ウナボンの泣き泣き日記

ついに市の健診でガン検査を受ける年齢となってしまった。

私、バリウムがホント苦手で……。

若い頃から、すぐ気持ち悪くなる体質なので
バリウムは２回ほど飲んだことあるんですよ。

しかし、しかしですね。

ある病院では
私のバリウムの飲みっぷりがあまりにも悪いせいで
呆れ、待ちくたびれたんでしょうかねぇ。
ガラス越しの検査技師が
タバコを吸い始めちゃったんですよ。

ひどい話よねぇ。

あと１回は、大病院で
こちらは
「ボク、少量のバリウムでバッチリ写せるから大丈夫！」
という、期待大の検査だったんですが……。

しかし、そこでもバリウムを飲み込んだ瞬間、
胃の中の発泡剤すべてリバースしてしまいまして。

慌てて検査技師が飛んできて
私の汚れた検査服を拭いてくれたわけなんです。

そんなこんなで
自分が胃の検査を受けなければならない年齢になった時
当り前のように、
胃の検査がカプセルで行なわれるのを
切望していたんですが、
残念ながら間に合わなかったですねぇ。

近所の病院では胃カメラの場合、鼻から行なうわけ。
あとバリウムも行なっている。
つまり、選べるんですよ。

さて、バリウムと胃カメラ。

知人数名にアンケートをとって集計。
みな、胃カメラを推す。

そうだ、じゃ、胃カメラだ。

しかし、鼻からって？？？
鼻からだと、オエ～ッてのはないのかね？



「胃の泡を消す薬です。飲んでください」
と紙コップに半量ほどの液体を渡される。
……バリウムほど飲みづらくない。

「止血剤を点鼻します。上を向いてください」
と、左右の鼻の穴にシュッシュッとやられる。
……のどに入り込んだ。苦い！咳き込む。

「麻酔を喉にしますね。口あけてください」
のどぬーるスプレーみたいなのを口の奥にプシュッと。
ビリビリビリ……

「では、こちらに頭を向けて寝てください。
　眠くなる注射をします。
　眠くなったら寝ていいですよ」
「なんか、頭がビリビリしてきました……ｚｚＺＺＺ」

遠くで
「じゃ、始めまーす」
と聞こえ、鼻に違和感を感じ、
あ、今、胃に何か入ってるかも……
という感覚を味わったと思ったら終了した。

院内で爆睡。
自宅で寝るより深い眠り。

結果、ガンではないが問題多々あり（苦笑）

でも再検査もなく、無事終了。

来年も鼻から胃カメラで決まりさっ！！