|
テーマ:三線を弾きたい!(452)
カテゴリ:三線・工工四
いやいや、今日は良いお天気でした
今日は、ちょっと用事がありまして千葉の方まで行ったのですが、もうね良い天気で・・・気温も上がって絶好の海日和じゃないですか! こりゃぁもう、海パンはいて海へGO!・・・と言いたいところですが用が済んだらさっさと帰って来いとの指令・・・ 目の前には九十九里の雄大な海。見上げればギラギラ太陽。ビーチには素敵な・・・(T_T) (ノTwT)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・ ************* さて、またしても間が空きましたが、三線選びシリーズ久しぶりに行ってみます うぉ!どこまで続くこのシリーズ(笑) ということで、一号機とカンカラの購入のことについて書きましたが 今日は、二号機を買うに当たり考えたことなどを思い出して、初めて買う方や、買い替えを検討している方の参考にもなればと思います さて、三線を始めて1年が過ぎようとしていた昨年の9月のこと・・・新しい三線の購入について検討していました。 その理由のひとつは、一号機は非常によく響くのですが、やはりちょっと弾いて慣れてくると音が少し煩いか?とも気になりだしたこと それともうひとつは、自分なりの希望を入れた三線を作ってみたい。そういう話をお店の人としてみたい・・・どういうところに拘るのが良いのか、勉強してみたい気持があったのです。 で、ひとつ目の理由の音についてなんですがシリーズの最初の方でも少し触れましたが、太鼓(胴)の皮を張り替えることで音を変えることが出来ます。 なので、この場合の選択肢は、一号機の皮の張替えという選択肢もあったわけです・・・実際一号機の表皮は見た目あまり程度が良くないので変えてもよかったかな?とも思っています。 ふたつ目のこだわりについては、まだまだ先の話ですけれど、それなりに希望満載の一生物の三線を作る時のための予行練習みたいな感じ ある程度三線についての知識を得たので、買うことを前提にお店の人と棹はこんな風にとか、音はこんな感じでとかそういったことを話してみたかったんです ちょっと高い授業料でしたが、かなり勉強になりました(笑) 最初は判らないなら音で気に入ったものを、とシリーズの最初の方で書いたとおりですが、価格面だけの話で言えば、最初はそれなりのもので、少し慣れて自分の主張がある程度見えてきてから、希望を入れたものを買い足すという方が私は良いのではないかと思います。まぁ世の中には、七本も持っている人もいますので・・・(誰?)^^;A 因みに二号機購入のこだわりは、棹の材質と塗り、全体の雰囲気、皮の張り具合の三点についてでした。 棹の材質についてはいろいろなものがあり最高級と言われるのは黒木(黒檀)とされています。固く、反りなどの変形がなく、比重の重い木です。 今回の二号機はあくまで予習なので、値段が張らない程度で、そこそこよい木をということで、棹の材質は入門用で一番スタンダードな「ユシの木」にしました。桑の木というのも塗りを考えると結構よさそうでしたけどね。 そして、棹の塗りは木目を活かしたスンチ(透明)で塗ってもらいました。 型は真壁で、太鼓(胴)の表皮は人工皮にしたのですが蛇柄じゃなくてハイビスカスのデザイン物で、普通の三線と違うオリジナルっぽい雰囲気を出しました 音は1号機より少しだけ抑えるけど、やはりちょっと張りのある高めの音を求めました。 購入したのは、浦添市にある新城工作所という比較的大きな三線屋さん。マネージャーの喜屋武さんといろいろ話をしながら、皮の張り具合をああでもないこうでもないと弾き比べて・・・1時間ちょっと話をしながら希望の三線を注文しました。オリジナルの既成品が2万6千円なのですが、何だかんだと4万くらいになっちゃいました・・・^^;A しかもその後、工房で職人さん(清村さん)に色々話も聞けて凄く楽しかったです(^_^)v そして、完成品が送られてくるとさすがに嬉しいものです。通販で既製品を購入するのと比較するのもおかしいですが比べ物にならないです(笑)。期待通りの三線が到着するとかなり感激すると思います・・・(私だけか?) お店の方でカラクイも既成品と違う、少しお洒落な感じのものにしてくれて、本当にいい感じに仕上がりました。 でもって、人工皮の花柄(アカバナー)の三線ですから、オリジナリティ充分なのですが、胴巻きまでも変えてしまい・・・ちょっとやり過ぎてしまったかもしれません^^;A ということで、三線と言う楽器はお店に頼んで、パーツや皮の張り方などいろいろ注文をしながら自分の好みで組んだりオリジナリティを出すことができる楽器でもあると言うことを念頭に置いておくと、三線の選び方も多少見る目が変るかもしれませんね。 さて、8回に渡ってこれまでの短い経験の中から、三線選びに纏わる考え方や思いを書き留めてみました。次にまた買い換えるときの自分のための覚え書きとして綴っているので、実際にひと様の役に立つか立たないかそれは判りません。 それと、三線を買う買わない以前に、三線を始めようか迷っている方に・・・始めてみるべきだと思います。ちょっとだけ難しいと思うかもしれません。だけどワンフレーズのちょっとしたメロディが奏でられるようになったら間違いなく虜になりますよ(笑) ということで、「三線の選びかた」実はもう少しだけ番外編(笑)があります・・・徐々に熱を帯びてまいりますが・・・(謎) つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[三線・工工四] カテゴリの最新記事
|