Unfolding

　シマノのコンポーネントが、DURA ACEから105まで11速化されたのは、自転車乗りの方はご存知だと思う。
そして10速がティアグラ、9速はSORAってことになるわけだけど、今まで10速の6700アルテグラ使ってたのに、パーツが何か壊れたら10速ティアグラのを使わなきゃいけないというのは、重くもなるし、クオリティも落ちるしで、できたら避けたい。今のところ、自転車店に10速パーツの在庫があったり、問屋さんが持っていたり、シマノもまだサポートしてくれるつもりかもしれないけど、いつかそういうのもなくなってしまうんじゃないかと思う。

そうなると、コンポーネントのランクをデュラエースやアルテグラや105からティアグラに落とすよりは、コンポのランクを変えないで11速化することを選びたくなると思う。同じランクなら、新しい方がよくなっているはず、多分。

それで、もちろん11速化するとなるとSTIもクランクもスプロケットも交換することになるしで、お金がかかるのだけれども、10速まで対応の高級ホイールを履いている人にとっては、それ以上にホイールを11速対応に買い替えなければならないのが、非常に厄介なところだ。5万円、10万円、もしかしたら20万円も30万円も出して買った宝物のようなホイールが、まだまだよく走るのに、ただただ11速化という時代の波に乗り遅れただけで、使わなくなってしまうなんてありえないと思う。

どうしたらいいんだろう？

というこの問いに、なんとスプロケットだけ交換したらOKだよ！という素晴らしいパーツがRECONから発売されている模様。

レーコン ワンピースアロイレーシング シマノ 11段 (8、9、10速ボディ用)

はっきりいってスプロケットとしては、ちょっと高いお値段。
しかしながら、5万円、10万円、20万円クラスのホイールをパーにしないで11速時代にも使い続けるためなら、購入するのも悪くはないかなと思える。

自分も8,9,10速対応のホイールを2セット持っているので、将来的にはちょっと購入を考えてみたいところ。
特にDURAのカーボンチューブラーのディープリムとか、11速化したからといって、そうそう新たに買い直そうとも思えないし、リム高変わらなきゃ空気抵抗大体同じだし（笑）