新型インフルエンザ予防接種
心疾患のある娘ですが、手帳を持っていないという理由で基礎疾患有の優先順位に入れませんでした。健常児とうちの娘が、同じ一括りにされるのはどうなんだろう、とこの何ヶ月かはずっと、気持がくすぶっていました。県内の何箇所の小児科に電話をしたかわかりません。私の住んでいる地域では、ニュースでは12月4日から幼児の接種が開始、と言われていたけど、どの小児科に問い合わせても、接種の目途がたたない、との事でした。娘のかかりつけ医でも、今日現在でもまだ予約すら受け付けていません。一方で、兄の4人の子供は「ワクチンがあまったから」と1週間前に突然電話をもらい優先順位が後の小学生の子まで接種をしてもらえたり。ちなみにその小児科にも接種を依頼しましたが、「普段通院してもらっていないから」と断られました。通院していないのは、そこの先生が心臓専門医ではないからで、予防接種や軽い風邪のときは、そこで受診していたこともあったのですが。そんな中、ある診療所が救済をしてくれました。「基礎疾患があっても優先順位に入れなかった子供は救済すべきである」と言ってくれたんです。それで今日接種ができました。感謝、感謝です。診療所の先生、看護師の方、本当にありがとうございました。そしてもう一人、感謝すべき人がいます。娘のいとこのDくん。Dくんの兄であるKくんは、基礎疾患があり5日に接種予定でした。しかしながら、それを待たず感染してしまいその分のワクチンが余ってしまいました。その余ったワクチンは、元々Kくんの物だったのですから、先生は弟であるDくんに接種をしようとしました。するとDくんは、「俺はいい。●●(娘)に接種してあげて」と言ってくれたんです。小学2年生ですよ・・・・。娘に心疾患があるが、優先順位に入れなかったことを兄づてに聞いていたのでしょう。そのワクチンは遠慮し、Dくんに接種をしてもらいましたが、その優しさに涙が出ました。ありがとう。