昨日は、アイセル向かいの静岡農政事務所駐車場で行なわれた、
『 だがしや楽校・路地裏まつり 』 に参加させてもらった。
ここ1年間の「だがしや楽校」の活動の総決算、
講座「だがしや未来考」の第5回目として実施され、
講座に参加された方々が思い思いの自分店を開店していた。
おでん屋さん、たこ焼き屋さん、綿菓子屋さん、ポン菓子屋さん、パン屋さん等々。
メンコやコマ回しなどの昔遊びのお店や駄菓子屋さん。
オレは、そんな立ち並ぶ店々の末席でフォークソングを2時間ほど唄わせてもらった。
いろいろなお店の中でダントツ人気があったのは、やはり綿菓子屋さんだった。
11時に開店すると知らぬ間に長蛇の列。
その列は、14時の閉店まで途絶えることはなかった。
オレはといえば、遠巻きに聞いてくれる人や一緒に口ずさんでくれる人もいて、
ここでもまたまたフォークソングの強さを思い知らされた。
特に子供たちに人気(というか、からかわれてたにすぎない)があったのはうれしかった。
かつて子どもの多くが通った<だがしや>。
そこは子どもたちの社交場であり、お小遣いを使ってみる消費の場であり、
人間関係を学ぶ場であり、いわば社会の入り口であった。
そこで社会のあれこれを身につける場でもあったような気がする・・・・。
今は、遊び場も減り、家の中でテレビゲームをするのが関の山。
そんな遊びからは、社会のルールや命の尊さを学ぶことはとうてい無理だ。
こういった活動に参加することで、
あたりまえの “ 何か ” に気づくことができる人は幸せだと思った。