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テーマ:三線を弾きたい!(452)
カテゴリ:三線・工工四
台風4号が近づいていますね。今週末は3連休で「海の日」ですが・・・
もしかしたら、この台風が梅雨前線を連れて行ってくれるかもしれません。そうしたら梅雨明けなのですが 因みに今回の台風の名前は「マンニィ」香港の海峡の名前だそうです。で、次の5号が発生するとその名前が「ウサギ」となります・・・台風で「ウサギ」というのもね・・・足が速いのですかね? ******************* さてさて、本題の方に、今回は小物(周辺グッズ)の話。小物というと・・・ 爪(撥)、カラクイ(糸巻き)、ウマ、弦、胴巻き、天キャップ、勘所テープ?(笑)・・・あと教習本かな? 爪(撥)はサイズがSS~LL(規格がちゃんと定まっているわけではないですが)まで、いろいろな大きさがあります。 大きさによって用途があるのかどうかは良く判りません。早弾きは小さいほうがやりやすそうです。また爪(撥)の重みで弾く、ゆっくりしっとりした曲は大きめの方が使いやすそうな気がしますが、確かな知識ではありません。 初めのうちは小さめの物が使いやすいようです。爪は人差し指につけますが、人差し指で弾くイメージよりも、爪の先に添えた親指で弦を弾くイメージの方がしっくり来る方もいるようです。どうも使い慣れないと言う方は、お試しください また最近はアクリル製など素材も多彩で、形も様々な工夫がされていますのでいろいろ見て、使いやすいものや、気に入ったものがいいのではないかと・・・ あと、爪(撥)を使わない派の方もいます。ギターピックやご自分の生爪などなど、基本的にはどう弾いても問題ありませんが、○○流とか○○保存協会とか冠のつく古典や民謡の教室に通うなら爪(撥)を使って練習した方が良いです・・・。 次にカラクイ(糸巻き)は意外と落とし穴。まず、カラクイを差し込む三線側の棹の穴って木製品だけに実際には規格があってないようなものです。カラクイ側の糸巻を巻く部分の太さ形状も、物によって様々だったりします。 それでよく見ると、市販のカラクイには糸を通す穴が空いてないのがほとんどなのです。基本的にはカラクイが破損したらそのまま、三線の購入店に持っていってそこで交換してもらうのが一番です。 カラクイも材質の種類、飾り細工、塗りと様々で、地味に見えますが意外と奥が深いです。高いものは象牙製で数十万とか・・・^^; 次にウマ。これは弦を浮かすせ振動を胴に伝える道具ですが、木製・プラスチック製その他金属製などとあります。基本は木製(竹)のウマなのですが、これがやはりいいような気がします。竹の定規で自作する方もいます 弦は予備がワンセットあれば安心ですが、調子が3本~4本くらいで弾いていれば、そう切れることは無いのではないかと思います 胴巻き・天キャップはオリジナリティを出す道具です特に天キャップは天の保護にも一役買います。色々なものが売られていますので、自分の三線にオリジナリティを出したければこれを交換してみるといいかもしれませんね。 そういえば先日、倶楽部の掲示板に天キャップを着けたままの演奏は非常識ですよ。と言う旨のご指導を頂き、その後師匠と呑む機会があったので、この天キャップについて聞いてみました。 師匠ご自身には深いこだわりは無く、合理的な理由も無いようでしたが、やはり儀礼的な意味合いということで、お客様を呼んで人前で演奏する時には天キャップははずすそうです。 飲み屋でちょいと一杯やりながら弾いたり、仲間内で毛遊びしている時は構わないみたいですが。 格式のあるホテルのレストランでタイを着用するのと同じようなものです。以後は気をつけないと・・・ それとついでに、ストラップ!これはもう演奏補助具ということで、評価を受けるべき場所で禁止事項として盛り込まれているなら当然NGですが、ウチの倶楽部みたいに、始めたばかりの人でもみんなと一緒に楽しんでもらいたい、頑張っているところも見てもらいたいというような「おさらい会」の場などではOKにしたいと考えています。勿論目指すはストラップなしでの演奏ですが、無理をして楽しめないなら、使って楽しんだ方が賢いという感じですかね。 さてと、あとあると便利なもの!チューナーですね。最初はちんだみで苦労しますから、クリップタイプだと付けっぱなしで演奏できます・・・ただし天キャップとは両立できない? それから消音ウマ・・・音が極端に抑えられるので、夜でも練習できるそうです。唄は・・・自己管理で(笑) あと、勘所テープについては、過去に熱く語っているので、興味があったらそちらを見てね 最後に教本。教室に通うことを目的として、三線を購入するなら必要ないと思います。でもだいたい付録でついて来るんだよね(笑) 独学でやり通す!とか習うのは少しでも弾けるようになってから考えると言う方は必要でしょう。基本的に内容はどれも変わりません。でも内容で一応押さえるべきところは・・・ 勘所の位置(歌口から何センチとか)が詳しく判りやすく書いてあること 三線の各部の名称が図解されていること ちんだみ(調弦)についてぱっと見て何となく理解できそうに書いてあること(個人差あり) 五線譜の音階との対比が解説されていること(個人差あり) これくらいの知識が手元の本に書かれていれば、後はネットでナンボでも教えてくれるサイトがありますので大丈夫です。例えば「いちにの三線」ここは、はじめの一歩から深い知識まで総合的に判りやすく解説してくれている貴重な三線総合サイトです。リンクは張りませんがキーワード検索ですぐに出てきますよ。 次回は、カンカラ三線について思うことです つづく・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/07/10 06:50:01 PM
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