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2006年05月30日
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カテゴリ:MUSIC
西ロンドンで日本のバンド「ボアダムス」のライブを見に行った。

いいライブだったと思う。圧倒的なドラムスの音に打たれて高揚感を感じた。

しかし、私の大学生時代に覚えているボアダムスというのは、もっとノイズがぎゃんぎゃん耳を裂く荒削りで不快な音で、観客を金返せと怒らせ、これが音楽とはなめとるのかと酔っ払いが瓶を投げたりするバンドであり、あらまぁ、そうなの、よかったわねぇという気分になった。

音楽は、絶叫をある程度やっちゃうけどアングラっぽくはなくて、トリプルドラムスでポリリズムが絡み合い、70年代風のハモンドオルガンとスペースエージ音楽のレトロサウンドがぴーひゃら、ぴーひゃらと奏でられる、乱暴な一般化をすれば和太鼓バンド「鼓童」をサイケデリックにアレンジしたニューエイジ音楽とでもいえた。

千五百人ぐらい入る会場は1階と2階は満員、観客は5%ぐらいが日本人、後はいかにも耳が肥えた音楽スノッブという感じの観客だった。「これは俺が覚えているボアダムスと違う!」とフランス人の友人に説明していたら、入道みたいな大男に肩を叩かれ、「しぃぃー静かにしてよね、僕ちんにとって、この音楽は神様からの贈り物なのよ」という顔で注意をされた。その後、この大男は1時間半の間トランス状態で頭をゆすり続け、むち打ち症で手当てが必要になるのではないかと思った。

ウエブでみるとボアダムスは90年前半にソニックユースに助けられて、US市場に進出しようとしたけど、失敗したことが垣間見られる。ライブバンドとしてはタイムアウトなど英国のメディアの評価も高いようなので、期待はできるのかもしれない。音楽性の変遷のせいで、もはや私の聞く音ではないが、昔好きだったよしみで、がんばって欲しいと思う。













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最終更新日  2006年05月30日 20時41分50秒
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