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ふと目があった瞬間、
随分年下の同僚に「かわいい~」と言われ 何故だかわからず、そして思い当たり 苦笑した それを喜べない自分に、心の中で。 全盛期のジュリア・ロバーツが にっこり口角をあげながら インタビュアーに食ってかかっているのを見て 訓練され尽くした「笑み」に 苦笑した 心の中で。 私も一時、訓練されたのだ。 だから、その系統の人達が微笑んでいる姿を見ても 私には空々しいとしか思えない。 しかも私は実体験の上に、訓練をさせられていた 山道での挨拶は危険防止のため 細い危険な道を見知らぬ他人とすれ違うとき 自分に敵意がないことを相手に知らせ 緊張感を和らげるために必要なのだ それは、なんの武器を持たなかった幼い私が 周囲からの極度の緊張感から解き放たれるために 自然に身につけたことなのだ そうすれば、 にらみつける相手の戦意を消失することができると 幼子だからこそ、 身につけることができたワザだったのだ 取りあえず 笑み を かわいいのでもなんでもなく 自分を守るために 口角をあげる 笑み を お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004/07/27 11:51:58 PM
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