カテゴリ:子どものこと2
春休みが最後の勝負だと思いました。
本人も「行く」つもりで、1時間ほど素振りしたり、私にキャッチボールの相手をしてほしい、と言ってきたりしました。 行かなくなってから約一年。今が一番再起するタイミングに思えました。 私からは一切刺激するようなことは言いませんでした。 でもよくよく観察していると「いく」と言い出すのはいつも「誰かに何かを言われたとき」。 その度に「誰かに後押しされていくようでは、行けるようにはならない」という言葉が頭をよぎります。 それでも、やってほしいといえばつきあったし、素振りをしたいといえば止めたりはしませんでした。 春休み中の練習は2時間ほどだし、参加者も少ないからこちらとしてはちょっと顔出すにはいいタイミングだと思いました。本人も行こうとしていました。 自分で気持ちを作って準備していたようですが、やはり日にちが近くなると気持ちがどんどん落ちてきて。 私も「本当にあさってから行けるの?」とストレスを感じていたようで就寝中に歯を食いしばって奥歯が痛くて目が覚めたりしました。 旦那はスパイクを買ってあげようとしていたので、「本人は行くと言っているけれど、私はおそらくダメだと思ってる」と言いました。「行けるようになってからでも遅くない。先に物を与えてしまうと買ってやったのにっていう気持ちにもなるから」って。 そしたら旦那は「信じてあげないと」と言いました。 信じてあげる気持ちはわかるけれど、今までの様子、今の様子、をみても私にはいいようには見えなくて。旦那、、、、子どものこと何も見えていないんだなぁと改めて感じました。 結局春休み中の練習は参加できず、その1週間後、旦那に「明日ちょっと参加してみるか?」と言われたこども2は首を横に振り、旦那が「辞めるか」と言ったとたん「うん」といい、退団が決まりました。 1年ほどうだうだしていた行き渋りはたったこれだけのやり取りで終わりました。 私は全然悲しくなくて、むしろやっと言えた、やっと旦那が折れた、やっとこれで行くの?行かないの?という状況、旦那から息子への「野球行けよ、やれよ」という圧から抜け出せた、とむしろ喜びのほうが大きかったです。 退団の挨拶は最後ぐらい顔を出せばという気持ちもむなしく、息子は行けませんでした。 さっさと行って挨拶して終わらせてしまえば楽なのに、ここでも性懲りもなく「え?今日行くの?来週でも…」と引き延ばそうとしたのです。 そこはもうバシッと拒否しました。 結局旦那だけが挨拶に行き、終了です。 旦那は泣いていましたが、私は全然悲しくない。 やっと父と息子のながいながーーーーーーいうだうだが終わったと、清々しました。 こども2は多分野球をやることに抵抗はない。 チームの環境が合えばやれると思います。 ただ、なにかちょっとでも違うなと感じるとそれを引きずるし、野球を始めるとまた旦那があれこれと口を出してくるそのストレスが避けられない。 「やっと解放してくれた」とこども2は言いました。 「しつこいんだよパパは」とも。 我が家の野球やる・やらない問題は結局は父との争いだったのかなって。 旦那がこの接し方ではよくない、と気づいて息子への接し方を変えていたらこども2も復帰できたかもしれないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.04.25 16:37:19
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