もうすぐお正月。
一年で一番大きなイベント、クリスマスが終わると普段通りの暮らしの風景に戻るアメリカ。
今年は雪がとっても少なくて一体何年ぶりかのホワイトじゃないクリスマスのまま終わってしまった。
地球温暖化の進む中、異常気象があちこちで起こっていても
雪の降らない冬を過ごしていてもまるでやっぱり普段通りみたいに過ぎていく風景。
11月に北の森の小屋に行った帰り道で海の魚が異常減少しているとニュースで聞いた。
お魚を無駄に捕りすぎている事と海の汚染で繁殖が間に合わないのだという。
世界中の湖や海や川が干上がっていく。
北極や南極、グリーンランドの氷が溶けていく。
乾いていく大地と洪水の起きる土地。
シロクマさんが絶滅の危機に有るとのニュースを朝のニュースで聞いた。
氷の上に住んでいる彼らの居場所が消えつつ有るのだ。
休憩出来る氷を見つけられなくて溺れてしまう事が発見されているという。
地球は水の惑星。
生き物の体も水で出来ている。
海の異常は巡り巡って
子供の頃からずっと聞かされて来た環境汚染。
たまたま私の住んでいた日本は水没する事も干上がる事もなく
今住んでいるアメリカのミシガン州もハリケーンに破壊される事もなかった
けれど
...。
春には緑が芽吹き
鳥はさえずり
雲は悠々と流れ
雨は大地を潤し
実りを育み
夏には人も水鳥も湖に出かけて
熱い太陽に木々は喜び葉を茂らせ木陰をつくり
秋の紅葉はきっとすばらしくて
実りは熟し
月は天高く空は澄み
空気は吐く息を白くして
大地に白く雪は積もり
そして大地は次の春へと眠りにつく
そんな風景がとても好きだから
空気の冷たさを
太陽の暖かさを感じて
大地と水とともに有る事を
みんな一つなんだって事を
地球と抱き合って
一緒に歩んでいく
傷つけ合うのではなく
育み合うのだという事
新年の朝日はきっと全てに優しくそして力強いから
しっかりと手をつないで一歩一歩大地と共に思いっきりの笑顔で。
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