Unfolding

[本] カテゴリの記事

全118件 (118件中 51-100件目)

< 1 2 3 >

• 

  選択の科学

  【送料無料】選択の科学　これは、前からほしかった本だけど、いつの間にか忘れていた。今日出かけたところの本屋さんの店頭で見かけて、ああそういえばこの本欲しかったんだと、思い出した。内容は、選択することの意味について、である。その場で買ってもよかったのだけれども、手元にいくらか楽天ポイントが残っているので、選択の科学を家に帰ってから楽天ブックスで買うことを選択することにした。amazonものぞいてみたけれども、amazonマーケットプレイスでも新品と余り価格差がない。それならポイントを使える楽天ブックスのほうが私としては得なのであった。明後日か明明後日くらいには着くのかな、楽しみ～。それもいいけど、図書館から借りてる本も、読まなくっちゃ。

  2012.02.01

  コメント(0)

• 

  新自由主義 その歴史的展開と現在

  　先程楽天ブックスで注文した本。【送料無料】新自由主義新自由主義 その歴史的展開と現在デ-ヴィド・ハ-ヴィ／渡辺治作品社ISBN：97848618210662007年03月発売 単行本----------【内容情報】（「BOOK」データベースより）いかにして世界は、再編されているのか？２１世紀世界を支配するに至った新自由主義の３０年の政治経済的過程とその構造的メカニズムを世界的権威が初めて明らかにする。【目次】（「BOOK」データベースより）第１章　自由とはこういうこと…／第２章　同意の形成／第３章　新自由主義国家／第４章　地理的不均等発展／第５章　「中国的特色のある」新自由主義／第６章　審判を受ける新自由主義／第７章　自由の展望／付録　日本の新自由主義-ハーヴェイ『新自由主義』に寄せて（渡辺治）【著者情報】（「BOOK」データベースより）ハーヴェイ，デヴィッド（Harvey,David）１９３５年、イギリス生まれ。ケンブリッジ大学より博士号取得。ジョンズ・ホプキンス大学教授、オックスフォード大学教授を経て、現在、ニューヨーク市立大学教授（Ｄｉｓｔｉｎｇｕｉｓｈｅｄ　Ｐｒｏｆｅｓｓｏｒ）。専攻：経済地理学。現在、論文が引用されることが世界で最も多い地理学者である渡辺治（ワタナベオサム）１９４７年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学社会科学研究所助手・助教授を経て、一橋大学大学院社会学研究科教授。専攻：政治学・日本政治史森田成也（モリタセイヤ）１９６５年、奈良県生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士課程満了退学。現在、駒澤大学経済学部非常勤講師。専攻：理論経済学木下ちがや（キノシタチガヤ）１９７１年、徳島県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程。専攻：政治学大屋定晴（オオヤサダハル）１９７３年、愛知県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。専攻：経済思想・社会思想史、社会運動論。現在、東京農工大学ほか非常勤講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）----------　いつも読んでる本と毛色が違うって！？ええ、ええ、これは家族への誕生日プレゼント用なのです…本くらいならいいかと思って、好きな本一冊買ってあげると言ったら、結構高い本のリクエストが来た…ま、ユングの赤の書とかじゃなくて良かったけどね！（←半端無く高い）【送料無料選択可！】赤の書 (単行本・ムック) / C.G.ユング/著 ...価格：42,000円（税込、送料別）

  2012.01.26

  コメント(0)

• 

  最終目標は天皇の処刑

  　誤解されたら怖いので先に言っときますが、私の目標じゃないですよ！チベット人のペマ・ギャルポさんの著書のタイトルです。目次には、--------------------日本人なら背筋が凍る！ここまで来ている侵略工作。チベット出身者だから分かる、中国の悪辣な戦略事態は40年前に発掘された文書通りに進行している！中国共産党作成の「日本解放第二期工作要綱」収録--------------------と書かれています。40年前の文書で「最終目標は天皇の処刑」だったら、それはもちろん昭和天皇のことで、今上天皇まで処刑するつもりはないんじゃないかな～と思うのですが、中国のことはよくわからない私であります。それよりも、"チベット出身者だから分かる、" というこのフレーズを読んだだけで、胸が痛くなってしまいます。【送料無料選択可！】最終目標は天皇の処刑 中国「日本解放工作」の恐るべき全貌 (単行本・ムック) / ペマ・ギャルポ/著そういえば、昨日は中国海軍がどんどん増強されているという話をニュースで見ました。「沖縄は本来中国の一部」と学校で習ったという中国人に会ったこともあるし、もしかしたら、ペマ・ギャルポさんの仰ってることも、杞憂ではないのかもしれません。ペマ・ギャルポさんの講演会には一度行ったことがあるのですが、ユーモアにあふれる明るく温かいお人柄の方でした。確かにペマさんは、第一の故郷チベットに続いて第二の故郷日本まで、中国に侵略されたくないという強い気持ちをお持ちなのだと思います。しかし、40年前の文書でこれからの一国の意図を考えるのは、さすがに無理があるかなとも思います。40年前の中国と今の中国、変わったこともあるし変わらないこともあるでしょうけれども、少なくとも40年前の時点で世界の資本主義経済の中心地のようになった現状を予測してはいなかったと思います。とはいえ、チベットへの弾圧具合は相変わらず、更にひどくなってるという話もあったり。転生活仏、リンポチェと呼ばれて尊敬されるラマまで焼身供養を行い、チベット人とチベットサポーター達が胸を痛めています。結局のところ、私などには判断のできない本なんだろうなと思います。

  2012.01.26

  コメント(0)

• 

  楽天ブックスで新書を買ったが梱包は無駄に大きいと思った

  　12/16の日記の続きみたいなものなんですが。さて、本自体は無事届いたのですが、本が置かれていたのは郵便受けじゃなくて、門の内側。どうも、梱包が大きすぎて、郵便受けに入らなかったようです。今回購入したのが、ちくま新書という至ってコンパクトな本だったので、意外でした。amazonでもそうですが、なんで小さな本に無駄に大きな梱包を使うのでしょうね。（全部同じ大きさのケースにすることで、積んだ時に安定するからという話をどこかで読んだ記憶がありますが）ただ、amazonみたいに分厚くはないので、そこはまだましかなあ。手元にニューズウィーク日本版があったので、比較写真をアップしてみます。（今回の買物は「内部被曝の驚異」であり、ニューズウィークではありません）タイトルが、「ユーロ危機　世界同時不況への道」とか「世界経済　迫りくる氷河期」とか「欧米経済の限界を露わにしたEU債務危機　リーマン・ショックを超える世界不況のシナリオとは」とか穏やかじゃないのはご容赦を（汗）繰り返しますが、送られてきたのは、新書ですよ～（笑）もう少し小さな梱包サイズのものも、あれば良いのにと、思いました。そうしたら、うちの郵便ポストにも、綺麗に収まってくれるのに…。梱包をやぶくと、中からサランラップのようなラップでぐるぐる巻きにされた本が登場。防水という観点からなのでしょうね、多分。クイズに答えると賞品が当たるキャンペーンとか、返品用の書類とか、そんなものも付いていました。とりあえず本は綺麗な状態で、時間的にも個人的には許せる範囲内で手元に届いたので、良しとします。

  2011.12.17

  コメント(0)

• 1つ前の日記の続き

  　昼寝して、今しがた郵便受けを見てみると、昨日の日記で書いてた楽天ブックスで購入した本が届いていました。

  2011.12.17

  コメント(0)

• 

  楽天ブックスのスピード

  　昨日楽天ブックスで、新書を一冊注文しました。すると、次に気になるのは「その後の手続き、それと何時着くのか？」ということですね。今メールボックスを確認したところ、・【楽天市場】注文内容ご確認（自動配信メール）が　2011/12/15(木) 21:36・【楽天ブックス】ご注文内容のご確認 が　2011/12/16(金) 0:37・【楽天ブックス】ご注文発送のご案内 が　2011/12/16(金) 15:59に、それぞれ着信していました。注文内容ご確認の自動配信メールは、楽天のどこの店舗で買っても、基本的に注文直後に送られてくるようです。3通目のご注文発送のご案内には、「ご注文商品を運送会社へ引き渡しをいたしました。通常、1～3日で商品のお届けとなります。※交通事情や運送会社の配達状況等により、遅れる場合もございます。　あらかじめご了承ください。」と書かれています。発送は、クロネコヤマトのメール便だそうです。「※クロネコヤマトの荷物お問い合わせシステムへの情報の反映は当メール配信日　の21時以降に行われます。（情報が未反映の場合、「伝票番号未登録」と表示されます。）」ということで、本が今どこに来ているかを見られるようになるのは、もう少し先のようです。本の到着時に家にいるかどうかわからないので（メール便なのでポストに投函）、肝心の正確な到着時間はわからず、帰宅したらポストに入ってた程度の報告になるかもしれないけど、着いたらまたその旨報告しますね。amazonのほうが良いという人もいるけど、楽天はポイントが比較的こまめに付くので、ポイント消化まで考えると楽天ブックスのほうが有利だったりする場合もあるよねと、個人的には感じます、はい。

  2011.12.16

  コメント(0)

• 

  肥田舜太郎　内部被曝の驚異　を買ってみた

  　今年春くらいから、読もうと思いつつ後回しになっていた一冊。肥田舜太郎先生の「内部被曝の驚異」。肥田先生は、現在94歳のお医者様。広島の原爆の被爆者の治療を一貫してずーっと続けてこられた方。核には政治的問題がつきまとう。米国や日本政府の圧力と戦いながらの、被爆者の治療でもあったそうだ。臨床経験における放射線被曝の第一人者と言えるだろう。amazonで買おうかなとも思ったけれども、ちょうど期間限定の楽天ポイントがたくさんやってきたところだったので、楽天ブックスからぽちっとオーダーしてみた。【送料無料】内部被曝の脅威価格：756円（税込、送料別）

  2011.12.15

  コメント(0)

• 

  打出小槌町一番地

  　城山三郎氏の著書に、「打出小槌町一番地」という作品があります。今となっては楽天市場で検索をかけても、古書でしか出てこないのが少し寂しい。打出小槌町一番地【中古】afb　ブックセンターいとう新潮社のサイトから解説を引用。新潮社のサイトだと新品購入可能ですが、3675円はちょっと敷居高めですね。----------成功を収めた主人公たちの裏側に秘められた夫婦、親子の葛藤劇を通じ、生き甲斐と幸福の意味を静かに問いかける。東京近郊の閑静な高級住宅地、〈正妻とベンツの町〉と呼ばれる打出小槌町には、社会的地位と財産を手中にした現代の〈上層階級〉が堂々たる邸宅を構えている。銀行頭取の椅子が約束された御曹子、〈海軍式経営〉で成長を続けるオートバイ・メーカーの社長。彼らの成功物語の裏側に秘められた夫婦、親子のすさまじい葛藤の劇を通じ、人間の生き甲斐と幸福の意味を静かに問いかける。昭和五十一年に「週刊新潮」に連載され、翌年のベストセラーとなった。----------タイトルの「打出小槌町」というのは、いかにもフィクションの地名っぽい町名ですが、実はこの町名は実在します。ただし、東京近郊にではなく、兵庫県芦屋市に。Yahooの地図で「打出小槌町」を検索した結果そして、実際の打出小槌町周辺も素晴らしいフレンチのレストランや高級スーパー、高級住宅があって、小説の中の打出小槌町のイメージに近い感じがします。何度か訪れたけれども、芦屋市立図書館の打出分室も格好よかったし、一時期は国道2号沿いの楠町まで行くと凄いメゾン　アンリシャルパンティエがありました。メニューが普通のアンリ・シャルパンティエと違います（現在は閉店）。果たして、城山三郎氏は、この芦屋の打出小槌町を意識して、「打出小槌町一番地」を執筆されたのでしょうか。私の知人で芦屋好きの方は、皆そうに違いないと言っていますが、本当のところはどうなんだろう？

  2011.10.24

  コメント(0)

• 

  ピカレスク　太宰治伝　猪瀬直樹

  　作家にして現東京都副知事の猪瀬直樹がちょっと前に書いた本。ピカレスク　太宰治伝。弱くて人に責任転嫁して人間失格で・・・みたいな従来の「弱さ」に焦点を当てた太宰治観ではなく、ねじれながらも、紆余曲折しながらも、生きようとする太宰の強さに焦点を当てて書かれたそうな。太宰と井伏鱒二は言うまでもなく、太宰治 vs 中原中也 が喧嘩した時の様子など、とても興味深いエピソードばかり。身長150cm,国語の教科書等に載ってる写真のとおりの童顔,でも異様な顔の白さで酒癖が悪いという、エキセントリックな中原中也が次々と太宰に難癖をつける。酒の喧嘩はみっともないものだけど、この二人の対決なら観てみたかった気もしなくもない。図書館で借りて読むには分厚すぎ。読みなおして味わう必要あり。もちろん新品で買う価値のある本だが、中古だと結構安く済みそう。作家・太宰治の実像に迫った猪瀬直樹の大著「ピカレスク　太宰治伝」をミュージシャン河村隆一主演で映画化！【中古】◆DVD◆ピカレスク　人間失格◆【中古】afb【古本】ピカレスク 太宰治伝／猪瀬直樹

  2011.08.29

  コメント(0)

• 

  もう、怒らない

  　いろいろと日々の生活や社会のニュースの中で、怒りを感じる機会も多いかもしれない。そんなときにこそ、この怒りとは何か、じっくり理解しようとしてみるのも、良いかも。【送料無料】もう、怒らない　新進気鋭の若いお坊さんが書いた、怒らないで人生を生きて行くための本。といっても、怒らないことだけでなく、仏教でいう三毒、つまり貪瞋癡（とんじんち）に対する対策が書いてある。貪欲と激しい怒りと迷いのことだそうな。癡（ち）はよく無明や無知、愚かさと訳されるがそれだと難しくてわけわかんなくなるので「迷い」という言葉を選んだと著者は書く。確かに、「おまえが苦しいのは愚かさのせいだ！愚かさをやめなさい！」と言われても、やめることができるならそんなことで苦しんでないわけで、まだ「迷い」の方が、やめられる見込みがある気がする。この辺、あっさり言い換えてしまう言語センスが良い。一般読者の耳にとどきやすい言葉を上手に使えるお坊さん。書いてある全てのことに「そうだそうだ」と頷けるわけじゃないし、こちらの方もまだまだ若くこれから伸びしろのある印象なのだが、仏教の教えの基本部分をさくっとわかりやすく紹介し、実用性もある教えなので、これはこれで大変素晴らしい仏教書なのだ、と思う。難しくてわからないお経を聞かされて喜んでお布施を払う時代ではないのだ。中身のあるお坊さんのところに人が集まるのが２１世紀の仏教界だと思う。

  2011.08.28

  コメント(0)

• 

  チベット聖なる呼吸法 (エソテリカ・セレクション) テンジン・ワンギェル・リンポチェ

  【送料無料】チベット聖なる呼吸法　チベット聖なる音のパワーに次ぐ、ボン教のテンジン・ワンゲェル・リンポチェの著書が、発売されていたようだ。その名もチベット聖なる呼吸法。どんな内容か、とっても気になる。ヨガでも仏教の瞑想でも、呼吸は大事な要素だ。ボン教における呼吸法とは、どのようなものなのだろうか。呼吸が整うときと整わないときでは、何がちがうのだろうか。私達は、単に空気を呼吸しているのだろうか、それ以上の微細な何かが存在するのだろうか。とにかく、読んでみないことにはね。

  2011.08.14

  コメント(0)

• 

  がまんできない人のための 真の忍耐力養成ドリル

  【送料無料】がまんできない人のための真の忍耐力養成ドリル　いつもブログが面白いココロ社さんの本なので、期待してます（笑）著者のブログ記事によると、次のようなワークが収録されているそうです。----------時間が有効活用できなかった失敗を突きつけ続けるワーク遅刻の言い訳が、言い訳になっていないことを体感するワーク失言は「話しすぎ」であったことを思い知るワークダイエット法の無意味さを体感するワーク空腹を受け流すワーク食べるための言い訳を一字一句脳内で遮断するワーク言っても仕方のない愚痴の無意味さを知るワークネットが時間泥棒であることを実感するワーク罵倒されたときのコミュニケーションを身につけるワーク曖昧な言葉づかいの誘惑を断ち切るワークうまいことを言おうとせず、的確な言葉で物事を伝えるワーク詩人気取りでたとえを使わないワーク独自性を出そうとしないワーク「やらない理由」をつぶすワークお客さんの好意的な声を聞かないワーク「知っている」アピールをがまんするワーク自慢話をがまんするワークつまらない会話に慣れるワークひたすら相槌を打つワークスルー力を鍛えるワーク----------　「困難は分割せよ」と言ったのは数学者のデカルトですが、「忍耐力を養成する」という大きな課題も、忍耐力の養成を妨害する要素をピックアップして、ひとつひとつ潰していけばなんとかなるのではないか、上記リストを読んでいるとそう思えてきました。これだけのリストをこなすにもかなりの忍耐力が必要な気がしなくもない、なまけものの私ですが、ココロ社さんの凄いところは、そういう人も想定してあること。「口にしてはいけないフレーズ３９」という即効性のあるメソッドも用意されているのです。結果に対する想像力こそ忍耐力をつけるのに必要なものだと書かれていますが、確かにそれがあれば、福島原発事故だって、こんな風にならなかったかもしれません。とりあえず、短気な私は読んだほうがいいのでしょう、多分。

  2011.08.12

  コメント(0)

• 

  フリマで本の整理を考える

  　今月末に、フリーマーケットではないのだが、古本とか売っても良いイベントに参加できることになったので、自宅内の整理対象になっていた本のうち、ヤフオクやマーケットプレイスで売れ残っていた何冊かを処分できる可能性が生まれた。フリーマーケットの良いところは、送料や手数料がかからないことだと思う。宅急便を待ったりしなくてもいいし、低額の本の場合は、フリマも良いのかもしれない。しかしフリーマーケットの弱点は、一日で終わってしまうことだ。売れ残ったら、また次のフリマまで在庫。今度売れなかったらどうしよう？ヤフオクもamazonも試したから、楽オクにトライしてみるのも良いか、とか思っている。付箋買ってこなくっちゃ～（値札代わり）

  2011.07.22

  コメント(0)

• 

  国境の南、太陽の西

  【送料無料】国境の南、太陽の西楽天ブックス　村上春樹の書くラブストーリーの中では、案外これが一番完成度高いかも、と思う。小学生の頃に始まり、37歳の現在に至るまでの物語で、時間の幅が広い。喪失感がテーマになっているのは、ノルウェイの森などと同じだけど、運命の力のようなもので離れた相手と、また別のところで偶然再会したりとか、普通に描くと陳腐になりがちな展開が、不自然さなく描かれているのが村上春樹ならでは。文体はシンプルなので、すらすらと読める。いろいろな思いを引きずりながら、本来選びたかったものとは違う選択をしたりもしながら、ただ流されているだけではないけれども、予定していたのとは違うところに流れていく運命。誰しもが意識せざるを得ない普遍的なテーマを、この小説で村上春樹は取り上げている。豊橋で表情というものをなくして暮らしていた初めての恋人、36歳で死んだその従姉妹、ノルウェイの森でもそうだったけど、ストーリーから外れていくヒロインは、次々と悲劇的に死ぬか、普通の人生を歩めなくなる。そしてメインのヒロインにもまた、幸せな人生は用意されていない。ラストシーンがどうなるかは書かないけれども、ハッピーエンドというわけではない。もっとも、一番最後のシーンは、読者の想像力次第で如何様にも解釈できる。これもまた、村上春樹のお得意のパターンか？他の読者が、南米風な名前のついたネット通販を業態とする書店に投稿されてるレビューを読むと、「少年が大人になる物語」と言ったような感想も見られる。個人的には、これを成長物語として受け止める必要はなくって、ただ世界はこのように展開していくこともあるのだと、そう受け止めたほうがしっくりくる。ヒステリア・シベリアーナについてネットでも話題になってるけど、どうもこれはつくられた仮想の精神病ではないかと思うのだが。どうなんだろうね～。　高校生のときに、村上春樹を読んでいた頃があるのだけれども、あんまり頭に入らず、流しただけで終わってしまった。でも今になってこの本を読んでみると、それも当然だなと思えた。やっぱり、ある程度は大人にならないとわからない話が多いのだろう。もちろん、だからといって今中学生や高校生の人に、春樹を読むなとは言わない。むしろ読むといいよと勧めると思うのだけれどもね。

  2011.07.21

  コメント(0)

• 

  料理界の東大、辻調の和食本が気になる

  　どちらかといえば、料理がテキトーなお家で育ったのである。一度京都の裏千家の先生の娘さんのお家で夕食をごちそうになったときには、「京都ではお家のおかあさんが、こんな凄い料理をつくるのかぁぁぁぁ！！！」と世界がひっくり返るくらい驚いてしまった。それと同時に、希望も生まれた。やりかたによっては、あれだけの味を、お家で作れるんだ、と。しかしまあカエルの子はなんとやらで、私も結構料理にはテキトーなまま、ここまで生きてきてしまった。料理学校に通うほどのエネルギーはないので、とりあえずテキスト的なもの、参考書的なものを探していたのだけれども、辻調の本ならなんとなく頼りになりそうな気がして、↓の本を購入検討中なのであった。【送料無料】辻調が教えるおいしさの公式（日本料理）まあ、買ってもやらなきゃおいしい飯は作れないわけですが、味のポイントが理解できるかもしれないという可能性だけでも、凄い興味津々になってしまうわけです、はい。ワクワク♪

  2011.07.10

  コメント(0)

• スケバン刑事等で有名な漫画家の和田慎二先生、御逝去

  　朝起きてtwitter見たら、スケバン刑事や超少女明日香で有名な、少女漫画家の和田慎二先生が御逝去されたということで、ちょっとショックです。子供の頃、少女漫画を結構読む男の子だったもので…そして、和田慎二先生の漫画を夢中に読んでいた頃から、どれだけ多くの時間が過ぎていったのか、再認識してしまったり。ちょっと切なく、そして寂しい。テレビドラマのスケバン刑事と原作の漫画のスケバン刑事は、全然違う世界だと感じてました。硫酸ぶっかけられて顔にやけどの跡のある保護司の先生とか、神恭一郎とか、そして誰よりも麻宮サキ、いろんな人物がフラッシュバックしてます。今読み返すと、ちょっと荒唐無稽なとこもあるけど、漫画だから（笑）R.I.P.和田慎二先生の作品

  2011.07.06

  コメント(0)

• 

  奇跡の記憶術

  　小さい頃から本が好きなのですが、本自体にとどまらず、図書館や書店等、本に関わる施設や人々にも関心があって、古本屋さんがブログを書いていたりすると、結構読みに行ったりしてます。今日は、古本屋経営者の書評＆テニス指導、そして雑談ブログで、「奇跡の記憶術」の記事を読みました。ブログ主様は、古書店以外に英語教室も経営されているそうです。一つのお店を経営するだけでも大変だろうに、業種をまたいでいくつもって凄いですね。英語教室で単語を覚えられない子を見て、記憶術の本を手に取られたそうです。単純に記憶力を良し悪しで語ったり、語呂合わせなどで覚えていく本が多いのですが、この本は、記憶の仕組みがきちんと整理されていて、無理なく使えるようになっているんじゃないかなあという印象を受けました。ブログの記事からですが。私の場合、何を忘れて困るのかを、自覚するところからかもしれません（苦笑）何も勉強していない今日この頃だから、ひさしぶりに何か勉強するのもいいかな。【送料無料】奇跡の記憶術

  2011.06.11

  コメント(0)

• 

  結ぼれ

  　最近、別冊宝島16　精神世界マップ　を再読している。【送料無料】【中古】別冊宝島16　精神世界マップ今は中古しかないのだろうか、結構なお値段。この本は、初版が出たのが1980年2月15日とかなり古いのだけど、私が持っているのは1996年11月11日の第43刷で、これのさらに以前の刷も持っていたはずなのだが、そちらは行方不明。1980年当時の、精神世界の様相が分かるという、貴重な本である。今時のスピリチュアルブームとは、また異なる趣があるのだ。ひさしぶりに頁を開いて、思い出したのがR.D.レインの紹介のページ。●結ぼれ【送料無料】結...●好き？好き？大好き？【送料無料】好き？好き？大好き？の2冊が紹介されている（p.50-p.51)両方とも紹介されてる文章が謎めいていて好きだったのだが、とりあえず結ぼれのほうから引用してみる。----------門を通り抜けないうちは門があることに気づかないのかもしれない通り抜けるべき門があると思って長いあいだそれを探してもついにそれを見つけださないのかもしれないそれを見つけだすのかもしれない、しかもそれが開かないのかもしれないそれが開けばそれを通り抜けるのかもしれないそれを通り抜けるときに人は悟る、自分が通り抜けた門とはそれを通り抜けた自己だった、ということをだれひとりとして、門を通り抜けはしなかった通り抜けようにも門などはなかったかつて、だれひとりとして、門を見いだしはしなかったかつて、だれひとりとして、門などまったくないことを了解しはしなかった----------精神世界マップのレインの紹介には、"人と人との出会いが、ゆらいで「結ぼれ」ができる。レインは、この「結ぼれ」「こんがらがり」をなまのデータからすくいとり、素描する。この幻想的なデッサンが、自分の「結ぼれ」に絡みついてこないだろうか？""独自の活動と著作で知られるイギリスの精神科医レインは、市井の禅僧を思わせる"と書かれている。自分はこれまでこの紹介文だけでおなかいっぱいになっていたのだが、そろそろR.D.レインの本を読みだしてもいいのかもしれない。読みだしたときに何かの門を通り抜けたことに気づくのかもしれないし、そんな門は最初からなかったと知るのかもしれない。

  2011.05.13

  コメント(0)

• 

  原発問題について警鐘を鳴らし続けてきた小出裕章助教の著書

  　東日本大震災が起こって、福島第一原子力発電所の事故が起きてから、京都大学助教の小出裕章さんがyoutube等の動画で話されているのを聞くことが多くなりました。今朝は、福島の方が避難するべきか否かについてとか、神奈川県のお茶から放射性セシウムが発見された件について話されておられました。それで、ふと思いました。「ずっとネット動画ばかり観てるけど、そういえば小出先生の執筆された本ってどんなんだろう？」調べたら、何冊かヒットしたので、載せておきます。【送料無料選択可！】隠される原子力・核の真実 原子力の専門家が原発に反対するわけ (単行本・...【送料無料選択可！】巨大地震が原発を襲う 次は首都圏か!? 完全版 (単行本・ムック) / 船瀬俊...【送料無料】放射能汚染の現実を超えて【送料無料】日本を滅ぼす原発大災害【送料無料】人形峠ウラン鉱害裁判

  2011.05.12

  コメント(0)

• 

  身外之物

  　朝起きてtwitterをチェックする。宋文洲さんのメルマガの「読者広場」が更新されていた。身外之物「たかじんのそこまで言って委員会」に呼ばれたときに、「お金に関する言葉を書いてください」と頼まれ、小さい時に父から聞いた物語を思い出されたそうです。----------宋文洲さんのメルマガの「読者広場」より引用----------「太陽が昇る場所には黄金がゴロゴロしている。そこには大鳥しかいけない。ある青年は大鳥に懇願した。『一度でいいから私をそこに連れていってくれないか。』大鳥は青年に言った。『夜明け前のわずかな時間に黄金が見える。太陽が地底から出てくる前に逃げないと焼けて死ぬ。声をかけたらすぐ私の背中に戻れるかい』。『はい。少し拾えばいい』と約束した青年は袋を持って大鳥と太陽の地に飛んだ。一面に転がる黄金をみて青年は興奮して集めた。袋の底に少しだけ溜まった時だった。大鳥が『戻れ』と声を出した。しかし、その時、青年の手が大きな金塊に届いた。彼はとてもその手を引けなかった。彼はその重い金塊を袋に入れた。その瞬間、大鳥は飛んでいった。青年は焼けて灰になった。袋と共に。」----------宋文洲さんのメルマガの「読者広場」より引用ここまで----------　この話を聞いて、宋さんは父親から、命、健康、知識、智慧、能力などその人間の身体に付随したものが大事であり、それ以外のものをなるべく軽くみるという考え方を学ばれたそうです。そして、震災と原発の話について言及されています。何が本当に必要なもので、何が「身外之物」か、問いが頭の中をぐるぐる巡っています。【送料無料】「きれいごと」を言い合って...

  2011.05.09

  コメント(0)

• 

  Newton6月号とか

  　今手元に、雑誌Newton（ニュートン）の6月号がある。NewtonはGRPHIC SCIENCE MAGAZINEと銘打ってある、画像の素敵な科学雑誌なのだけれども、今月号は、福島原発と超巨大地震の話題。まあここ最近の雑誌は、週刊ポストからNewtonに至るまで、そんな感じですけれども。とはいえ、さすがはNewton。他誌とは違うクオリティ。一冊丸ごとフルカラーで図解盛り沢山。色で塗り分けられた3D日本列島画像とか、原発内部を描いたイラストとか、これまで見た図の中でも一番綺麗で分かりやすい。次号（5/26発売）も、「これだけは知っておきたい　原子力と放射能」だそうな。雑誌不況と言われる中で、一冊1000円しても、この雑誌が読み続けられている理由を再認識。ニュートンプレス　（ニュート...三省堂書店

  2011.05.02

  コメント(0)

• 

  中原中也

  　宮沢賢治とか、金子みすゞを読んでも心癒されないときに、中原中也の詩を読むと、ようやく固くなっていた気持ちがふっと緩んで楽になることがあってまあ明らかに個人的な好みによるところと思うのだけれども、私にはそういう効果があるの。それはどういうときかというと、世の中が良くない意味で乾いて乾いて仕方のないときに、彼の詩は、不思議と潤いをもたらしてくれる・・・中原中也　在りし日の歌（青空文庫）より----------青い瞳１　夏の朝かなしい心に夜が明けた、　うれしい心に夜が明けた、いいや、これはどうしたといふのだ？　さてもかなしい夜の明けだ！青い瞳は動かなかつた、　世界はまだみな眠つてゐた、さうして『その時』は過ぎつつあつた、　あゝ、遐い遐いい話。青い瞳は動かなかつた、　――いまは動いてゐるかもしれない……青い瞳は動かなかつた、　いたいたしくて美しかつた！私はいまは此処にゐる、黄色い灯影に。　あれからどうなつたのかしらない……あゝ、『あの時』はあゝして過ぎつゝあつた！　碧い、噴き出す蒸気のやうに。２　冬の朝それからそれがどうなつたのか……それは僕には分らなかつたとにかく朝霧罩めた飛行場から機影はもう永遠に消え去つてゐた。あとには残酷な砂礫だの、雑草だの頬を裂るやうな寒さが残つた。――こんな残酷な空寞たる朝にも猶人は人に笑顔を以て対さねばならないとはなんとも情ないことに思はれるのだつたがそれなのに其処でもまた笑ひを沢山湛へた者ほど優越を感じてゐるのであつた。陽は霧に光り、草葉の霜は解け、遠くの民家に鶏は鳴いたが、霧も光も霜も鶏もみんな人々の心には沁まず、人々は家に帰つて食卓についた。　（飛行機に残つたのは僕、　バットの空箱を蹴つてみる）----------　詩なんてろくすっぽ読まない私が、お金を出して買った数少ない詩。くだらない、余りにもくだらないことに一日従事しなければいけなくなって、心の置き場所がどこにもなくなってしまっていたときに、避難所のように駆け込んだ、街中の一角の小さな書店で見つけた宝物でもあった。【送料無料】中原中也全詩集

  2011.04.29

  コメント(2)

• 

  風力発電はだいじょうぶ？

  　毎日福島第一原子力発電所とか、反原発デモとか、そんなニュースが流れる今日この頃、すぐやめるのか、ゆっくりやめるのか、安全な原発は可能なのか？いろんな視点があるけど、もし他にもっと安全でクリーンで使える発電方法があったらいいなあと思っていろいろ見てると風力発電とか良いかも？と思っていたんだけど、どうも風力は風力で風車のこととか、いろんな問題があるみたい、という本が出版されているのね。興味津々。【送料無料選択可！】風力発電の不都合な真実 風力発電は本当に (単行本・ムック) / 武田恵世/著なんかタイトルがね、既視感（笑）町の本屋さんでは、まだ見たことないなあ。やはりこういうのはネット書店がいいのかも。

  2011.04.13

  コメント(0)

• 

  パチンコのこととか

  　個人的なことだが、ほとんどパチンコをしたことがない。高校のときに友達がパチンコ屋に入るのについていって、何もしないのもなんだから500円だけ遊んでみたら、500円が一瞬で消滅したので、その時のショックでそれ以来パチンコ屋に入ったことはない。音が大きいのも苦手だし、人が密集して緊張したり興奮したりして目の前の台に釘付けになっている環境というのも得意ではない。しかし世間で生活をしていると、パチンコ好きな方々もやはりいて、話を聞いていると面白いときもあるし、複雑な気持ちになるときもあるし、これは笑えないな～というときもある。定年間際の会社員の方が、「パチンコしてなかったら家一軒建ってたな～」とか30台半ばくらいでも、「パチンコに使ったお金車に使ってたら日産GT-R買えてた計算」とか聞くともったいない気がしてしまうのだが、好きなことに使ったのだからそれはそれで納得できるのかなとも思う。しかし使ってしまった当の本人達が納得の行かない様子だ。その一方、堅実な趣味としてパチンコを楽しむ人もいるし、長期で収支が＋になっているという人も世の中にはいるらしい（伝聞）何が違うのか私にはわからないし、わかってもあのノイズには耐えられないので実行はできないが、冷静な判断ができるかどうかが大きく関係していると言う話は聞く。退却すべきときに退却できるかどうか。　しかし最近の流れを見ると、パチンコ自体禁止しようという動きがあるみたい。石原都知事はパチンコがまんして節電すればいいと言っているようだし。ディーゼルエンジン規制とか反対意見も少なくなかった改革を断行した都知事だけに、本当にやりかねない。電力確保のため、計画停電が必要になるような事態を避けるため、という大義名分が今はあることだし。あるいは、もしかして、【送料無料】なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのかでも読んだのだろうか。韓国にできることは東京にできない訳がない、と石原氏なら考えそうだ。はっきりいって個人的にはどっちでもいい。しかし、ギャンブルなのはギャンブルなのだから、パチンコを許可する限りは、スロットマシーンやトランプのカジノも、サイコロを振る日本の伝統的な賭場も、何らかの形で合法化しないとアンフェアであるとは思う。

  2011.04.13

  コメント(0)

• 

  ヤフオクに出てるOSHOの瞑想の本

  　OSHOの本なら、これもおすすめ！最近なかなか本屋に置いてないから、貴重かも。「瞑想ー祝祭の芸術」 バグワン・シュリ・ラジニーシ OSHO 和尚と書いたものの、楽天においてないかな？と思って検索したけど、やっぱりなかった。しかし、読んだことも聞いたこともない新刊本を見つけてしまった！スワミ・プレム・グンジャって人が翻訳者だが、名前をどこかで聞いたような・・・もしかしたら、リアルで会ったことある方かも？まあ似たような名前の人多いから、確信はないのだけれども。

  2011.04.11

  コメント(0)

• 

  山岸凉子さんのパエトーン無料公開中

  　漫画家の山岸凉子さんが、チェルノブイリ原発の事故について描いた、「パエトーン」が、潮出版のウェブサイトで公開中だそうです。こちらのはてなダイアリーで紹介されていました。【送料無料】夏の寓話に収録されているお話だそうです。

  2011.04.06

  コメント(0)

• 

  思い出す言葉

  　ここから海はそんなに近くもないのだけど、春の海 ひねもすのたり のたりかなとつぶやきたくなる。そんな春の陽気。梅が咲き、桜ももう少し待つだけ。調べてみたら、これは与謝蕪村の俳句らしい。【送料無料選択可！】蕪村句集 現代語訳付き (角川ソフィア文庫) (文庫) / 与謝蕪村/著 玉城司/訳注

  2011.03.08

  コメント(0)

• 

  怒らないこと

  【送料無料】怒らないことを買いました。今読んでいる途中。怒りについて、スマナサーラ長老が初期仏教の立場から懇切丁寧に語っておられます。怒りの害、怒りへの対処法、ブッダは怒りについて何と語っているか、等々。この本によると、怒ることも、怒りを抑圧することも、身体にも心にもとても良くないようです。人の怒りにどうやって巻き込まれないでいるかについても多くの頁が割かれています。だから、まわりに怒りっぽい人が多い職場に勤めておられる方とか、いつもイライラしているような人が家族の中にいる方にも、素晴らしい福音書となるかもしれません。これ読んだら、続編も読むつもり。【送料無料】怒らないこと（2）

  2011.03.03

  コメント(0)

• 

  まだ読んでないけどっ！

  　ひさしぶりにyoutubeで「テキサス親父」を検索してびっくり！なんと、テキサス親父演説集ってテキサス親父の本が発売されてたっ！！【送料無料】テキサス親父演説集こ、これは内容が気になる。↑いつもながら、シー・シェパードをフルボッコにしてくれてます。途中で被る帽子がとてもいい感じ（笑）しかし、船に放火しようとするなんて信じられねー。調査捕鯨の是非は別にして、これは許されない行為ですね。

  2011.02.21

  コメント(0)

• 

  中陰の花

  　昔、他所で書いた、読んだ本の覚え書きのようなものが見つかったので、こちらにも転載しておこうと思う。まずは、中陰の花。---　中陰の花を読んだ。霊感はないけど供養のできるお坊さんと、宗教者というわけではないけど霊感のある奥さんのカップルって結構あるのねと思った。粗筋を書こうかと思ったけど検索すると結構書いてるところがあるからそれはやめた。しかし著者の玄侑宗久、なかなか名前が覚えにくい作家さんだ。しかも二文字目の侑の漢字変換がなかなかでてこない。　17ページの8行目、>大阪の繁華街で生まれ育った彼女には、山に囲まれた人口二万ほどの小さな町での生活は不便なものに違いなかった。とありまして、本題と関係ないところで感情移入してしまいました（爆）。がんばれ、圭子。題名の「中陰の花」の中陰は、この世とあの世の中間の状態。チベット仏教で言うところのバルドゥでしょうか。　作品全体の中で、禅宗の僧侶である則道と、ウメさんに代表されるおがみやさんとの、それぞれの世界観というか世界に対する感性の対比が描写されていて興味深いです。そして両方が一つの町の中で上手に自然と役割分担して、棲み分けているような印象さえ受けます。おがみやさんのところに悩みを聴いてもらいにいった女性が、おがみやさんの勧めに従って禅僧に供養をお願いしに行ったり、そのアドバイスに疑問を感じた禅僧がどんなおがみやさんなのだろうと会いに行ったら、思わず自分のことを質問して答えてもらって帰ってきてしまったり。　日本の多神教、多宗教的な側面が生き生きと描かれています。主人公の則道は、かなり著者に近いキャラクターらしく、葬式とか法事とか日々の僧侶としてのお仕事に追われています。いろいろ檀家さんの前でお話とかするわけですが、p.43の5～10行目の>死の瞬間というのは、先日知り合いのお医者さんが仰言ってましたが、苦しくはないんだそうですね。亡くなる前の日まで苦しむ人はいます。あるいは一時間前まで苦痛に喘ぐ人もいるそうです。でも亡くなる瞬間に苦しむ人というのは、その先生は五千人ほど見送ったそうですが、今まで一人も会ったことはないそうです。どうかご安心ください。たぶん脳に、あらかじめ組み込まれている防衛機能なんでしょうね。は、いい話だなあと思いました。祖父や祖母が死んだ時のお葬式にこういう風な話をしてくれるお坊さんがいてたら、両親の心労も少しは癒されただろうにと。　　しかし、小説のハッピーエンドが成仏で終わるあたり、いかにも坊さんやなあとの感はぬぐえず（笑）。---【送料無料】中陰の花

  2011.02.14

  コメント(0)

• 

  主義者

  　厭世主義者なのだが、快楽主義者と勘違いされることが多い。不思議なことだ。どうしてなんだろ、どうしてなんだろ～？と気になってしまう。もっとゆる～く考えられたらいいのにね！と自分で思う。やっぱり、ちきりんさんの本、買って読んだほうがいいのかな～【送料無料選択可！】ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする (単行本・ムック) / ちきりん 著

  2011.02.02

  コメント(0)

• 外道って言葉

  　前の日記で紹介したように、図書館から、沙門果経を借りて読んでいるのだけど、この本の最初のほうに「六師外道」という言葉が出てくる。よくよく読んでみると、「仏教以外の、当時人気のあった6人の宗教家・哲学者」ということでスマナサーラ長老も、差別的でひどい教えだったバラモン教に対するアンチテーゼとして機能していた、革命的な教えの持ち主達として、幾分レスペクトしているみたいなのだが、そうか、外道って単に「仏教以外の」を意味する仏教用語だったんだなと再確認。なにしろ、普通の日本語における「外道」って意味がひどいものねえ。「人の道に外れる」とか「倫理・道徳的に邪悪な」とかそういう意味になっちゃう。時を経て、場所を転ずるとこんなにも意味が変わっちゃうのが言葉の不思議なれど、変わりすぎてこわいなあ、とも思うのであった。

  2011.01.31

  コメント(2)

• 

  沙門果経―仏道を歩む人は瞬時に幸福になる

  　昨日は自宅から20数キロ離れた図書館まで足を伸ばし、【送料無料】沙門果経―仏道を歩む人は瞬時に幸福になるを借りてきました。最近新書等で一般向けのライトな仏教書を次から次に出しているスマナサーラ師ですが、やはりこういう本格的な仏教書でその本領を発揮されるようですね。仏説そのものとも言われる沙門果経を題材に、ストレートに仏陀の教えをひとつひとつ丁寧に解説されています。わかりやすく、奥深い本であります。もちろん、なかなか私達にわからないお話も多いのですが・・・それはお釈迦様の境地自体の高度さなので、仕方ないところかもしれません。貸出期間中に、なるべく読み返して理解を深めようと思います。

  2011.01.27

  コメント(0)

• 

  匿名で本が出たとちきりんは言うが？

  　よく読んでるブログのひとつに、Chikirinの日記がある。著者のちきりんは、基本的に匿名でブログを書いている。この度、ちきりんのブログが本になったそうだ。【送料無料】ゆるく考えよう楽天ブックス　「ゆるく考える」ことって、わざわざゆるく考えるための本を買って読んで、「よし、ゆるく考えるぞ！」とがんばらないといけないことになってしまったのか、それくらいみんな緊張しすぎで、たいへんな世の中になってしまったのだろうか、なってしまったのかもしれない、元々そうなのかもしれない、そうじゃないのかもしれない。昨日読み直していた、　【中古】新書 しがみつかない生き方-｢ふつうの幸せ｣を手に入れる10のルール-【画】にしても同じ感想があって、新書買って、読んで、しがみつかないようにしなくっちゃとしがみつかないことを気にした時点であらたなしがみつきが生まれるような気もするのだ。まあ香山リカはともかく、ちきりんはアイデアいっぱいの面白いことを書く人なので、「ゆるく考える」こと以外にも、たくさんの有益な考え方が書かれているに違いないと思う、まだ買ってないけど（おぃ）最近の記事でも、戦後の世界経済が俯瞰できる本とかかなり興味深かったです。要するに、【送料無料】経済危機のルーツこの本の中身についてのお話ですが。　ところで話は変わりますが、amazonで買って通常配送だと佐川急便のメール便なのですが楽天ブックスだとクロネコヤマトのメール便なんですよね。最近気づきました。同じ値段の商品でメール便サイズのものだったら、楽天ブックスにしようかなと思いました。このブログで佐川急便のサービスについて書く気はありませんが、googleで"amazon 佐川"の検索結果を見るだけでも、いろいろわかることがありますね。もちろん良いドライバーの方もおられるのですが、がががががが。一方、ヤマトは過去に自転車便（自転車を運んでもらうサービス）でちょっと？ということはあったけど、書籍、食品等、自転車以外の物品の配達で嫌な目にあったことはありません。こんなことを書いてても、結局物を送るときにメインで使ってるのは、日本郵便だったりしますがｗ　だって家から近いんだもん、郵便局。家に来てもらうのとか待ってるのしんどいし。そんじゃーね。

  2011.01.21

  コメント(0)

• 

  くじけないこと

  　ひさしぶりに、SEIYUに行って書店を探索。アルボムッレ・スマナサーラ氏の「くじけないこと」が発売されていた。【送料無料】くじけないこと内容的には、これまでの氏の新書とだいたい同じかなという印象。とにもかくにも、全てが無常であることをしっかり理解しましょうね、という感じ。無常を知ればくじけないんだって。ほんとかな？無常を前提にしたら、変なくじけ方はしないというのはわかるけど、無常が前提でがんばれてしまうというのは、なんだか？な気もする。何か達成したとして、その結果もまた無常（例：家を建ててもまた壊れる,子供育ててもいずれ死ぬ,親孝行しても、そのうちボケて死ぬ）と認識したら、もう最初からやる気しないや～とならないのだろうか？全部無常だけどとりあえず受験勉強がんばるとか、全部無常だけど営業成績上げるとか、そういう感性は私には持てそうにはない。そんなこといっても、全部無常なのは真理だけど。個人的には、無常だから、どーでもいいやーって楽になっちゃうほうが好きだな。もし私が本を書くなら、「がんばらないこと」にしようかな。スマナサーラさんは、どこかがんばれがんばれと言う昔の日本人みたいな感じがして、なじめないところがある。理性でがんばる範囲を指定するだけましかもしれないけどね。「仏教が目指すのは、一人ひとりの心が強く逞しくなることです」 とか言ってるのをみると、「ほんまでっか？うそちゃいますのん？」と言う言葉が、なぜか関西弁で脳裏をよぎる。みんな初期仏教徒のスリランカの自殺率って日本よりは低いけどワースト10には入ってて、大韓民国の次だしね。しかしまあ、こういう本を読んで心を強くしようって思える人もいるんでしょう。どんな種類のタイトルにしても、似たような内容になるというのは、人気の新書本を次から次に出す人に共通した特性かも。----------内容（「BOOK」データベースより）将来不安の高まりなどで閉塞感が強く漂う時代になり、心が折れるまでいかなくても、ちょっとしたことで落ち込む人が増えています。なぜ、ふつうの生活をおくっているだけなのに、くじけてしまうのでしょうか。人はなぜへこみ、追い詰められるとくじけてしまうのか。その背景を説きながら、いまを生き抜くための智慧を、スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)の長老がブッダの教えをもとに語ります。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)アルボムッレ・スマナサーラスリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。スリランカの国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとった後、1980年に国費留学生として来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事。全国で講演やセミナーなども行い、ブッダの根本の教えを説き続けている。また、朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)----------

  2011.01.11

  コメント(0)

• 

  勝者の歴史ばかりじゃ単純でつまらん

  　歴史物、最初のうちはメインストリームを追いかけるだけで、十分楽しめるものですが、段々それだと飽きてきますね。なにしろ、全て終わっていることですから、限りがあります。段々、ちょっとメインストリームから脇にそれたような存在に、目を向けていくようになると、いろいろ楽しめると思うのです。今私がタイトルだけ見て面白そう、と思った本。【送料無料】外様大名40家----------【内容情報】（「BOOK」データベースより）関ヶ原の戦いに前後して、徳川支配下に入った戦国大名は、その後「外様」大名として生き抜く道を選択した。彼らはたびたび取り潰しや国替えの危機にさらされたが、たとえば前田家は将軍家との婚姻政策に奔走し、津軽家は藩士１０００人の大リストラを断行、また相馬家は「子ども手当」で人口を増やそうとすることで乗り切る。こうして幕府の理不尽な要求に耐え抜き、密かに国力を蓄えた一部の元・戦国大名家のエネルギーが、明治維新で爆発し、日本近代化の礎となったのだ。外様大名４０家、哀切と雌伏の江戸２５０年史。【目次】（「BOOK」データベースより）第１部 戦国大名から外様大名へ（織豊政権期のパラダイム転換／江戸幕府のシステムに縛られた外様大名）／第２部 外様大名４０家の江戸２５０年（陸奥国弘前藩・津軽家／陸奥国盛岡藩・南部家／陸奥国三春藩・秋田家／陸奥国仙台藩・伊達家／陸奥国中村藩・相馬家 ほか）----------何度も危機に見舞われても、粘り強く、したたかに生き抜いていく。今の時代を生きる私達が、歴史から学ばないといけないことかもしれませんね。

  2011.01.09

  コメント(0)

• 

  10年もたてば

  　なぜかさっきこんな本がお勧め商品に表示！↓　【送料無料】10年後あなたの本棚に残るビジネス書100んーと、、、えっと・・・なんて言ったらいいんだろう…そもそも本棚にビジネス書100冊とか入ってるって普通ないだろ！第一、ビジネスセンスの良い人ほど、いらなくなった本手放すタイミング早い気がする…今流行の断捨離ってやつでしょうか。今持ってるビジネス書が10年後に100冊も残ってるって、図書館だけじゃね？10年ってどんなけ長い時間かわかってるのか？それに「あなたの本棚」って。そんなタイトルにするなら私の本棚見に来てから書けよって。タイトルにセンスない気がするけど、この2人でもビジネス界ではそこそこ成功してるとか。んー、きっと昨今のビジネス界のほうが間違ってるんだな、間違いなく。というわけで、就職の決まらぬ学生諸君も、まちがっても自分が誤ってるとなど考えず、社会が間違ってる！就職活動がおかしい！政治はもっとおかしい！と堂々と考え発言し行動し主張してもらいたいものである。多少社会のスタンダードから離れたって気にすることないのだ。

  2010.12.30

  コメント(0)

• 

  鯨の代わり

  　今日は、ジョークの本を読んでいます。ややブラックなのが好みです。政治や宗教に触れるネタが大好きです。日本の捕鯨問題について、こんなジョークがあります。ちょっとアメリカ人を馬鹿にしている感もありますが、ブラックジョークとしては、なかなか良いセンスです。個人的にはアメリカが嫌いということもないのですが。--------------------　アメリカ人が日本人に言った。「鯨を食べるなんてことは絶対に認められない」　日本人が聞いた。「なぜですか？」「鯨は高い知能を持ち、豊かな感情をも持つ生き物だ。かわいらしく愛嬌もあるじゃないか。そんな高等な生物を食べることなど許されることではない！」　それを聞いた日本人はこう言った。「なるほど。では、これからはアメリカ人を食べることにしよう」--------------------アメリカ人に対してこういう意識を持ってる日本人はそんなにいないと思うので、きっとアメリカが嫌いな国の人が作ったブラックジョークなんでしょうね。いやでも、おもしろい（爆）ちなみに、こちらの本です。世界の日本人ジョーク集楽天ブックス

  2010.12.13

  コメント(0)

• 

  出来る会社は懐が深いな

  　近所の某大手古書店をうろうろしていたら、「アマゾン・ドット・コムの光と影」と言う本を見つけました。時間がなかったので、中身を読むことはできませんでしたし、買いもしなかったのですが、「どんな影があるんだろう～？」とは思いました。楽天ブログで書くことではないかもしれませんが、よく使ってますので。家に帰って時間ができてから、ふと思いました。もしかして、アマゾン・ドットコムの光と影も、amazonで買えるのかな？と。調べてみたら、確かに販売されているようです。どちらかというとドライなイメージがあったのですが、amazonという会社に、ちょっとだけ懐の深さを感じました（笑）　【中古】エッセイ・随筆 ≪エッセイ・随筆≫ 潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影【10P24nov10】【画】ネットショップ駿河屋　楽天市場店

  2010.11.30

  コメント(0)

• 

  大阪講演が良かったので

  　先日ATCまで聞きに行ったダライ・ラマ14世の大阪講演が素晴らしかった。宗教間の違いを超えて、新たに平和の基盤となる精神性を作り上げていこうとする彼の真摯な語り口に感動したのであったが、その後新刊が発売されているとは知らなかった。というわけで、今日のお勧めはこれ。ダライ・ラマ スピリチュアル・メッセージ価格：1,260円（税込、送料別）

  2010.11.21

  コメント(0)

• 

  君がオヤジになる前に（自分用メモ）

  　twitterでホリエモンをフォローしてるんだが、彼がRTしてくる感想ツイートを読んでる間に、読んでみたくなりつつある自分。洗脳されてきたのか？（笑）まだ読んでいないので、この本は「お勧め」というわけではない。ただ、自分用の備忘録というかメモとして書いてみたというかそんな感じ。君がオヤジになる前に楽天ブックス

  2010.11.19

  コメント(0)

• 

  「心がスーッとなるブッダの言葉」、自分用メモ

  　心がスーッとなるブッダの言葉、以前にも一度この本について軽く書いたけど、内容理解の助けとして、今回は目次等を自分用にメモ。－著者：アルボムッレ・スマナサーラ・1945年スリランカ生まれ・スリランカ仏教界長老・13才で出家得度・国立ケラニヤ大学で教鞭・1980年来日・駒澤大学大学院博士課程・日本テーラワーダ仏教協会－全5章の構成・第1章「悩み」の核心（第1～第8夜）・第2章 よりよく生きる (第9～第12夜）・第3章 人のつながり （第13～第18夜）・第4章 働くということ (第19～第24夜）・第5章 幸せへの道 (第25～第32夜）－私が特に気になった話・第三夜　「わたし」はただの錯覚である・第八夜　喜怒哀楽は良いものではない・第九夜　人生に意味などない・第十一夜　どう生きても最後は「ゼロ」・第十二夜　すべてが「失敗」の毎日である・第十三夜　人間関係は、うまくいかないのが当たり前・第十四夜　相手にすべき人とそうでない人がいる・第十七夜　人間関係を驚くほど改善する「慈悲」の力・第十八夜　他人の幸せを喜ぶ・第十九夜　足を引っ張る人はなくならない・第二十二夜　誰もが他者に迷惑をかけて生きている・第二十三夜　お金持ちを羨まない・第二十四夜　「一番病」にかからないこと・第二十五夜　「答えのない問題」には悩まない・第二十八夜　自分に責任のないことは考えない－気に入ったお釈迦様の言葉「妻子がいる人は妻子で悩む、牛（財産）がいる人は牛（財産）で悩む、　束縛は人の悩みである。束縛のない人に悩みはない」(p.198)「たとえ小判が雨のようにふっても、欲は満たされませんよ」(p.180)－三毒とは・貪・瞋・痴（とん・じん・ち）の3つを三毒と言う・貪は欲。食欲・性欲・睡眠欲・名誉欲など、いろんな欲で私達の目は曇らされている。・瞋は怒り。人間はどんなところにも敵を作り、攻撃しようとする。・痴はどうしようもない無知。人間の認識には限界があり、どうしても物事を、　客観視できない。欲や怒りによって、認識はさらにゆがめられる。－四摂事（ししょうじ）とは・4つのすべきこと1.布施（分かち合う）2.愛語（優しい言葉で語る）3.利行（世の中皆に役立つことをする）4．同事（全ての生命に対してどんなときでも平等な気持ちでいる）（p.126～p.130で仏弟子のハッタカ君の話を用いて、詳しく説明されている）　　心がスーッとなるブッダの言葉

  2010.11.11

  コメント(0)

• 

  魂の錬金術　エリック・ホッファー

  　今日どんな本を読みましたか？というテーマで書いてるけど、実はしょっちゅう繰り返し読んでる。小さな洞察をたくさん集めてできてる本。魂の錬金術楽天ブックスたとえば、最近読み直して、なるほどな～って思ったのは次の言葉：-----136 われわれは自ら創造したものよりも、模倣したものを信頼する。自分自身に起源があるものには、絶対的な信頼を置くことができないのである。われわれは孤立するとき、最も激しい不安に襲われる。模倣するときは、一人ではないのだ。ーエリック・ホッファー「魂の錬金術」-----多くの著書を執筆してるホッファーが言うから、尚更のこと説得力がありますね。自分で創造したものが大事なはずなのに、つい他者の真似のほうを信頼してしまう。孤立の不安に、耐えられなくなってしまうからです。もしかしたら天才とは、孤独に耐えられる強さを持ち続けられる人なのかもしれません。

  2010.11.04

  コメント(0)

• 

  心がスーッとなるブッダの言葉

  心がスーッとなるブッダの言葉 クールで合理的な初期仏教が教える幸せへの道、だそうである。著者のアルボムッレ・スマナサーラはスリランカからやってきたお坊さん。そこそこ上手な日本語で、どぎつい仏教トークをするのが持ち味。確かyoutubeで検索すると、動画がいくつかヒットしたと思う。成美文庫から出版されたこの文庫本でも、語り口は非常に率直。例えば、p.66～の第九夜では、『人生に意味などない』と断言。ーーーーーーーーーー生きていることにはたいへんな意味がある、とよく言われます。けれども本当に意味があるのでしょうか。答えはノーです。それは誤解に基づく考え方なのです。生きるというのは、単に母体から生まれてきた生物が、年をとって、徐々におとろえてゆき、ついには寿命をむかえて死んでいく、ただそれだけの話です。ですから、生きること自体には意味などないのです。ーーーーーーーーーーかなりはっきり言い切ってますね。私はどちらかというと、元々そう思ってたので、余り抵抗なく受け入れられる論理なのですが、人によっては反感を感じたりするかも。一休禅師が詠んだ俳句に、世の中は 食うてくそして 寝て起きて さてその後は 死ぬるばかりぞと言うのがありますが、何か通じるところがあるような気がします。もちろん、より良く生きるにはどうしたらいいかとか、何は考えないほうが良いかとか、慈悲の力とか、人気者になる秘訣とか、そういうことも書かれてはいるのですが、時折顔を出す、とことんドライな世界観が、本書の魅力だなあと個人的に感じます。綺麗な嘘なんて、今更いらないですからね。結構、お勧め。

  2010.11.03

  コメント(0)

• 

  楽天ツールバーの変化

  　さっき久しぶりに、楽天ツールバーでこつこつ検索してたら、「本日25口達成しました！」との表示。確か、この前使ってたときは、「本日の獲得ポイント数は上限に達しました。」だった。達成しました！！というのは、なんか景気が良くてよいよね（笑）うん、こっちのほうが良い。　たかだか楽天ツールバーで「25口達成しました！」ってだけで嬉しいのだから、12,000項目も現代語の裏の意味を書き上げて本が完成したときの筒井康隆さんなんか、どんなに幸せな気持ちだったんだろう？と想像する夕食前。現代語裏辞典

  2010.11.01

  コメント(0)

• 

  全然あいまいじゃないあいまいな日本の私

  　村上春樹がノーベル文学賞を取れそうで取れなかったことが話題になってる今日この頃ですが個人的には、そんなもん取れても取れなくてもどーでもよろし、と個人的には思うのです。なんか賞を取るとか取らないとか、そういうこととは遥かに離れたどこかのパラレルワールドで彼が描く物語の世界は生きているように感じるのです。それはともかく、日本人でノーベル文学賞を取ったのは、確か大江健三郎さんで、受賞の後に、「あいまいな日本の私」という本を出版されてるわけですが、あいまいな日本の私楽天ブックスタイトルが「あいまいな日本の私」だと思って、どんな曖昧な世界が描かれてるのかな～と思って読んでみると、意外と論理的で論旨明快、氏の意見は曖昧とは感じられないのでした。細かいところを一つ一つここで取り上げることはできないのですが、要するに、「あいまな日本の私は、全然あいまいな本じゃないよ」と言いたいのです。日本という国のことから、彼の息子である音楽家の大江光さんのことまで、非常にはっきりとした、その意味で分かりやすい意見が、とうとうと述べられている印象。【送料無料】大江光 / 大江光の音楽 【CD】【送料無料】もう一度 大江光/大江光［CD］【返品種別A】【smtb-k】【w2】

  2010.10.23

  コメント(0)

• 

  黒執事１０巻

  　注文してた黒執事の10巻が手元にやってきました♪帯には「おこがましくも、シリーズ累計800万部突破」と書いてあります。違法アップロードでコミックを読んだり動画を観たと報告したファンに、ぶち切れてる発言が話題を呼んでいたので、大丈夫かな？と心配していましたが、累計800万部突破＆10巻面白かった、というわけで、安心しました。第43話　その執事、屈強第44話　その執事、哀号第45話　その執事、移動第46話　その執事、不要第47話　その執事、黙想が収録されています。黒執事（10）価格：590円（税込、送料別）ひとつ前の黒執事（9）で、この漫画における超重要人物が殺される事件が起きたので、10巻ではどうなるんだろう？って、ずっと気になっていたのですよ。。。タナカさん、年齢の割に身のこなし凄い速いし、強い・・・真犯人は別に意外って感じはしませんでしたが、実行犯は予想つきませんでした！あまり書くとネタバレになってしまうので書きませんが、戦いたくない相手。調べてみたら、こういうタイプにしては珍しく、足も速いそうですよ…（怖）【中古】【古本】黒執事 ［1~10巻 全巻 最新刊］　(著)枢やな-全巻読破.COM漫画全巻大人買い専門店-【10P23oct10】

  2010.10.20

  コメント(0)

• 

  奈良知りたきゃこれを読むべし

  　平城遷都1300年祭で盛り上がった今年の奈良。巷の書店にも、たくさんの奈良本、奈良ガイドが出回ってるし、奈良県内のみならず、決して近からぬ他府県にまで、せんとくんが進出している。しかしながら、これまでの奈良本、奈良ガイドで奈良がわかるだろうか？私的には、答えはNOである。もちろん歴史研究などは素晴らしいのが多数あるが、今ここにある奈良というエリア、その正体を突き止める本は皆無に近かった。ところが、昨日今までになく奈良のことを的確に説明した、目からウロコの奈良本を見つけたのである。それが↓だ！大学的奈良ガイド楽天ブックス奈良女子大学文学部なら学プロジェクト編集である。奈良女子大学は、戦前には奈良女子高等師範学校と呼ばれていたが、帝都東京と奈良にしかなかった2校の女子高等師範学校のうちの1つである。日本全国の女子大学の中でも、屈指の名門女子大。地の利も生かし、奈良を徹底分析。そんじょそこらの観光ガイドとは、格が違うってやつです。・なぜ都だった奈良が衰退したか？・つーかなんで昔は奈良が繁栄してたの？・奈良の都市としての変化ってどんなの？・どーして奈良の人は学校や勤務先が県外な人が多いの？・大阪の食い倒れ、京都の着倒れ、神戸の履き倒れはわかるけど、奈良の着倒れってほんと？・戦後奈良に米兵の慰安所があったってほんと？・廃仏毀釈は奈良にどんな影響を与えたの？などなど、奈良に関する疑問が一挙に解決する素晴らしい本である。ぜひぜひ、ご一読を。

  2010.10.19

  コメント(0)

• 

  寛容は人のためならず

  　宋文洲さんのメルマガで、寛容は自分のためであるというコラムを読みました。文化大革命の最中、大変な苦労をされたお父様、文革がおさまった後に、自分を殴ったり辱めたりした近衛兵達をあっさり許してしまわれるのです。「もう過去のことだから気にしないでください」これには家族の方が反発されたようです。人前であんな目に遭わされたのに、なぜそんなことができるのかと。彼らに復讐してやりたいと。すると、宋さんのお父様曰く、「お前達は犬に噛まれたら犬を噛み返せるか」　宋さんは、その後に寛容であることの価値について語られています。　----------しかし、許せない気持ちを持つことの一番の被害者は自分であることは間違いありません。寛容であることの最大、そして最初の受益者は寛容になれる本人です。その瞬間から太陽が輝き、愛が心に宿り始めるのです。不思議なことに人を憎んでいないことは自然に動作や感情に滲み出し、人々を魅了する雰囲気を醸し出すのです。----------そういえば、長者番付の常連だった斎藤一人さんも、人を許すことのできる人は、神様に好かれて良い運がやってくると、どこかで書かれていたように覚えています。自分のために寛容であることを選ぶ、それができたら、もう少し大人になれるかな。そんなことを思いました。中国人の金儲け、日本人の金儲けここが大違い！価格：1,470円（税込、送料別）「厚顔」のススメ価格：756円（税込、送料別）社員のモチベーションは上げるな！価格：1,000円（税込、送料別）

  2010.10.17

  コメント(0)

• 

  集英社

  　有名ショップが楽天に！と言う趣旨の記事を読んだが、知らないショップばっかりｗそんな中、「集英社」と書いてあったので、「あ！集英社だ！！懐かしい！！！」と思ってクリック♪集英社 FLAG SHOP 楽天市場支店あれ・・・ジャンプ漫画の集英社じゃないのね・・・orzそっちの集英社やったら、楽天ブックス行って来い！って感じですかねｗあるいは、中古だったら駿河屋とか・・・ネットショップ駿河屋　楽天市場店

  2010.10.05

  コメント(0)

全118件 (118件中 51-100件目)

< 1 2 3 >