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2017.05.09
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カテゴリ:
「神社」とは何なのか? アニミズムから靖国まで、神道の謎を追う を読んだ。
最初から

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・「神道」の語はもとは中国で用いられていたのが、そのまま古代日本に導入されたもので、その読みも当初は濁音で「ジンドウ」であった。
・その意味するところは、「仏教下の神々をさす仏教語」である。
・この「神道(ジンドウ)」が室町期、14世紀ごろの日本で、清音表記による「シントウ」へと転換したのであって、それは「神」の語の集合名詞から抽象名詞への転換にともなうものであったと考えられる。
------
と、衝撃的な話から始まる。なんと神道とは「仏教下の神々をさす仏教語」を意味する言葉だったのだ。
国家神道を否定した柳田國男にしても、神道が日本固有のものであることは否定していないが、ここではそれさえもはっきり否定されている。

本の表紙には「神道は三度つくられた!」と書いてある。
古代律令制国家成立期、中世以降、江戸~近代。

神社とナショナリズム、日本の右傾化の結びつきが危惧されている昨今だからこそ、読んでおきたい一冊かもしれない。


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Last updated  2017.05.09 08:58:28
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