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これだけ生きることが出来るっちゅう
ぽじてぃぶな数字とちゃうんか? 番宣のタイトル見たとき、 ようやく、早期発見がいかに有効かを示し 癌の言葉は命を脅かす言葉ではないと やっとドラマ化するのかと喜んだのに 映し出される画像は苦悶表情と涙と叫び 生存率という言葉を消したと言うけれど 87%はどういう意味なんだ? 私は間違いなく癌っっゼッタイ癌っっちゅう 前癌状態の細胞を飛び越した細胞を持っていた。 ただその細胞の範囲はホンの数センチ角程度だったので トカゲのしっぽのように切り落とし 私は生きている。 3ヶ月遅ければ スキルスと病名がついていたと医者は言った。 確かに腹の中央にでっかいミミズを這わせ その左右にドレーンの入っていた痕を残すより 乳房の切除はメンタルの度合いが大きいことは 私にもわかる。 設定が母一人で子どもを育てているということも 生存率を確定する数字に現される苦痛と関係するだろう。 けれど 生存率99,9%と診断された人が 明日交通事故で死んじゃうこともありえる。 私の生存率はあの頃、間違いなく87%より低かった。 それでも 癌が見つかった喜びの方が大きかったし 5年過ぎればどってことないと信じていた。 四捨五入すれば90% それは生きられるという数字ではないのか? この数字をタイトルにし 「名もなく貧しく美しく」のような 人の引きつけ方をした時から スイッチは入れないと決めた しかし、それでも 番組が最後に何をどう語るのか 主題はどこにあるのか 終わった時点の噂に期待をかけているのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/02/02 11:33:01 PM
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