「陸軍墓地公園」。
10時に現地入りして設営、午後3時頃まで午前と午後の2回のステージでした。
このイベントは、静岡市中心部にある谷津山に関わる人たちのネットワークを広げ、
谷津山の再生事業に資するを目的として、毎年春と秋に開催されているお祭りだそうである。
静岡市の中心部に位置し、誰もがその存在は知っているのに意外と詳細は知らない谷津山。
実はオレも谷津山には足を踏み入れたことがない。
聞いてみると、近年は放置された竹林に丘陵全体がおおわれ、
季節感の乏しい山になってしまっているという。
そこで、多くの市民が憩える緑豊かな谷津山の姿を取り戻すために、
2006年4月に 「やつやま友の会」 「都忘れの会」 「みどりの谷津山村を育てる会」
の3団体で 『谷津山再生協議会』 なるものが設立され、
放置竹林を整備し、里山としての景観づくりや治山治水に配慮した里山づくりを目指すと共に、
学校が行なう環境学習や自然観察会などの支援も行なうようになってきたということだ。
この日は、「だがしや楽校・まちなびや」さんの共催もあり、
子供たちも大人たちと一緒になって楽しい1日を過ごしていた。
午前中はなんとか持ちこたえた空の下でのライヴだったが、
午後からはパラパラと降り出したため、テントの下で聞いてもらうことになった。
それにしても、谷津山に対するみなさんの取り組む姿勢にはただただ脱帽するばかり。
誰のためでもない、谷津山と子供たちの将来のことを真剣に考えていることが
まっすぐに伝わって来て、また新たな勇気をいただいたような気がしました。
谷津山再生協議会のみなさん、オレを呼んでいただいてありがとうございました。
あいにくの天気の中にもかかわらず、
オレの唄を聞いてくれたみなさん、ありがとうございました。