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テーマ:三線を弾きたい!(452)
カテゴリ:三線・工工四
昨夜はおーりとーりさんと、関東妄想族オフで新橋のアジトで盛りあがって参りました。
おーりさんは11日間も沖縄に行っていたそうで、そんなに居たのならあちらこちらと随分遊びに行って、いろいろ話を聞けると楽しみにしていたのですが、出てきた話はジャスコ・サンエー・マックスバリューとかのショッピングセンターの話ばかりで(笑) 一体、何してきたのさ・・・(笑) きっとご本人のブログの方にあっと驚く旅行記がアップされると思いますので、ショッピングセンター以外の記述を楽しみに待っちょります もっとも昨夜は、予期せずと言うか図らずもと言うか、三線倶楽部の後輩びちさんが偶然乱入してしまい、少々狼藉をはたらいたため(笑)おーりさんは落ち着いて話が出来なかったか?って実は結構喜んでたりして(笑) でも昨夜は久しぶりに島唄で盛り上がり、オキナワンナイトぽい雰囲気で楽しかったなぁ…。 びちは、今倶楽部で一番頑張っている娘で、倶楽部でも貴重な期待のプリンセスのひとりなので、おーりさん勘弁してあげてね(笑) 因みに、おいらは何も迷惑と感じてませんし、楽しい偶然でしたな(笑) さてさて、その昨夜の出来なんですが…ここのところ、このオフに備えて自分なりに相当修練に励んで臨んだのですが、そのわりにはあっさり負けましたなぁ・・・酒に(笑) 本当に情けないほど指はもつれるし、運指は忘れるし・・・しかも「安里屋ゆんた」で(爆) やはり、修練のためには酒を毎晩呑まないとダメか?って、そっちに行くか(笑) というような反省しきりでして、また今日から「明日楽しむための」三線練習に励みますわ・・・適当に(笑) さてそれで、三線の練習という話題が出たところで、ちょっと(だいぶ?)前に書いた「勘所テープ」の話を冷静にぶり返してみます(笑) さすがにここへ遊びにきてくださる皆さんは、「玄人好み」の方のようで大半のご意見が、「勘所テープ」不要派だったと思います^^;A その時の日記の書き方も悪かったのかとも思いますが、自分なりに「勘所テープ」への愛情をこめて、「勘所テープ」擁護論をここで述べてみたいと思います。 って、そんな大袈裟か?(笑)・・・ま、話のタネ以下のネタですが^^;A さて、そもそも何で勘所テープなるものが存在するのか?というと・・・当然、初心者は「勘所」が判らないから、その目安になる表示物として作られた訳でしょうな。 ギターなどはフレットという仕切にポジションマークと言うマークもついていて、「お前ばっかり、ずるいじゃん!!!(怒)」と言いたくなるほど、きっちり半音ごとに区切りがついてます。 しかし、三線にはそんなものは全く無く、初心者はどこをどう押さえたら、正しい音が出せるのかすら判らないというのは当然のことなんです。 で、考え出されたのが「勘所テープ」なのではないか・・・ここまでは推測ですが。 教える方もこれがあれば楽になるし、独学ででも練習が出来るようになるという訳で、三線の普及・・・否!琉球文化の普及・振興・発展のために「勘所テープ」が果たした功績は非常に多大なものがあるのではないでしょうか・・・皆さん!その功績を忘れてはいけませんゾ!(笑) さて、では「勘所テープ」っていう奴で、そのまま「勘所」を覚える人は果たしているのか?という角度から考えて見ますと、恐らく10人にひとりいるかいないか・・・じゃないか?多分・・・自信ないけど(笑) これはどういうことかと言いますと、勘所テープが示す一点を静的に押さえて一個ずつ覚える人は少数派ではないかと思います。まず「勘所テープ」と「工工四」を交互に見ながら、タドタドしくもなんとか何かの曲を弾けるようになる。 それを繰り返してゆくうちに、その指の運びを覚えることによって旋律を構成する他の音と比較しながら押さえる位置を覚える・・・つまり動的な一連の流れの中で覚えてゆくものだと思うのです。 その後で、頭の中では指で押さえた一点一点を「上」とか「尺」とかというひとつひとつの俗物的な呼称に結び付けていってるわけですな。 なので、一曲またはある程度のフレーズがスムーズに弾けるようになって、呼称と実際の指のポジションがある程度一致するようになったら、不要になるのです。というか、もしその時点で勘所テープを、じ~~~~~っと見ながら弾ける人がいたら、別の意味で天才です。わたしは手元をじっと見ながらなんか絶対弾けませんもの(笑) その辺で、「勘所テープ外せ!運動」が台頭してくるわけです。いつまでもあんなものに「頼るな!!!」「体で覚えろ!!!」「うりゃ~~!!!気合じゃ~~~!!!」「ボケェ~!!!ワレェ~!!!何しとんじゃ!!!」・・・(言ってないってw)と言うわけで、その昔少しは世話になったであろう恩も忘れて・・・(爆) と言うか、軍隊じゃないんだから・・・。おっと!こんな事を書くとまた怒られそうです^^;A でもね、実際にある程度のレベルになって頼る人がいるのか?って言うと、さっきも書いたけど演奏始めたら手元をじ~~~~~っと見ながら弾く奴はいないって!(笑) でも、それだけでは擁護にならないので、ここまでのことを踏まえて私の考える有用性について・・・ いきなり「八」で始まる唄の練習のときに確認のためのチラ見(笑) ヒヤミカチの「イ尺」とかにポジションを変える時のチラ見(笑) 今のところ頼ると言う面で必要なのは、そんな程度ですかね、いやこれなんかは「体で覚えろ!!!」と言うのはごもっともですが、独学ならばともかく、やはり集団練習でのっけに躓くというのは、周囲への迷惑の度合いから考えて、やっぱりあった方が安心でいいと思います(笑)特に精神衛生的な面では効果大^^;A それと自分なりの使い方というか利用法ですが、勘所がズレたときのチェックですね、変な音がでる場合、勘所がずれたということ以外に、ちんだみの狂いも考えられる訳で、何がおかしいのか即座には判断が出来ないのですが、「勘所テープ」があれば、自分の勘所の甘さを逆に認識させてくれますよ(笑) 普通の姿勢で弾いていればいいのですけど、テレビ見ながらとか・・・「なに気練習」(海翁造語w これ非常に大事な練習ww)をしていると姿勢が悪くなって、勘所もずれやすくなり変な音が出ます。そのときに、勘所テープがあると何がいけなかったのか、何の音がどれくらいずれたのか、ある程度視覚的に判断・確認できるので、それこそ勘で修正するより確実に身に染みるんです とまぁこれが実践的な観点からの勘所テープの初心者以外の有用性でして・・・ あとは、マイ三線のオリジナリティのため(笑) 格好良いも悪いも、個人の好みなので周りがどれだけ退こうとも、自分がよければいいジャン?という醜い開き直りでありますが(笑) そりゃ~ね、玄人好みの渋い太鼓に、渋いティーガかなんか巻いちゃって、ピカピカの漆塗りの黒木棹だと確かにどんな「勘所テープ」であってもなかなか似合うものじゃございませんけど 最近ではプリントの柄物の三線や様々な模様の塗りを施した棹の三線なんかもあるし、ティーガや天キャップなんかも最近ではカラフルでカワイイ柄のものが多く出ています 勘所テープを見た目・・・ビジュアル的な部分の補助装飾として捉えると言う発想自体は在ってもいいんじゃない? そんな風な変化を受け入れるか受け入れないかは個人の好みの問題だけでは無くて、自分の向いている方向(プロとか教師を目指すとかそんなもの)によって否応なく変えざるを得ない場合もあるのでしょうけどね。 だけど、色々なものを柔軟に取り入れて、より昇華させる「チャンプルー」的な発想が沖縄の良いところでもあるわけで、こんな些細なものを真っ向上段から否定するのは沖縄らしくないと思う訳なのですよ(笑) どんなに上手くなっても、どんなに偉くなっても、学ぶ者であるべきです。学ぶことをやめた時、それ以上の上達はなくなりますから・・・ とまぁ・・・こんな感じですが、学習者それぞれに上達のための地図・手法・考え方・進歩の差があると思います。こういうことの進め方はそれぞれで良いし、それぞれに新しい発見がある。というのが私の考え方なので、「勘所テープ」を不要とすることに対して、それは間違っている!と言っている訳ではありません。何卒、ご理解ください。 しかし・・・この、たかがちっぽけな1枚のテープのために・・・これだけ文章を書いてしまうと言うのも馬鹿な奴ですな・・・(笑) 参考HP おーりとーりさんの日記 アジト(笑) これが前回の日記(笑) またまた、三線倶楽部の記述をしたので念のため、この日記は個人的な日記で、自分の属する三線倶楽部のPRを企図したものではありません。また日記の内容は、三線倶楽部の運営とは直接関係ありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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