|
カテゴリ:キルスティン・ダンスト
『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』を 読みまった これはソフィア・コッポラさんが映画化した 『ヴァージン・スーサイズ』の原作。 解説を読む限りでは この本が発売された当初は、話題沸騰となり、 数々の賞も受賞した作品らしい。 たしかに・・・ センセーショナル、ですよね ヴァージン・スーサイズの世界観が もともと好きだったので読んでみたんですけど 案外、映画とずれてない内容、ですね。 雰囲気、とか。 ソフィアさんは、けっこう、原作に忠実に作ったんだなぁ~と感じました。 五人姉妹の不思議っぷり、が たっぷりだったし。 (以下ネタばれを含みます これから原作を読む、って方は読まないでくださいね) もちろん、原作と映画では違うところが ちょこちょこありました。 映画ではラックスがトリップとデートしたあと 校庭(?)に一人取り残されて、朝方一人で帰るシーンが ありましたけど、 原作では、2時間くらいで帰宅したもよう。 もちろん、トリップには置いてかれた(ほっとかれた?)みたいですけど・・・ 朝方に一人で目覚めて帰るほうが 物悲しさが増殖されるだろう、っていうソフィアの演出でしょうか。 あと、もっとショッキングだったのは、 最後の自殺事件のあと、実はメアリーは死んでなかった、ってこと オーブンに頭を突っ込んで自殺を図ったメアリー。 どんな風な状態で生き延びてしまったんでしょ・・・ オーブンに頭+上半身を突っ込む、ってことは・・・ 火傷・・・してんですよね・・・ ・・・ 顔面一帯がただれたり、ぐじゅぐじゅしてたりしたんでしょうか・・・壊死したりとか・・・ 想像するととってもショッキング・・・ でも二週間で退院できた、ってことは それなりの火傷だったんでしょうかね・・・ まぁ、火傷の程度はともかく、 その後まもなく、メアリーは再度自殺を図り、 その時は失敗することなく成し遂げます あぁ、切ない。 ここまで来ると、もうなんとも言えない 映画祭での2ショット。雰囲気違いますね。 最初に死んだセシリアを除く、残りの4人が 自殺後に解剖された、というのも もちろん映画ではカットされてる内容。 うぅ・・・美しい4人の少女が、死後 解剖に回される、というのも切ない話ですね・・・ 結局、五人姉妹が自殺に至った理由は 定かにはなっていません。 (なるはずもないのですが)。 でも小説中では、ラックスに躁鬱の傾向があるような記載も 一部ありまった。 セシリアの死が、残り4姉妹をストレス障害へと導いたのでしょか・・・ それとも、セシリアの死が無かったとしても やはり彼女らは 全員 死ぬ運命だったのかな・・・ そうそう話はちょいと変わって、 解説の最後で、本作の映画についてのコメントがあり、 『姉妹の中心を成す四女ラックスが、ジョディ・フォスターの再来というべき天才少女キルステン・ダンストによってみごとに演じられている』 って書いてあるんですよーーー ジョディー・フォスターの再来 ・・・初めて聞いた・・・ そんなふうに言われてたのか・・・ ふむふむ・・・ファンとしては、嬉しい限り、だなヽ(´ー`)ノ とにかく奥深い作品です。一読の価値・・・あるかも。 物悲しくなりますが(T-T) 読んでくれてありがとう。 よかったらポチッとしてちょん*・゜(゚∀゚)゚・* お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.22 23:26:43
コメント(0) | コメントを書く
[キルスティン・ダンスト] カテゴリの最新記事
|
|