カテゴリ:たわごと
*明日で夏休みもおしまい。雨が降る前兆なのか、少し強いくらいの風が
窓をすり抜けて肌に触れている感覚が心地よくて好きです。 夏休みの宿題はリーディングの教科書をノートに写して 和訳するのと、読書感想文のふたつだけなので比較的楽でした。 (後者はまだやってないけど/苦笑) 驚いたのは読書感想文のノルマ。原稿用紙2枚以上ということで、 意外とハードルが低くてびっくり!(←4枚以上書く気満々だった人) 高1の時は、中学生時代に一番読み込んでいた『だから、あなたも生きぬいて』 (大平光代さん著)の感想文を書きました。 あんなに1冊の本を泣きながら読んだのは初めてだったのかも…。 高2の時は、すでに私の中では心のバイブル的存在の『最後の言葉』 (川嶋あい著)の感想文を書きました。 過去に彼女は私費でエチオピアに児童養護施設を、ブルキナファソにも学校を 建てたことを表明したことについて、1部の人からは「個人としての行為で あるならば、何故公表する必要があるんだ」「売名行為ではないか」という批難を 受けた経歴をもっています。 (現にコンサート会場でも「募金箱」が設置されているため、ファンの人も 協力していることもあるので、公表しても良いんじゃないかと感じたのですが…) 同著書で、その事に対して綴られていた言葉がこれでした。 「売名行為などと言われるのを恐れて何もしないよりは、 少しでも世界の人々の役に立ちたい」 この言葉を初めて読んだとき、とても衝撃的でした。 同じ10代でもこんなにしっかりした意思を持っている人がいることに感動した。 (当時あいちゃんは19歳だったはず) 私自身、周りの友人やオトナに"大人しい性格"というイメージをつけられているので、 "たまには弾けてみたい!"とは思っても、人前ではそんな姿を殆ど見せたことがない。 周囲の人にどう思われるかが不安で、ちょっと芽を出し始めたチャレンジ心だって 自分で踏み潰してしまう、そんな性格がいやだった。 だけどこの本を読んで、考え方が180度変わった。 それだけ彼女の言葉は説得力があるんだと思った。 だから、"近頃の若者は…"とか、一括りされてしまうとちょっと悔しい。 「だから、あなたも~」もそうなんだけど、"ノンフィクション"の 自伝的エッセイは、1部の読者からの「どうせお涙頂戴ものだろ」とか 「感動モノを狙って書いている」とか「偽善ぶるな」とか… そんな言葉を投げかける人は思ったより少なくはないのが現実。 心が貧しいというか荒んでいるというか、聞いてて悲しくなります。 ただ、素直な気持ちが赤裸々に書き綴られているだけなのに。 そこで、今回読んだのは『蒼い旅の続き』(川嶋あい著)。 『最後の言葉』が出る前の本で、まだ出生の秘密については触れられていない。 特に印象に残ったのは、本の帯にも書いている言葉。 「本気で自分を変えたいと思って、本気で目標をたてて、 本気で努力すれば、必ず自分を変えられる。 運命の切り換え線って、本当にある。」 説得力のある、そして改めて自分のことを考えさせられる言葉だと思った。 中途半端なままの現状をなんとかしていかなきゃ、そう思わされました。 あいちゃんの文章を見て、誰かに似てるなぁと思っているときに思い出したのは 小・中学校時代の親友・明奈ちゃんでした。 笑顔がまぶしいところとか、何事にもひたむきなところが好き。 私はやっぱり自分の意思を持ってて正義感の強い人に惹かれるみたい。憧れです。 あんな人になりたい。 …よし、読書感想文書いてきます! *ではでは、この辺で! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 30, 2007 03:20:48 PM
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