縮小へ
米ウォールストリート・ジャーナル、紙面幅縮小へ 米経済紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)を発行するダウ・ジョーンズは4日、来年1月2日付から実施する紙面改革を発表した。紙面の横幅を現在の15インチ(約38センチ)から2割減の12インチ(約30センチ)に縮小することなどが柱で、部数減に対応したコスト削減を図る。 記事部分は従来より約1割減るが、株価の表などをホームページに移し、紙面での掲載をやめることでスペースを確保する。さらに解説など独自記事の比率を現在の約50%から80%に増やし、内容の充実を目指す。 紙面の幅は米国で最大部数のUSAトゥデーなどと同じになる。コスト削減に加え、幅を他紙とそろえると広告が獲得しやすくなる効果があると見込む。米紙ニューヨーク・タイムズも08年から幅を1割減らして約30センチに合わせる計画で、米業界内での紙面幅の「標準化」が進んでいる。 WSJは新紙面を出す1月2日に限りニューススタンドでの販売を無料にし、ホームページ上でも無料で記事がダウンロードできるようにする。出典:asahi.com 2006年12月05日10時13分http://www.asahi.com/international/update/1205/005.html