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カテゴリ:アウトドア
2日目。子供の朝は早い。6時半ごろから、ごそごそしてる。
「お外行こうよ」攻撃に、重い腰を上げる。いたたた。ロッジの板張りの床は痛いね。腰にくる。 やっぱり山は涼しい。長袖を着ないと震える。川に行くとぬれて、かぜを引くと思ったので、母さんに朝ごはんを任せて山を散策。 結構険しい山道で、子供2人を連れて歩くのは結構ヒヤヒヤした。虫かご虫網をもって行ったが、断崖絶壁の森が続くので虫取り所ではない。1時間ほどで帰ってきた。子供たちは、結構がんばって歩いてたな。下の子が小学校に入ったら、山歩きしたいな。 朝食を食べて、撤収。荷物が重い。やっぱり、オートの方が楽チンだ。^^); それでは、赤目四十八滝に出発。滝って、なぜか惹かれるものがありますね。 ここは、母さんのお腹に上の子が居て安定期に運動のために訪れた思い出の場所でもある。 あの時は、歩く距離が少ないと思い上流の裏口から入った。 下流の入口は、はじめて。キャンプ場から10分ほど歩けばつけるのだが、3歳5歳の子供の足を考えて、車で入口駐車場まで行きました。 名所なら何処でもあることなのですが、ここの駐車場は、特に顕著。 1本道の終点が赤目滝なのだが、まず、大きな駐車場の看板と広いスペース。スピードを緩めて様子見してると、黄色Tシャツのスタッフらしき人が、手を広げ道の真ん中に立ちふさがる。もう一人が、空いてる場所にしきりに手招き、誘導する。 当然、ここが公共の滝の駐車場だと思ったので、誘導されるまま止める。3人目の人に、「入り口のみやげ物屋で払ってください」と900円の駐車券を手早に渡され次の車に対応。さすがスタッフ、手馴れた誘導だ。 その間にも、続々と車が来る。5台に1台くらいは、スタッフの制止を振切り、奥の道に入って行く。奥さんと「職員の車かな」と。 他の車の人も降りて、駐車料を払いに土産物屋に入って行く。何か気になったので、土産物屋の横の滝への道から覗いてみると、何やら土産物屋が転々と続いている。奥の方に、チラッと「駐車場」と看板が見える。あれ? 店の人が「ちょっと、ちょっと、駐車料金」と割ってはいる。 もう聞くしかない。「奥の方にも駐車場あるんですか?」 ムニャムニャと返事がない。「子供おるから、近い方がいいんですわ」と、言うとやっと、「5分ほどしか変われへんのになぁ。駐車券だけ返して」って、「あ、ばれたって」感じ。 5分も変わるとは、ビックリです。車に戻り、最終の駐車場まで行く。同じ900円。 「う~ん。おもしろいシステム。」途中の、土産物屋さんも下の駐車場に止めてくれる方が儲かるから、あの強引な誘導に文句を言わないのだろう。 名所はたいがい、遠い所に駐車場を作り、お店屋の前を通ってもらうシステムを作っている。 初めての人は、遠い駐車場に止めてしまい、2回目以降の人は、奥から順に止めるのだろう。 これで、ある程度均等に、観光地としてお金が回るのだろう。これも1つの法則かな。 奥から1つ手前に700円の駐車場があり、オススメです。 さあ出発。料金大人300円、子供150円。 入り口に、スタンプラリーってのがあり、子供も喜ぶと思い、はんこを押していると、これが罠。 目の前にへこき饅頭って鯛焼きみたいなのを焼いていて、いいにおい。おばさんが言葉巧みに子供たちと話し始めた。 「ひとつちょうだい」と下の子が、勝手に注文してる。おいおい。 ここで、ごねられると、滝まで長い道のり、やばい。まあいいかと、うまく乗せられて、1つずつ買ってあげる。 1口もらう。これがまた、意外にうまかった。程よい甘さのホカホカのスイートポテト。なるほどのへこき饅頭。これ名前を変えると絶品スイートになると思った。 入り口には、日本サンショウウオセンターがあり、いろんなサンショウウオが泳いでいる。子供たちはこんなん大好き。私も嫌いではないが、あまり気持ちのいいものではないね。 この川は、水の綺麗なところしか住まないサンショウウオで有名。禁漁なので、ここでフライしたらばかばか釣れるだろうなと想像しながら、滝を目指す。 やはり川沿いを歩くのは気持ちがいい。マイナスイオンをあびながら、贅沢なひと時。 まずは、行者滝。う~ん、やっぱり滝は気持ちいい。癒される。 霊蛇滝、有名な浮動滝と楽しむ。今日は、流量もそこそこあって、ダイナミック。 途中、岩場で休憩しながら上っていく。トロ場には、ウグイの群れがいて、枯れ枝を細かく折って投げると、バシャバシャとライズする。子供たちは、これに夢中になり、疲れも忘れる。 私は、流芯にはアマゴが、岩陰にはイワナがえさを待っているのだろうな。フライをあそこに投げて流したらバシャと出てくるなと、一人で夢想している。母さんも、ぼんやりと滝を眺めている。あ~、渓流って気持ちいいな。 ゆっくりと工程の1/4ほど登って子供たちも限界みたいなので、千手滝の茶屋でカキ氷を食べて引き返す。 途中で、大事件がおきて、みんな落ち込み気味。トボトボと帰路につく。 この大事件は、この後に、つづく...。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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