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松本復興相が、自分の発言について問題ないと言ったそうな。
復興相「問題ない。長幼の序わきまえた方いい」 ---------- この中で、松本氏は3日に会談した村井嘉浩宮城県知事が遅れて部屋に入ってきたことに対し、「お客さんが来るときは自分が入ってから呼べ」と発言したことについて、「呼ばれて入ったら、3、4分出てこなかったから怒った。九州の人間はお客さんが来るときは本人が(先に部屋の中に)いる。(知事は)長幼の序をわきまえた方が(いい)」と説明した。 ---------- 長幼の序などと言っているが、要は待たされたから怒っただけのことではないかと思われる。 第一、昔の中国の儒教の先生である孟子に由来する「長幼の序」をわきまえろと言うのに、 「九州の人間はお客さんが来るときは本人が(先に部屋の中に)いる。」 と九州ローカルルールを持ち出すのはおかしいではないか。 それが「長幼の序」であれば、九州の人間は、などと付ける必要はない。 孟子は、九州のことなんか考えたこともなかったはずである。 そして、東北の宮城県の知事に九州ルールを押し付ける愚かさが恥ずかしい。 そんなに九州の習慣が好きならば、九州から出ないで済む仕事につけば良かったのだ。 郷に入っては郷に従えということわざについてはご存知なかったのだろう。 調べてみると、松本竜復興相のお祖父さんはたいそうご立派な方だったそうである。 宮崎学の「近代の奈落」という本にもそう書いてあったように記憶している。 「今の最後の言葉はオフレコです。書いたらもうその社は終わりだから」とも言ったそうだが 人権を守るために奔走された方の孫が、報道の権利という大事な人権を侵害する発言をする。 悲しいことだ。やはり政治家は世襲はさせるべきではないなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.04 17:28:02
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