『美人の日本語』
10月に入って、ようやく秋めいてきた今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうかさて、秋の夜長と言えば、やはり読書てなわけで、今回はちょいと紹介したい本がある。それは…、『美人の日本語』 山下景子著 幻冬舎発行 1,470円。《一日一語、口にするだけで綺麗になる365の言葉》と帯に書いてある。今や忘れ去られようとしている美しい日本語の数々を、一日一語形式で4月1日から3月31日まで365語、それぞれの言葉が著者のやさしい語り口調で綴られている。たとえば今日10月4日は、「秋茜(あきあかね)」…赤蜻蛉(あかとんぼ)という名前の蜻蛉がいるわけではありません。胴が赤い蜻蛉の総称で、秋茜もその一種です。ほかには、夏茜、深山茜、姫茜、舞妓茜などがあります。…という感じで一日一語が1ページずつ書かれていて、とても読みやすい。実はこの本、ご存知ピアノ奏者のmayuちゃんが、9月のやまぼうしライヴの時に紹介した本なのだ。(mayuちゃん、すんません)でも、オレも購入して非常にいい本だと思ったのであえて紹介させてもらった。みなさん、秋の夜長にいかがでしょうか?