「夏炉冬扇」

え～っと、今日は3月4日・・・三線の日です

「ゆかる日　まさる日　さんしんの日」・・・

全国一斉にお昼の時報と伴に「かぎやで風」を・・・という日ですね

ま、詳しくはRBCラジオのホームページでも見てください(笑)

ということで、当然日本中の三線弾きは今日、三線を弾かなきゃいけません

義務です！(笑)

で、当然！三線を嗜むブロガーは三線の記事（日記）を書かなければいけません

これも義務です！

教育の義務・勤労の義務・納税の義務と同じです

ということで、今日のお話は・・・・・・・・・

久しぶりに舞台演劇のレビューなぞ・・・(笑)



先週の土曜日に池袋サンシャイン劇場で

演劇集団「キャラメルボックス」の2008スプリングツアー

「君がいた時間　僕がいく時間」という舞台のお芝居を観て来ました

キャストは

上川隆也・西山繭子・西川浩幸・坂口理恵
岡田達也・岡内美喜子・青山千洋・温井摩耶ほか

女優の西山繭子さんが今回ゲストですが

その他は、キャラメルのオリジナルメンバーです

上川隆也さんは３年ぶりのキャラメルボックス

テレビ・映画などなど忙しくなっちゃいましたからねぇ・・・

でも生の舞台で彼を観るならやっぱりキャラメルだ！


さてさて、今回は２月２８日に初日を明けた舞台でして

私が行った３月１日はまだ３日目

東京では４月３日まで、その後神戸・大阪と回り４月２８日までの公演です

２ヶ月に渡る公演ですから

回数を重ねるごとに細かい雰囲気など変わってくるのでしょう

幕開けの頃は、やはり緊張感のようなものが感じられすしね


で、最初に気になった点ですが・・・

西山繭子さんのファンの方には申し訳ないのですが

彼女の発声が、他の役者と比較すると細いのが気になりました

舞台女優さんではないので（多分、初舞台か？）

なかなか舞台専門にやってきた役者さんと並ぶのは難しいと思いますが

というか、他の女優さんの発生が鍛えられすぎなのか？(笑)

まぁ客として、気になったので最初に苦言を書きました・・・

それと、前説ですが今回は上川さんの声だけでした・・・

ただ、録音じゃなくて生でネタも日替わりのようです

私的には加藤さんの熱い・・・時に寒い？前説が好きなんですけどね^^;



この話は「クロノス」シリーズといいまして、いわゆるタイムマシーンものです

以前この日記でもレビューした

「クロノス・ジョウンターの伝説」という小説があるのですが

これは、ひとつのタイムマシーンにまつわる

４つの短編で構成されていて、そのうちの３作をキャラメルボックスが

２００５年と２００６年に舞台化しています

今回は、この続編と言いますか・・・

同じ４つの短編に新たに２編が追加されて

「クロノス・ジョウンターの伝説・インフィニティ」

と言う本がソノラマノベルスから刊行されているのですけど

その新たに加わった短編のひとつが原作となっているお芝居です

で、この原作本って読んでみたい気もするのですが・・・

既に読んだ短編が４つ入っていて、未読は２つ・・・

なんか、新たに購入するには釈然としないというか何と言うか・・・苦笑


話は、原作を読んでいなくても

以前の３作の芝居を観ていなくても

判らないと言う事はまったくありません

ただ、前の舞台を観ている人はそれなりに楽しめるかも・・・


タイムマシンと言うSFな機械が主軸になる話ですが

筋としては、愛する気持の強さ深さ大切さと言うもの描いたお芝居です

よくある話しですが、愛する人を守るとか救うために

線路に飛び込むとか、暴走トラックの前に飛び込むとか

荒れ狂う海に飛び込むとか、拳銃の前に飛び込むとか

そういうような話ではあるけれども

こういったシチュエーションは

飛び込む側から見ると、一瞬の決断であって

かつ苦しみや悲しみも一瞬でしかない訳ですが


タイムマシーンと言うものを使う事によって

愛するものを救いたいという思い

そのための決断・苦しみ・悲しみ・そして希望といったものを

深く細かく描写する事が出来る訳です


現実離れした話しですけど

私はこのタイムマシーンという機械が大好きです

なんたって、いろんな妄想が湧いてくる機械ですよね・・・ﾎﾟﾜﾜﾜ~ﾝ


具体的なストーリーは是非観ていただきたいので

ここでは書きませんが

いつもの事ながら、ハートフルな舞台ですよ


あとね、キャラメルボックス初の２部構成で

途中で休憩が入ります

この間トイレに行ったりするのもいいんですが

客席では何か起こっているかもしれませんので

お気をつけあそばせ(笑)

それと、エンディング近く、大泣きは無いけど・・・

涙腺の弱い人はハンカチ必須ね


ってことで、ストーリー的にも役者的にも面白く

役者同士の掛け合いも回を重ねるごとに絶対よくなると思います


是非見てもらいたい舞台ではありますが

相当人気が高くて、残念ながらチケットも残り少ないようです

平日の夜は狙い目みたいですぞ！

評価は１０点中の・・・８点（高得点！笑）



何がいいって、岡内さんと温井さん(笑)

あたしファンですから・・・って節操がない？(笑)

今回、岡内さんの役柄は、ナビゲータ的な役割で

殆ど舞台上に出っ放しです・・・ファンは必見ですな



てなことで、三線の日楽しんでいただけたでしょうか

それでは、また。でゎでゎ


ネタバレブログ