先日、海風のふたりで東京のフォーク酒場めぐりをして来た。
「 めぐり 」 と言っても2軒しか行けなかったが・・・。
まずは、いわゆる " フォーク酒場 " の元祖、
JR神田駅北口を出て飲み屋街の一角地下にある、
『 フォーク酒場 昭和 』。
ここへはオレも3回 (内1回は満席で入れず) 来たことがあったが、
なにせいつも満席なので、今回は18:30に予約しておいた。
店内はカウンター席が10席ほどとテーブル席が5卓の細長いスペースで、
奥にドラムセットとアコギ2本を置いた小さなステージがある。
18:30ジャストに入店すると、さすがにまだ早い時間らしく俺達が口開けだったが、
しばらくママさんといろいろ話してるうちに、あっという間に満席!
そのほとんどが常連さんらしく、年代は圧倒的に40代~50代。
それぞれの人たちが一緒に来たわけじゃないのに親しげにあいさつを交わしていた。
入店順に1グループあたり2曲ずつステージで弾き語りができるシステムで、
海風は最初の入店だったのでなんとか一順して2回のステージを許された (汗)。
満席状態からの順番待ちなので2回目が回ってくるまでに約1時間ほどを費やした。
この夜は三島からわざわざ来た常連さんや静岡市に住んでたことがあるお客さんがいて、
東京のド真ん中だというのに地元ネタで盛り上がってしまった。
そして2軒目は、JR池袋駅からサンシャインへ向かって徒歩10分弱のビル2Fにある、
『 70's フォーク酒場 亜古木』。
カウンター席が15席位とテーブル5卓ほどの長方形の店内の一番奥に、
1坪ほどのステージスペースがあり、
壁には数本のアコギや昔のLPジャケットが飾られていた。
こちらもこの夜は常連のお客さんの合同誕生会とかで、大いに盛り上がっていた。
その中にはどうやら 『 戦うオヤジの応援団 』 の方々も含まれているらしく、
高価そうなマーチンギターがちらほら見受けられた。
このお店はオーナーが秋田県出身で秋田料理がメニューを飾っていた。
その中でもオレは 『 いぶりがっこ 』 という、たくあんの燻製が最高に美味かった!
こちらも 『 昭和 』 同様、順番に2曲ずつステージができるシステムだったが、
静岡市からわざわざ来たことを知ったオーナーが気を遣ってくれて、
それほど間を置かず海風に2ステージを与えてくれた。
「 もう1ステージ! 」とオーナーからせがまれるのを申し訳ないと思いつつ、
『 70's フォーク酒場 亜古木』 を後にしたのが11:30頃。
都心のフォーク酒場には平日の夜だというのにいつまでもフォークソングが唄われていた。
※ 写真 上が 『 昭和 』。下が 『 亜古木 』。