(。・ω・)ノ゙ コンバンハ♪ 今日も暑かったですね~すごく暑かったのでうちの犬を洗ってみました。父とふたりで格闘w汗だくになりつつ終了!そして今、抜け毛(犬のね!)がすごいです。毛並みもえらいことになってます。
30分程の事だったのに一時間くらいたってるよーに感じました。結局そのあとのネットサーフィンのほうが長かったわけだけどもw(20年前くらいの心理テスト載せてるとこがあってね(いわゆるまとめサイトなんだけど)それが怖いくらい当たってましたw侮れないわー昔の心理テストってばww)
その後ショッピングタウンに行きあれこれ物色。久しぶりに白ティムタムを発見しました!発見(*゚Д゚) ムホムホ!!
帰りに古本屋であれこれ読みたいしーとか思ってたので、見つけたとき即断できなかったのですが、なんだかんだで時間が過ぎ、古本屋は無理だなーと諦めた時点でティムタム購入を決めました。売り場にいったら残り一個になってて焦ったー(^-^;
しかも半額で購入したのですお(*´∀`*)
人気NO1チョコレートビスケット、ティムタム!!大人に人気のホワイトです♪ARNOTT'S ティムタム ホワイト【楽ギフ_包装】
甘いですが美味しいです。普通のティムタムも好きだけどね♪
あとこちらもセール価格だったのでお持ち帰り~
左のはジャックフルーツというものらしい。甘酸っぱいそうです。(店のポップに書いてあった。)二つ購入でさらにお得!とも書いてあったので、バナナと甘酸っぱさを選択。ほかにタロイモもあったのですよ。さつまいもの味に似てるらしい。
楽天ではパイナップルもありました。
なんだか美味しそうだよね。パイナップル、最近全然食べてないなぁ。もう味も忘れてしまったよぅ(;´д`)
甘酸っぱいチップス・・・・え?あまり美味しくなさそう??・・・・・一応バナナとともに食してみようと思います(`・ω・´)
前置きが長くなりましたが本の感想です。以下ネタバレ注意です!!
【送料無料】空飛ぶタイヤ [ 池井戸潤 ]
これを先日読みました。
簡単にあらすじ書いちゃうと、走行中にトラックのタイヤがはずれて道を歩いてた主婦に激突。主婦死亡、横にいた子供は軽傷。
トラックは整備がしっかりされていて、運送会社に非はないのだけれども、警察も被害者もそう受け取ってはくれなくて、運送会社の整備不良だと決めつけられてしまう。
取引先は手を引き、銀行の融資もとりやめ、会社を退職するものもでて、全てが悪循環している中、会社として、非はないことを証明するために奔走する社長の物語です。
会社ものだったので、どうなのかなーとか思ってましたが、想像以上に読みやすかったです。部品のこととかは知らないからうまくイメージつかないけれど、キーポイントになることはわかる、それでいいと思います。(部品について調べたらより一層理解は深まるかも。)
大企業の腐敗のせいで、一中小企業が潰れかかる。大企業にしてみれば、事故がすごいささいなことにされてしまって、自己処理も適当。会社所有のトラックはその大企業のものなのに、ほとんどの人が勝手に「その会社の整備不良」と決め付けて、その中小企業(わかりづらいので大企業をA会社、事故を起こしたトラックの運送会社をB社と書きます。)B社の訴えは「悪質なクレーム」と処理されます。
そこからの社長がすごいです。全てが崖っぷちなのであれこれ奔走します。大体のところは「事故を起こした会社。自社の整備不良の罪を認めない悪質な会社」として反応されててかなり辛かったです。
これ、リアルにあったことなんだよね。レビューで知ってあれこれ検索かけて調べました。リアルではB社は潰れたらしいです・・・・・
「警察のいうことは正しい」「大企業と中小企業だったら大企業の方を信じる」
そういう盲目的なところが嫌だなって思いました。でも日常ではありそうな感じです。怖いです。自分もそんなかんじになる気がします。
学校では子供がいじめられ、仕方なく受けてるPTA会長としてふさわしくないと叩かれ。疲労困憊の中、社員と社員の家族を両肩に背負って戦いにいく社長はかっこいい、というかそんなんではないのだけども。
でもあぁいう父親だったら、子供はぐれなさそうだなぁとは思います。
実写化するんだったら四角い感じの、がっしりした人(でも背はそんなに高くちゃだめ。166cmくらい。って具体的すぎるw)にやってもらいたい。(つーか実写化はされてるのかな?)決して筋肉のない細身の人や(細マッチョもNG)イケメン俳優、若手俳優には演じてもらいたくないです。泥臭い人が良さそう!(決してリアルの社長さんがそうだとかいうわけでなく。この小説の主人公はそういう人がいい!って話です。)
でもって、そのB社の社長兼PTA会長にたてつく嫌味なオバハンの子供はぐれるだろうなぁと予想されますw本の中では若干ぐれかけてたし。
話を戻して。
結局地道な聞き取り作業のおかげで、A会社の非を発見、さらに隠蔽工作もされてたとあり、大問題になって、B社に非がないことが明らかになって終了。
ラストの方の場面はジーンとしたり、大企業の対応に呆れたり。
切なかったのは、被害者の旦那さんがB社にやってきて、葬式の時に浴びせた暴言が間違ってたことを謝るとき。
大企業に、というより警察に怒りが湧きました。
警察は大企業の検査を信じて(この時から隠蔽工作がされてた)B社の整備不良が原因と決め付けてました。必死に粗探しするんだけど、B社の整備は他の会社より優秀なくらい。行き詰まってた時に、B社の社長が集めてきた資料により、A社の非に気づいた。
捜査方針の変更の話し合いがなされる時に「今更方針変更なんてできるかよ、プライドもてよ」みたいな警察がいてヽ(`Д´#)ノ ムキー!!お前らどこ見て捜査してるんだい?!と怒りながら読みすすめましたとも!
操作の方向を固める、というのは先入観を抱くことになるし、そんなんで事実をしっかり見極められるものだろうか、と思う。方針決めなければ動きようがなのかもしれないけれど、それがずれてたり間違ってることに気づいたら、正しい方向に修正するのが普通じゃないか?
真実より自分のプライドを守ろうとする警察官は読んでてムカつきましたね。警察のせいで、一会社が潰れかけ、実際潰れたときは、社長一家だけでなく、社員も社員の家族も大変なことになる。そのことに気づいてない。気づいても「自業自得だろ」的な態度が・・・
こういうの読んでると、裁判所や警察は真実をつきとめる機関ではないのだな、と悟らされます。
あ、そうそう、で、被害者のB社への謝罪のことに戻るんだけどね。
遺族の方はそれまでずっとB社が悪いと思っていて、それで心の向きも決まったかもしれない。それがあとになって「いえ、違います。悪いのはA社であって、B社ではなかったです」と気づいて、今まで憎く思ってたB社へ謝罪に出向く。
奥さん亡くしてるんだよ?子供は母の死を受け止めるには小さく、その子と二人、喪失感にくれながら生活してるんだよ?そういう人に謝罪なんてさせるな!!
って気持ちになりました。冤罪がひどい理由はこれもある。あとになって「犯人は違う人でした」で遺族が納得できるものだろうか。長くなればなるほど、犯人は突き止め難く、真相は遠くなる。残るは被害者ばかりではないですか。切なすぎる。
長くなりましたが、それだけいろいろ感じさせられる本でした。お勧めです。