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2013.08.26
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カテゴリ:読んだ本

あえて本の名前はかかない。感想も書くかすごく悩んだ。

ただ、吐き出したい気分になったので本の名前を伏せて感想かこうと思う。

 

あちこちのレビューで両極端な評価を受けた本。たしかに。高評価な人も低評価の人も「人には薦められない」と同じ感想を述べたのが印象的。

リアルではちょっとこれは感想を口にしにくいし、なんとなく感想に熱が入るのもわかるわー。

自分の読後感はそんなに悪くなかったかも。曖昧に感じた部分も多かったけど。

いろんなひとが「最後の最後で良心みたいなもん出すな」って感想に書いてたけど、あれは「良心」なんだろうか。本人の言葉でなく、そのまわりにいる人間(しかもその自分物に情があり恩がある人間)なので、私はそういう捉え方はしっくりこないかな。最初その感想読んだときはなるほど、とか思ったけど。

でもそんな軽い感情ではない気がする。

どなたかが書いていた「儀式」のようなもののほうが近いような。

読んでいて、数篇救いのようなものを感じた作品があったけど、単独でみたら救いなんてどこにもなかったということに気づいたとき、この作品に飲まれてるな、ということに気づいた。

 

全体的に目が離せなくなるような、かといってずっと直視するのもきついような、そんな作品でした。

二作目の罪を告白して死んでくシーンは正直感情が揺さぶられましたよ。あの涙の清いこと。その分悲劇さも増す気がします。

胸糞悪くなる設定ではありましたが、それでも何度も何度も読み返してしまいました。

外出時には完全に頭から離したいものの、家の中でどっぷり作品に浸るのもよいかもしれませんね。(って良くないと思うけどー。)

 

すでに読んでる人にはわかるんじゃないかなってゆー感想でした。

第二話の他に第四話と第六話が好きでした。救いはないですけどね。(あるように感じてしまったけどさ。)






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最終更新日  2013.08.26 20:42:03
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