三井住友建設と地元企業が共同で工事途上国援助(ODA)の円借款
ハノイのホン川(紅河)で18日午前、日本政府の途上国援助(ODA)の円借款で工事中の橋の一部が崩落した。けが人などはなかった。ベトナムでは2007年9月にも、円借款で南部のメコン川に建設していた橋が崩落し、54人が死亡する事故が起きている。日本の外務省や地元の報道などによると、事故があったのはタインチ橋(紅河橋)。環状道路と結ぶ高架橋部分の橋げた(長さ約30メートル)10本のうち4本が落下した。高架橋部分は、三井住友建設と地元企業が共同で工事を請け負っていた。年内に完成する予定だったという。日本政府は1999年度以降、橋全体の建設事業で合計約409億円をベトナム政府に供与しているという。http://www.asahi.com/international/update/0419/TKY201004190428.html