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テーマ:三線を弾きたい!(452)
カテゴリ:三線・工工四
私が通っている三線倶楽部の課題曲には、いままで「安波節」が入っていなかったのだけど、秋に千葉県の流山の方でやるイベントに友好サークルと合同で参加するため、双方の持ち歌をすり合わせた結果、双方の持ち歌で不足している曲を補おうと言うことになり、わが三線倶楽部の中級課題曲に「安波節」が加わることになって、この曲の練習が先週の金曜日から始まった。
ということで、まだ練習自体は1回だけでそれも他の曲と並行して行ったので、まだ本格的に取り組んではいないのだけど、「安波節」についてざっと感じたことを書き残そうと思う。 まず、見た感じから・・・(笑) 工工四は意外と単純で、安里屋ゆんたが出来るくらいなら、ほぼ問題なく弾けるようになると思われる。そのためか、多くの三線の教室では初級の課題曲にしているようだ。 しかし、この工工四をよくよく見ると、小さい○のマークが唄い出しの最初のところに書いてあって、対になる小さい□が工工四の歌詞の最後の方にあることに気がつくはずである。 このマークを信じると、ほとんど声を切らないというか、息を長く使う唄ということになるのだけど、息継ぎのポイントをしっかり押さえるのか、腹式でしっかり声を出す練習をしないと、酸欠または毛細血管の破裂が待っているような気がする・・・いずれにしても生命の危機を少し感じるわけで・・・ だからといって、変なところで息を切りすぎると唄の持つ情感を失ってしまう・・・その辺がこの唄の難しいところなのではないかというのが、工工四だけを見て得た感想。 それで、聴いてみた感じは・・・ インターネット三線教室の「沖縄三線教室」で、あの「よなは徹」さんが、この唄を無料で披露しているので、参考にさせていただいた。 (※参考HPは最後にまとめてあります) 声の伸ばし方とか節の回し方を聴いているとやはり「古典」に属する唄なのだと感じる。この曲、唄(節)を突きつめると初級者で始めても、長く練習できる・・・というかいつまで経っても、注意される唄なのではないか?^^;というのが曲を聴いた最初の印象だった 琉球民謡協会の新人賞課題曲に選ばれたこともある曲と聞くと、そんなに簡単ではないのだろう。まぁ、私から見ればどのような唄であっても簡単などと言えるものはひとつもなく、全てにおいて努力が必要なのだが・・・ さて、歌詞の内容の方だが、これは随分と砕けた唄で、若者達の毛遊びの様子を描いたようなもののようである。 以前たいぞうさんが非常に面白く妄想を取り入れた紹介をしていたように思い出して探してみたのだけど、あの日記の毎日のタイトルで目当ての記事にたどり着くのは神業であることに、先ほど気が付いた。過去の記事をほじくり返されないための手だてとしては、あのタイトルは非常に有効だ(笑)・・・というか、何とかならない?たいぞうさん(笑) で、よからぬ妄想は抱かず、ここはやはりまじめに・・・「島唄まじめな研究」の関さんのところにお邪魔したのだが、当たり前なのだけど、こちらの解説は直訳なので、その・・・なんというか、情のようなものの部分にはあまり触れていない(汗)・・・って結局何を期待しているのか(苦笑) と、まぁ、本日も実に内容の無い事をツラツラと書いてしまったが 最後にこの唄の舞台である、国頭村の安波・・・歌碑があるのだそうだけれど、実は去年の秋に目の前を素通りしてしまった^^; やんばるの揚水発電所の近くだった・・・今さらながら非常に残念! 国頭村には、もう一度是非行きたいと考えているので、今度行った時は「宇久ぬ松下」で昼寝でもするか、ひとり膝でも抱えて・・・(笑) ※参考ホームページ インターネット三線教室 「沖縄三線教室」講師:よなは徹さんの「安波節」 「安波節」歌詞解説「島唄まじめな研究」 三線 弾きたいぞうさんのブログ 「安波節」歌碑紹介「琉球インターネット王国」 「国頭村 安波ヒラバンタ公園」の場所(グーグルマップ) ※この日記は、私的な日記で、私の属する三線倶楽部のPRを企図するものではありません。また記事の内容も三線倶楽部の運営とは直接関係はありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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