朝夕はすっかり涼しくて寒いくらいだけれど
お日様が出るとまだ夏らしい雰囲気の戻って来るミシガン。
それでもやっぱり空気は冷たくてもうすっかり秋なんだなぁ。って。
気がつけばもう8月も終わりに近づいて。
ミシガンより残暑お見舞い申し上げます。
現在我が家で発酵している瓶詰めの一見怪しい?物体達。
発芽玄米酵母にラズベリー酵母に西瓜の皮のお漬け物に
....kombucha。
アメリカ以外ではどうなのか分からないけれど、
「kombucha」と呼ばれる瓶に入った飲み物が売られているのを見かける事がある。
kombuchaと言ってもいわゆる昆布茶ではなくて
味は発芽玄米酵母に似て発酵したしゅわしゅわ感のある甘い様な酸っぱい様な
ちょっとお酒の様なお酢の様な雰囲気のもの。
発酵=酵母とひとくくりで言って良いのか分からないけれど
酵母を育てる、変化を見るのが大好きな私。
kombuchaを作っていると言うzach君が酵母好きの私に
「マザーを分けてあげるよ。」
と言う事に。
で、持って来てくれたのが。
実はkombucha、日本で言う所の「紅茶キノコ」なのである。
「紅茶キノコ」....
かなりあやしい。と思うのは私だけだろうか....。
kombuchaという名前でなくて飲んでみて美味しくなかったら
育ててみよう作ってみよう。な気にはならなかっただろう。
日本にいた頃はまさか「紅茶キノコ」を育てる様になるとは夢にも思わなかった。
キノコ類や菌類は大好きだけど「紅茶キノコ」はなんだか怖かったのだもの。
ともあれ、ドキドキのご対面を終え、すっかりkombuchaのマザーが気に入った私。
だってどうみてもくらげ。
瓶にお茶を入れて冷めた所でマザーをつるりと入れる。
zach君によると明日には浮いて、新しいマザーが出来て来るよ。との事...。
次の日、上には浮いていなかったけれど何やら触手の様な物が。
zach君に早速ご報告と質問のため連絡をすると、
「僕の使っている瓶とマザーの大きさが同じだから浮くのかも。
僕も一度浮いて来ない事があったけれど大丈夫。
皮膜の様な物が上に出来て来ていない?」
ガーゼで蓋をしたままだったので表面をまだ見ていなかった私。
ドキドキしながらガーゼの蓋をとってみると
おお~。
ちゃんと皮膜が出来て来てる~。
嬉。
zach君は1ヶ月、2ヶ月と経った物が好きだそうで、
私も気長にkombuchaの成長を見守ろうと思うのである。