ならば私は殺されていただろう。
飯場について回る家族では
人間関係がとぎれとぎれで
少年は中学を出て働かねばならなかった。
同年代の友人も彼にはいなかった。
性に対する興味は妹の友達にむかった。
だが彼は、嫌がったらそれ以上手出しはしなかった。
私は何をされているのかがわからなかっただけ。
今、私は生きている。
彼は宮崎の死刑を聞いて
過去を思い出し
私が思い悩んだ日々以上に
良心の呵責を感じるのだろうか。
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最終更新日
2008/06/17 11:23:19 PM
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