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テーマ:障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ:子供の病気
今日は半年ぶりの心臓外来だった。
早いもので手術してから1年3ヶ月が経った。 心臓病の影響で水浸しになっていた肺も落ち着いてきたためか、 この冬は1度しか風邪をひいていない。 (ってか、私がうつしてしまった・・・) 長い時間待ってやっと名前が呼ばれた。 胸と背中にポンポンと聴診器を当てられ「ハイ、終わり!!」 普通の受診ならアッタマにくるところかもしれないけど 今回は嬉しかった。 心臓は良好ってコト♪ 次回は一年後で良いそうだ!! あ~、障害があっても健康ってのは嬉しいもんだ。 娘の通う児童学園の某ママは 「このコ、怒られても叩かれても笑っているのよ!!」 と子供の知的障害を嘆いていたが 痛かったり、苦しかったりしていれば知的障害児だって笑えない。 『笑う』ってコトは、心身が健康でなければ成し得ない。 健常者だってリストラ寸前のオヤジなら笑っていられないはずだ。 とにかく娘が健康であることが心からうれしい。 その娘、最近手遊び歌「ひげじいさん」がブームだ!! トントントントンひげじいさん・・・ この前まで一方の手をもう片方の手にひたすら叩いたんだけど 最近左右のグーを交互に入れ替えトントン出来るようになった。 素晴らしい!! まだお話は出来ないので「トントン…」ではなく「アッア」だけど 娘の成長が楽しくて仕方がない。 話は変わるが 先日読んだ心理学の本に海外の精神分析家の説明が載っていて 生まれたばかりの子供は自分と母親を区別できていない。 そのうち、自分の要求を叶えてくれる「良い母親」と 自分の要求を叶えてくれない「悪い母親」というように 母親の対応によって別々の人間として認識するようになる。 それがある段階で統合されその「二人」が同じ母親であり 自分とは別の人間であると認識するようになるんだそうだ。 自分を愛してくれていて、自分がむずがれば怖い顔をし、 微笑を返せば、向こうも微笑んでくれる事を知る。 この「自分がむずがれば怖い顔をし」と 当り前のように書いてあることに心が救われた。 平常心を保って育児をするのが難しいと特に最近感じていたので ‘あぁ~、世界中のお母さんもそうなのか…’と。 ただ極端になると肝心な統合が出来なくなってしまうらしいから 一般的な「怖い顔」で留めなくてはいけないんだけどね。 私の状態が『空腹』・『眠い』・『忙しい』という時、 「怖い顔」になり過ぎないようにするのが今の課題。 怒っているとき、 「コレがあなたの母なのよ、諦めてぇ~」とか、 「人間だものパーフェクトはムリよ」と一時は思ってもみたのだが それは自分の成長を怠る言い訳ではないのか?と最近は思う。 やっぱり生きている限りは 人間的な成長はしなければならないはずだ。 子供が母と認識するまでに「怖い顔」が役に立つ事を知って 少し救われた部分はあった。 しかし、修行は続く・・・(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/02/14 01:43:12 AM
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