イオンベトナム、ECサイト「AeonEshop」利用者が急増
イオンベトナム(AEON Vietnam)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが起きる前から多様なショッピング方法を提供してきた。電子商取引(eコマース=EC)サイトの「イオンイーショップ(AeonEshop)」や電話での注文、買い物代行サービス、イオンモバイルアプリ、グラブマート(GrabMart)などを利用できる。 国内で感染第4波の拡大が懸念され始めた4月下旬から、AeonEshopの利用者が急増している。4月21日~5月5日の期間のインスタント麺や食品の注文数は、以前の通常日の平均に比べ3倍に増加した。ミルクや清涼飲料水の注文数も2.5倍に増えた。この他のサービスの注文数も前月に比べ、グラブマートは2.25倍、買い物代行は3.12倍、イオンモバイルアプリは2.11倍と軒並み増加している。 AeonEshopは注文増に応えるため、運営時間を1日8時間から10時間(毎月5日と20日のイオン会員の日は12時間)に増やしたほか、電子決済利用者に対する優遇プログラムを展開している。 イオンベトナムは、新型コロナウイルスの感染対策にも力を入れている。顧客と接触する機会のある宅配配達員が配送センターに商品を受け取りに来た時は、体温測定と手指消毒、マスクの着用、ソーシャルディスタンスを求めて、顧客の安全確保を図っている。