3万人が救援活動に賛同 「高雄市政府、何が必要ですか?」PTTですぐに募る
高雄市物資支援センターではこの3,4日に1,000人以上の若者のボランティアたちが様々な作業の手伝いを行っている。若者をボランティアを呼びかけたPTT(*1)の板では、ボランティアを必要とするニュースばかりではなく、国境のないネットの特性を活かして、高雄市政府が大量の段ボールと小さなポリ袋を東南アジアや国内のメーカーに募ることも助けた。既に高雄市物資支援センターに何日も「留まり続けている」PTT会員の「小烏亀」こと王冠中は、この4日間朝から晩までほぼ睡眠も取らず、今回PTTが始めたネットを通じた「返郷救災」活動で忙しく動き、網友と電話をしたり、どのようにボランティアを配置するか市政府職員と協議したりしていた。「参加したのは恐らく1,000~2,000人くらい、今回の活動に賛同してくれたのはおよそ3万人」高校を卒業したばかりの王冠中によると、、PTTでの呼びかけで集まった網友たちは高雄市ばかりではなく他の県市にもいるという。各々が違った担当者となり、王が高雄市の責任者だ。PTTの「返郷救災団」に参加した学生たちは王のことを「総呼びかけ人」と呼ぶ。「あんなにずっとPCの画面に向かい、キーボードを絶え間なく打つのはまさに小烏亀だ」社会局の職員も王や他のPTT会員の能力が強く印象に残っている。一昨日の午後、物資支援センターでは支援品を梱包していたが、被災地に送るためのちょうどいい段ボール箱が大量に不足した。市政府職員は市内を探したが大量の段ボール箱を見つけられなかった。王はすぐにネットでこのことを伝え、「PTTのある会員の友人が東南アジアに工場を持っていて、このことを先方に伝えたところ工場は段ボール箱の支援に協力してくれた」この東南アジアの口授王はその日のうちに1,200箱の段ボール箱を航空便で運び、一昨日の20時には高雄空港に到着した。昨日の朝早くに市政府に届けられ、段ボール箱の問題は解決を見た。王は今年大学を受験した。しかし今まで忙しく、学校には通えていない。朝から晩まで市政府物資支援センターに缶詰めで、家に帰るよりも網友とのオンライン会議に参加している。学生に人気のあるPTTには、熱心な会員もいて、仮想の世界が「具体化」し、見えない力が生まれてきている。http://www.udn.com/2009/8/13/NEWS/SOCIETY/SOC5/5074872.shtml (