昨日のセール、限定5点のものがせっかく買い物かごに入ったのにエラーが出て買えませんでした。なんか、買い物かごを複数開いての購入はできない(その商品しかやってないのに。他は購入ページさえ開いてなかった)とか、すでに購入している可能性もあるからやりなおせとか。結局買えてなかったし変えませんでしたけど。何あのエラー。ヽ(`Д´)ノプンプン
気持ち切り替えて。昨日すごーく久しぶりに映画館にて映画見てきました。
【送料無料】おおかみこどもの雨と雪 [ 細田守 ]
ウィンドウショッピング中にポスターでみかけて気になったので見に行きました。
期待、全然してなかったんだけど。
これ、すごく良かったです。
以下、感想ネタバレ含みます。
娘(雪)のナレーションから始まります。
親のはながおおかみおとこであるお父さんと出会うシーンから。
ゆっくりと距離を縮めていくのが良かったです。恋心も見れるし。ほのぼのした感じで、ほっこり幸せな気分になれます。
子供が出来たとわかった瞬間の喜びがまた素敵で。
子供がすごくかわいいんだけど、父親のおおかみおとこが死んだシーンはすごく切なかった。そこからの母親のはなの苦労といったら。。。おおかみおとこの子故に、人間の病院にいくか、獣医にいくか迷ったあげく、どちらにも電話できいて対処とか。大変ななかに不思議さやおかしさも入ってます。が、はなとしてはすごく迷ったよなぁ、あれは。としみじみ感じさせられます。
子供が小さいうちは人間だけでも大変なのに、はしゃいで狼の姿(完全狼ではないんだけど、髪の毛が人間のまんまw)になって四本足で走り回ったり遠吠えしたり。
ほんとーに自由奔放でかわいいんだけど、狭いアパート暮らしなのでご近所・大家さんからの苦情がね。。。そうだろうなぁとか思ってしまう感じでした。
そんな中、はなは子供たちを自由に、人間としても狼としても、どちらでも生きられるよう田舎に引っ越します。廃屋のようなところを借りて、一人で修繕して、畑も作って。気難しい近所の人達とも頑張って交流しようとして。
大変なんだけど、ここでも子供たちのむじゃきさはかわいくて。
姉の雪はすごく自由気ままでかわいいんだけど、強気すぎて困るところも。弟の雨はおとなしくて引っ込み思案で。狼らしさがない子供で、それもまたかわいかった。お父さんの姿に似てるんだよね。
二人が成長するにつれ、小学校に入り、問題も起き、それでも日々成長していく姿に泣けました。人間社会に入り、人間を一層意識するようになった姉の雪とは対象に、雨は人になじめず、動物の世界の方へ入っていきます。
その際の姉と弟の葛藤(戦いというよりあれは葛藤だと思うな)がすごかったです。と、同時にすごく悲しくて。どちらが悪いというわけじゃない。生き方の違いが大きくでた感じです。
はなも二人に挟まれてすごく悩みます。雪が人間社会に馴染んだ分、はなは人間よりになったのかな。(考え方が。)雨が狼として生きていくと決めた時、はなはとめるんです。森へ行ってはだめ、と。でも雨としては、いろいろ教えてくれた狐の師匠が負傷により森をおさめられなくなるとなった時、代わりが絶対必要だ、と意志を固く決めて、狼として生きていくことを決めるんです。
はなは狼としては壮年でも、人間としてはまだまだ子供ととめるのだけど、雨の意思が強く。母がとめるも、森へ行きます。振り返らずに一心に山を登る雨。
いただきで遠吠えをした時、はなは雨の旅立ちを見、生きて、と伝えます。すごく悲しくて、切なくて、それでも親離れ子離れしたシーンが素敵で、思わず涙がこぼれました。(子供はいないが親の気持ちw)
ほかでもすすり泣きの声が聞こえて、「うんうん、いいよね、悲しいけど素敵だよね」とか心で頷きつつ涙を拭くのでした。
はなの、苦しい時も笑う強さが、雪にもあるところも心打たれましたけどね。
雨が小さい頃から弱いイメージがあった分、旅立ちのときの強さが際立った気がします。
雪が今まで強かった分、狼と人間とのあいだで揺れ動き、弟の狼になる決心に戸惑うシーンが心にぐっときました。
そんな中で、はなが一生懸命子供のことを考え、なんとか生きていくシーンに感動しました。
想像以上に良い映画でしたので、また見に行きたいです。
あ、でもこれから見に行かれる方は、あまり期待せずに行くことをおすすめします。これ(映画の感想)ばかりは人によると思うので。
いい映画を見れて、良かったです。
本も読みたいな。