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私のストーリーで1分映画をつくってくれたカナダのメディア会社が、今度は6分の映画をつくってくれることになった。出張でロンドンに来たディレクターのおっさんは結局時間の調整がつかなくて会えなかった。まぁ、業界にあまりコネもない私と友人Dに会って四方山話をしても、別に彼らにとってビジネスになるわけでもないので、こんなもんだろう。
前の1分映画を今度はSundance映画祭を開催しているアメリカの大手TV会社に使ってもらうように段取りを組むことにした。BBCにも接触中。またSKYのときのように放映してもらうことになれば「放映してやるからありがたく思え」ということで1ドルをこちらから(!)払うことになるのだろうなぁ。今年は金を稼ぐのを目標にする。 今回の日本旅行は家族の関係で忙しく、友人では心斎橋さんに夜会えただけだった。おっさんと化した私に比べ、彼は大学時代からぜんぜん変わらず、まだ美青年の風貌を残している。何か黒魔術でもやっているのか。彼は「映画祭で賞を取れなかったのは、君らがつくっているのはアート系映画だからジャンルがずれたからじゃないかな」といってくれた。ありがとう。相棒Dと一緒に青い話を長々としてごめん。 次の日本旅行では五反田さんや郡山さんにも会いたいなぁ。ベンヤミンさんはどうしているのかなぁ。 Sarah's Ghostという1分映画をyou tubeに載せたので興味のある人はみてください。ストーリーは、妻と別居した男が、赤いコートを好んで着ていたセラを郵便ボックスを見るたびに思い出すというもの。ただ、郵便ボックスは人形に近い円筒型だけではないので... http://www.youtube.com/watch?v=0jvbkogD_d0 日本でいろいろ漫画を買って触発された。私が製作しているAudio Storyというフォーマットを自動漫画みたいなものに発展させようといろいろ実験をし始めた。英国人などはフランス人などと違い漫画をあまり読まないので、AUDIO主体のスライドショーみたいなものはフォーマットとしていけるのではないかと思案している。 新しいストーリーを頭で朦朧と考えているが、なかなかまとまらない。人口爆発防止のために、厳正な抽選の基に老若男女貧富を問わず間引きをされるシステムが導入された近未来の話やWill Self風の豊穣なイメージの半死人コミュニティの話などを考えているから当然といえば当然だなぁ。設定よりも物語の主幹パーツに凝ろうと思う。 今読んでいるSebastien Japrisotの「殺しの夏」(L'ete meutrier)とAlfred Anderschの「ザンジバルまたは最後の地」(Sansibar Oder Letzt Grund)は両方の小説とも、奇しくもいろいろな登場人物の観点から語られる。これ、やってみようかなぁ。 中国人の前衛詩人と仲良くなって、ほぼ毎週会って、いろいろ馬鹿話をしている。彼はどこから仕入れてくるのか、でっちあげるのか、道教の「道」にあたるのは膣だとか、貨幣として使われている貝はユダヤ人の住んでいた地域の貝に限られていたとか、教会は昔売春宿として癒す機能があったとか、わけのわからない話が多い。それに対抗して私も怪しい話をする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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