【気がつくとドラマで活躍、英語もペラペラ】
【気がつくとドラマで活躍、英語もペラペラ】 天然キャラは計算だったのか。答えからいうと「否」である。「幽霊や妖精が見えるんですよ」などと 仰天発言を繰り返し、バラエティー番組でもおとぼけ発言を連発していたのはデビュー当時。気がつ くとドラマで活躍、NHKで英語をペラペラ…。突き動かしたのはコンプレックスと飽くなき向上心だった。 ゴールデンタイム初主演「7人の女弁護士」で、弁護士・藤堂真紀を演じる。怖いもの知らずでどん どん突き進んでいく性格で、思いが先走りして失敗することも多いという設定だ。弁護士事務所の先 輩たちはイラだたしげに見ているが、彼女の熱心さにほだされて協力し、事件を解決していく。裁判 の最後には啖呵(たんか)を切るセリフが用意されている。 「私と同じ、思い込んだら一途のB型そのままで、演技がしやすいです。女性の立場ってまだ弱 いので、そういうのを助ける役はやりがいがあります」 実生活では、4姉妹の2女。父親は、娘のうちだれかに弁護士になってほしかったという。こんな 事情があったからだ。 「父の商売が破産したとき弁護士の先生にお世話になったんですが、いい弁護士さんにはめぐ り合えなかったんです」 ドラマで親孝行、涙ぐましいじゃないですか。 「役の上でやるだけなんですが、ちょっと恩返しができたかなって」 ここ5年で女優として人気、実力とも上昇機運。異色ホラーの深夜ドラマ「スカイハイ」でカルト人気 を得て、「黒革の手帖」の悪女役、「曲がり角の彼女」での恋敵役など、クールな演技から、嫌みな キャラクターまで幅広く身に付けた。 (以下略) http://www.zakzak.co.jp/people/20060406.html