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カテゴリ:MUSIC
先週末は、ベルリンの近くにあるフェロポリスというイベントホールにテントを担いで3日間、メルト!フェスティバルでポップとダンスミュージック三昧をした。
http://www.meltfestival.de/index.php?page=info&language=gb&action=3 フェロポリスという会場は7,000トンの戦艦のような5つの重機に囲まれていて、異様な光景だ。高さ130メートルほどのキャタピラのついたクレーンのような重機は、「ハウルの動く城」を思い起こさせた。宮崎駿だけでなく、第二次大戦のドイツの戦車などが好きだった私は重機を見てうっとりとしてしまった。小さめのモスキートがいいか、壮大なマッド・マックスがよいか決めかねている。 http://www.ferropolis-online.de/ferropolis.html http://www.ferropolis-online.de/ferropolis/mosquito.html http://www.ferropolis-online.de/ferropolis/mad-max.html フェロポリスは湖に面していて、1キロぐらい歩いたところにテント場がある。ビッグ・チルなど英国の大規模フェスティバルに比べて、グルメ風の屋台もなく、トイレの数なども比べものになく少なくて、けっこう腹が立ったこともあったが、湖でバタバタ泳いでいるうちにそんなことなど忘れてしまった。 出演バンドは、有名なところでは、Pet shop Boys, Aphex Twinsなど、The Streets, The Editors, We are scientistsなどの売り出し中のバンドも出ていた。アメリカ、英国のバンドはメインステージではけっこう多かった。 この1年半前にゲーテ・インスティチュートでアルバムを借りてから、私とガールフレンドはドイツのインディーバンドのKLEEに凝っている。今回ドイツくんだりまで行ったのも、彼らが出演するからだった。 音はファーストアルバムはダンス・ミュージックで、2枚目はニューオーダーなどのマンチェスター色が濃くなり、もうすぐ出る三枚目はもう少しアコースティックになっている。なんといってもスージィちゃんの書く歌詞がロマンティックで心をうつのである。ドイツのモリッシー女版という感じだ。実際、スミス時代のモリッシーのようにステージでは水仙の花束をもって現れた。 (試聴はこちら。最初のアルバムUNVERWUNDBARのNICHT IMMER ABER JETZTとHOFFENTLICHなどが好き) http://www.kleemusik.de/indexnu.htm ステージの一番前に立ち、ほとんどの曲を「なんちゃってドイツ語」で歌った。ガールフレンドなどは涙ぐんでいた。中学校のときにYMOのコンサートなどに行ったことがあったが、こんな感じでポップグループのファンをやったことはない。40近くになっていやはや、これはナンでしょうな。 KLEEのTシャツを買い、バンド全員にサインしてもらい、スージィと握手をした。10代にしなかったことを今するのはだいぶん恥ずかしい。しかし、ポップの追っかけというのは楽しい。また、ドイツにKLEEを見に行こうかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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