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定価並で購入した日記 (天空の城)

定価並で購入した日記 (天空の城)

2024年10月06日
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カテゴリ:新政アーカイブ


新政酒造特別頒布会2020のうち1本は、「茜孔雀90%」です。
新政酒造の貴醸酒「陽乃鳥」は有名ですが、3年間、その商標が使用できないことがありました。
その間は「茜孔雀」との名称で販売されていました。

(以下、新政酒造公式WEBサイトより引用)

22BY July.2010 - June.2011
茜孔雀(あかねくじゃく)第一世代 ※「陽乃鳥」第三世代

3代目の「陽乃鳥」となるはずであった本作品は、商標権の問題から「茜孔雀」と名称を変えて再スタートすることになった。それとともに、より大胆な構造を取り入れてもいる。その味わいは、より濃厚な甘みとそれに拮抗する(かつての「陽乃鳥」にはないレベルの)強い酸味によって織りなされた前例のないスタイルの貴醸酒であり、そのテイストはまさに灼熱の太陽をイメージしている。これを可能にするにはより糖化力の高い麹と、味わいが雑にならない程度の絶妙な発酵温度の高さなど様々な技術が必要であった。シンボルのフェニックスも真紅に塗り替えられ、ここから3年の間、盟友「風の森」の許諾を得るまでの間、「陽乃鳥」は「茜孔雀」として仮初の姿で「秘醸酒」シリーズを牽引することになる。


酒販店で茜孔雀を購入したことはありませんでしたが、新政酒造特別頒布会にて茜孔雀復刻版を入手することができました。
この茜孔雀は長期保存に適しているということで、まだ我が家のレマコムにて「紫八咫」とともに眠り続けております。


(新政酒造 茜孔雀ほかプライベートラボシリーズ)

茜孔雀90%(低精米90%バージョン貴醸酒復刻版)

原料米:あきた酒こまち
精米歩合:90%
アルコール度数:14.1%
日本酒度:-13.3
酸度:1.87
アミノ酸度:1.26

新政酒造特別頒布会2020の解説書よりご紹介します。

「本作品“茜孔雀90”について」
未発売に終わった幻の作品がこの「茜雀90」である。平成24酒造年度(2012-2013)、新政では低精米での貴醸酒醸造にとりかかった。当時は「涅槃」の前身の「90%純米」という酒をリリースしており、削らない米での酒づくりを極めようと努力を重ねていたところであった。低精米の酒は、栄養が多すぎて酵母が異常に増殖・発酵してしまうため、まろやかで綺麗な酒になりづらい。そこを、貴醸酒製法にすることにより、あえて酵母にストレスを与えて、発酵を抑えることによりさらにバランスの取れた味わいが表現可能ではないかと考えていたのだった。そして実際にその通りになったものの、搾った酒に間違えて他の酒をブレンドしてしまうという事件が起こってしまう。こうして「茜孔雀90」としての販売は不可能になったのだが、晴れてここにその幻の味わいを再現することができた。

飲用方法
低精米の酒は一般的に米からもたらされる窒素分が尋常ではなく多いため、精米歩合が60%以下の吟醸酒などと比べると酸化がやや早く、特に着色しやすい傾向がある。また香りも窒素系の酸化臭(アンモニア風)が出やすい。このため早く飲んだ方が良いが、一方で米から多くの栄養が供給されるので酵母が強健になり自己消化を起こしにくく、したがって酒質はタフで本質的には崩れにくいという面もある。結論として、「ちょっとしたオフフレーバーも気になる方」はできるだけ早く飲んだ方が良い。ただし、熟成酒に理解ある方にとってはそれに限らない。酒自体の芯が強いため、味わいが崩れにくい点を買って長期の保管もお勧めできる。また、この作品については貴醸酒製法も組み合わさっているので、より熟成耐性があるのではなかろうか。温度は冷やから燗まで一切問わない様である。

(引用元:新政頒布会2020 解説書より)



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最終更新日  2024年10月06日 00時00分22秒
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