ここのところ新しい住宅地がどんどん出来ているミシガン。
それでも日が落ちるとひんやり涼しくなるのは木々のおかげ。
自転車で走っていても林に近づくと空気が変わる。
自転車でお買い物に行っているスーパーの途中にあった雑木林も開拓されて住宅地になるらしい.....もうあのひんやりを味わえないのだなぁ。
こんなに一体誰がミシガンに住むんだろう?。
と思うくらいどこもかしこも開拓中。
せめて夜のひんやり。が無くならない事を祈るばかり。
木々が減ってしまったらミシガンの良いところが無くなってしまう...。
屋久島に行った時、屋久杉まで車で行ける道をつくっていて、
びっくりして「これで良いの?」と現地の方に聞いた事がある。
「屋久島の森は強いからこのくらいは痛くもない。」
って言っていたけれど...。
確かに屋久島の森の力強さはすごいけれど。
当たり前にそこにあるのを見て育つとその存在感って失われちゃうんだろうなぁ。
道一本分切り倒された木も住宅地一つ分消えた木々も見えていないのかも知れない。
同じような種類の街路樹に殺虫剤の撒かれた芝生に人口の湖。
おんなじ形の家が建ち並ぶ新興住宅地。
そんな風景を眺めながら、今日は友人と湖に泳ぎに行って来た。
昨夜もライブに行く事が出来なかった私を励ましてくれているのだ。
お手紙をくれた子もいた。
同じような事があったよって。
いつまでも木々と湖に育まれたミシガンでいてほしいなぁ。
当たり前に優しい皆みたいなそんな森と湖。
ゆっくりと流れる大きな雲の陰が湖を横切る。
日が傾いて少し涼しくなる湖。
「帰ろうか。」
「うん。」
蝉と入れ替わって沢山の虫の声が聞こえ始める。
やっぱり私はミシガンが好き。
ここで皆に会えて良かった。
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